投資会社ソフトバンクグループ(株)(SBG)の2022年4~6月期決算(国際会計基準)は、純損益が3兆1,627億円の赤字となった。同社の四半期決算では過去最大の赤字で、国内の上場会社としても過去最大規模だ。人員削減やグループ企業の売却など大リストラに乗り出す。SBGは浮上できるか? 孫氏が大抜擢した若手も去った ミスラ氏が立ち上げるファンドにアクシェイ・ナヘタ氏が合流するという。これには驚いた。アナリストたちが、孫氏の後継者として注目したのが、旧ドイツ銀行出身で40歳そこそこのナヘタ氏だったからだ。インド・ムンバイ出身、米マサチューセッツ工科大学で電子工学とコンピューターサイエンスの修士号を取得、ドイツ銀行に在籍。17年SBGに転じ、孫氏の投資戦略アドバイザーとなった。 「AI革命を支援する投資会社なのに、上場会社は(投資の)対象外だなんて、誰が決めたんだと。私は上場しようがしていまいが