今日は、文部科学省研究振興局の学術基盤室にお邪魔した。 まず、小生が訪問趣旨を説明。 山形大学は学生数が約9000人の中規模国立大学である。 この数年間、電子ジャーナルの経費について、本学学内では多くの議論がでている。 すなわち、大学全体の予算は減少しているのに、電子ジャーナルの経費だけが毎年5~10%増加している。来年度は8000万円を超える額になる。これは、本学の物件費の1.3%を占める金額である。教員ひとり当たりにすると、年間10万円の出費になっている。研究費がますます少なくなる現状で、教員の不満も蓄積している。 山形大学としては、電子ジャーナルの購読価格は、支出許容額を大きく超えており、近いうちに電子ジャーナルの購読を停止することになる。他の中小規模の国立大学でも同様の状況にあると推測される。 多くの国立大学で電子ジャーナル購読を停止しなくてはならない状況は、国としてもゆゆしき問題