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  • 基礎生物学研究所 / プレスリリース概要 - カブトムシの角(ツノ)にオスとメスとの違いが現れる時期の特定に成功

    基礎生物学研究所の森田慎一研究員と新美輝幸教授らの共同研究チームは、カブトムシのメスをオスにする遺伝子を同定することで、角の性差(オスとメスの違い)が現れる時期の特定に成功しました。 カブトムシのオスは立派な角を持ちますが、その角を作るための遺伝子が働き始める時期の詳細は不明でした。今回研究チームは、土を使わずに試験管内でカブトムシ幼虫を観察する方法を確立し、角形成に重要な前蛹と呼ばれる時期に見られる特徴的な行動として「首振り行動」を見出しました。また、カブトムシの性を決める遺伝子transformerを特定しました(transformer遺伝子が働いた個体はメスになり、働かない個体はオスになります)。メスの幼虫において、この遺伝子の機能を完全に抑制すると、メス化が阻害されオスと同様に角が形成されます(図参照)。この現象と試験管内観察法を利用して、角が形成されると予測される前蛹期前後の様々

    基礎生物学研究所 / プレスリリース概要 - カブトムシの角(ツノ)にオスとメスとの違いが現れる時期の特定に成功
  • 基礎生物学研究所 / プレスリリース概要 - ホタルのゲノム解読に成功 〜ホタルの光の遺伝子の進化が明らかに〜

    基礎生物学研究所の重信秀治特任准教授と中部大学の大場裕一准教授、別所学博士らの研究グループは「ヘイケボタル」のゲノムの解読に成功しました。また米国マサチューセッツ工科大学(MIT)と共同で、米国産ホタル「フォティヌス・ピラリス」のゲノムも解読しました。両者のゲノムを比較することにより、ホタルの仲間がどのように光る能力を手に入れたのか、その歴史の詳細が初めて明らかになりました。ホタルの発光は、ルシフェラーゼと呼ばれる酵素とルシフェリンと呼ばれる基質が反応することによって光を発生することが知られています。今回の研究により、進化の過程でホタルがどのようにして発光に必要なルシフェラーゼ遺伝子を獲得したのかが判明しました。 光らない生物でも普遍的に持っている、アシルCoA合成酵素と呼ばれる脂肪酸代謝酵素の遺伝子が進化の過程で何度も重複を起こして複数のコピーが存在するようになり、そのひとつが発光活性を

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  • 基礎生物学研究所 / プレスリリース概要 - テントウムシの多様な斑紋を決定する遺伝子の特定に成功

    基礎生物学研究所 進化発生研究部門の安藤俊哉助教と新美輝幸教授らの共同研究チームは、テントウムシの多様な翅の斑紋(模様)を決定する遺伝子の特定に成功しました。 ナミテントウの前翅には、同種でありながら200以上もの異なる斑紋が存在します。この斑紋の多様性は、遺伝の様式から、一つの遺伝子によってもたらされることが古くから知られていましたが、具体的な遺伝子の実体および斑紋形成メカニズムは全く不明でした。共同研究チームは、ナミテントウのゲノム解読などを行い、斑紋のパターンを決定する遺伝子がパニア(pannier)と呼ばれる遺伝子であることを特定しました。テントウムシの斑紋は、主に黒色と赤色のパターンとして作られますが、この遺伝子は、前翅がつくられる過程の、蛹の中期のステージにおいて黒色色素形成領域で働き、黒色色素(メラニン)の合成を促すと同時に赤色色素(カロテノイド)の沈着を抑制する機能をもつ

    基礎生物学研究所 / プレスリリース概要 - テントウムシの多様な斑紋を決定する遺伝子の特定に成功
    mikawa_1964
    mikawa_1964 2018/09/21
    基礎生物学研究所のプレスリリース。
  • 基礎生物学研究所 / プレスリリース概要 - テントウムシの卵巣移植および卵巣凍結保存に成功

