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脳と考察に関するmillionbankのブックマーク (2)

  • 知覚の限界 : 希望の星は消えない

    ――兵藤一夫『唯識ということ:唯識二十論を読む』9頁〜―― 私たちは五感によってその瞬間瞬間の外界の現実を知覚していると考えてい ますが、外界の対象の発する刺激は対象と私たちの感官の距離と種類(光や 音など)によってその到達時間が異なるため、実際はばらばらの時間帯に存 在する諸対象を刺激の到達した瞬間の現実として心で再構成して知覚してい ます。 例えば、「山に沈む夕陽の中を烏が飛んでいるのを私は子供の手を引きなが ら見ている」瞬間を取り出すとします。その瞬間の夕陽、山、烏などの姿形 は、それぞれの対象から私の眼に光が到達するのに時間が要しますから、厳 密に言えば、知覚の瞬間と同じ瞬間のものではありません。夕陽、山、烏ま での距離がそれぞれ1億5千万Km、3Km、0.3Kmとすれば、光の速度は毎 秒30万Kmですから、夕陽は500秒前のもの、山は10万分の1秒前、烏は 100万分の1秒前のも

    知覚の限界 : 希望の星は消えない
  • 人とロボットの秘密:まえがき 自分と同じものをつくりたい業(ごう) - ITmedia News

    ロボット工学を「究極の人間学」として問い直し、最前線の研究者6人にインタビューした書籍「人とロボットの秘密」(堀田純司著、講談社)を、連載形式で全文掲載します。 人間の振る舞いを、機械でシミュレートする。人型の機械、ヒューマノイドの実現は、現代科学のロマンのひとつであり、前世紀より数多くの優れた才能が、このロマンに挑戦してきた。しかしその営みは、ほどなく壁にぶつかることになる。 考えてみれば、人間をシミュレートするためには「そもそも人間がどのように動いているか」を理解している必要があった。その知識がないままに人間を再現しようとしても、できるはずがなかったのである。 書は日が世界に先駆けてユニークな成果をあげている分野、ロボット工学を取り上げるルポルタージュだが、「科学の最先端をレポートする」といったテーマではない。そうではなく、最先端のロボット工学がつきつける「人間観」を主題にしている

    人とロボットの秘密:まえがき 自分と同じものをつくりたい業(ごう) - ITmedia News
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