2012/7/127:19 Zeroの記憶。 Fate/Zeroの打ち上げに出席してきた。 遂にこの日が来てしまったんだ。 僕にとって打ち上げが意味するものは、別れだ。 座組み。作品。役。 その全てと。 一時的かどうかは未来になってみないと分からない。 こんな日、一生来なければいい。 打ち上げの予定を聞いた時、そう、思った。 スピーチをさせて頂いた時に、鮮明に思い出していた事がある。 もう、6~7年前の事。 サウンドドラマを収録している時のちょっとした空き時間。 僕はロビーで、セイバーこと川澄綾子さんと話をした。 この時既に、セイバーと数年の歳月を過ごしていた川澄さんは僕に、 Fateという作品の事、セイバーへの思い、そして始まったばかりの「Zero」 への情熱を聞かせてくれた。 初めて参加する作品と、名優揃いの香盤に緊張していたけれど、 「僕はジルと添い遂げる」 という、ある種の「覚悟」