I2C接続 最近、I2C接続のデバイスが増えてきました。I2C は電源を除けば、2本の信号だけで、複数のデバイスを接続可能です。センサー、表示器、時計、記憶、を I2C接続するとデータロガーの要素がそろいます。 I2C接続 I2C は2本の信号 SDA(データ信号) と SCL(クロック信号)で接続するシリアル通信の1種です。この信号線に複数のモジュールを接続し、デバイスのアドレスにより切り替えて送受信可能です。 SDAとSCLの端子は ラインのどこか1箇所で 抵抗による電圧VCCへの「プルアップ(吊り上げ)」が必要です。Arduino UNO では SCL にはA5、SDA には A4 端子を接続します。 接続の仕組み 通常、ディジタル信号線には、一つの出力端子しか接続できません。 下図はディジタル出力端子の概念図です。左図で上下の素子 Q1,Q2 はトランジスタです。Q1 がオンで、Q