    基礎生物学研究所 進化発生研究部門の川口はるか特任研究員と新美輝幸教授の研究グループは、テントウムシの卵巣移植技術を開発し、テントウムシ卵巣の凍結保存に初めて成功しました。米粒ほどの大きさのテントウムシの幼虫から卵巣を取り出し、凍結保護剤で処理した後に液体窒素中で凍結保存することが可能となりました。凍結保存した卵巣は、解凍後に別の幼虫の体内に移植することで、凍結卵巣由来の子孫を残すことが出来るようになりました。 昆虫での卵巣移植および卵巣凍結保存の成功は、比較的大きな卵巣を持つカイコなどに続く成功例となります。技術により、より多様な昆虫の生物遺伝資源の安定した保存につながることが期待されます。研究成果はJournal of Insect Biotechnology and Sericology に2018年7月13日に掲載されました。

    基礎生物学研究所 / プレスリリース概要 - テントウムシの卵巣移植および卵巣凍結保存に成功
    mikawa_1964
    mikawa_1964 2018/07/13
    「本技術により、より多様な昆虫の生物遺伝資源の安定した保存につながることが期待されます」
  • 基礎生物学研究所 / お知らせ - 大隅良典名誉教授のノーベル賞受賞決定を受けて、元基礎生物学研究所長・元岡崎国立共同研究機構長 毛利秀雄名誉教授の寄稿を掲載いたします

    Home > ニュース > 大隅良典名誉教授のノーベル賞受賞決定を受けて、元基礎生物学研究所長・元岡崎国立共同研究機構長 毛利秀雄名誉教授の寄稿を掲載いたします 隣のおじさん-大隅良典君(ノーベル生理学・医学賞の受賞を祝して) 私が東京大学教養学部の助教授になりたての頃、同じフロアーで生化学の権威であった今堀和友先生の研究室に入ったばかりの卒研生が、バランスのとり方が悪くて生物学教室の冷却遠心機のローターを飛ばしました。それが大器晩成の人、ノーベル賞受賞者・大隅良典君との最初の出会いです。彼は教養学部の理科系のシニア学科として、数学から地学まで幅広いバックグラウンドをもった人物を育てることを目的とした基礎科学科の第二期生で、同学科の神代時代の秀才の一人です。奥さんの萬里子さんも同じ研究室だったので、当時見かけたことがありました。 大学院時代、ポスドク時代は離れていたのでよく知りません。ロッ

    基礎生物学研究所 / お知らせ - 大隅良典名誉教授のノーベル賞受賞決定を受けて、元基礎生物学研究所長・元岡崎国立共同研究機構長 毛利秀雄名誉教授の寄稿を掲載いたします
    mikawa_1964
    mikawa_1964 2016/10/07
    素敵な文章。読んでてほっこりした。
  • 基礎生物学研究所 一般公開 2016

    「エピジェネティクス~何のしるし? ゲノムにつけられた”DNAメチル化”の意味」鈴木 美穂(形態形成研究部門)

    mikawa_1964
    mikawa_1964 2016/10/04
    10月8日(土)。最寄駅は名鉄名古屋本線東岡崎駅。大隅先生がかつて在籍したので、オートファジー関連の展示があるかも(急いで準備中?)。
  • 基礎生物学研究所 / プレスリリース概要 - 油脂合成に関わる遺伝子の発現時期をコントロールすることで種の油を増やすことに成功

    植物由来の油は用、工業用として世界中で、幅広く利用されています。近年では、環境に配慮したバイオ燃料やバイオプラステックの原料としても注目を集め、植物油脂の需要は年々拡大しています。油を搾る目的で栽培される多くの油糧作物は種子に油を蓄積するため、種子中の油脂含量を高めることが求められています。今回、基礎生物学研究所の金井雅武研究員、真野昌二助教および西村幹夫特任教授らの研究グループは、種子での油脂合成に関わる遺伝子をより長い期間働かせることで、種子内により多くの油を蓄積させることに成功しました。この成果は植物科学専門誌Plant Biotechnology Journal 2015年10月26日にオンライン公開されました。 油脂合成期を延長させた種子 左より研究グループの真野昌二助教、金井雅武研究員、西村幹夫特任教授

    基礎生物学研究所 / プレスリリース概要 - 油脂合成に関わる遺伝子の発現時期をコントロールすることで種の油を増やすことに成功
    mikawa_1964
    mikawa_1964 2015/11/13
    基礎生物学研究所のプレスリリース。
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