ラノベの売れかたには、いくつかのパターンがあります。 A.1巻から爆発的に売れる。 B.そこそこ売れる。 C.1巻だけは売れる。 D.ずっと売れない。 一般にいって、わかりやすい指標としては「アニメ化している作品は売れている」というものですね。 でも業界内部ではもうすこし細かい区別があったりします。 その指標となるのが「重版」の版数です。巻の後ろのあたりの奥付に版数が書いてあります。その版数とは、本を追加で印刷した回数のことです。 本は最初に万の単位で刷りまして、そのあと、売れ行きをみながら、追加で数千部単位で刷ってゆきます。 追加が出るというのは、予想を超えたということで、けっこう凄いことだったりします。 そこの版数が10版とか20版とか書いてあったら、まずAです。 Bは爆発的ヒットではないが、じわじわと人気があがってゆくケース。 Cは1巻のみ重版がかかるケース。1巻は面白そうだったので