2023年3月15日、東京都荒川区が、2022年(令和4)年度荒川区議会定例会・2月会議において「荒川区豊かな心を育む読書のまちづくり条例」が議決されたことを発表しました。 同区では2018年に「読書を愛するまち・あらかわ」が宣言され、街なか図書館の開設や家読(うちどく)の推進などの取組が行われてきました。新たな条例は、宣言の理念をより一層深めるとともに、区民や事業者の読書活動に関する取組を促進し、地域が一体となって、あらゆる世代が生涯にわたり豊かな心を育む読書のまちづくりを推進していくために制定されたとあります。 図書館、地域、幼稚園・保育所等、学校ごとに今後の主な取組が掲げられています。条例は2023(令和5)年4月1日から施行されます。 「荒川区豊かな心を育む読書のまちづくり条例」が議決されました~「読書を愛するまち・あらかわ」の新たなステージへ~(荒川区,2023/3/15) ht
2023年3月28日、子どもの読書活動の推進に関する法律(平成13年法律第154号)に基づき、第五次「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」が閣議決定されました。 第五次「子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画」について(文部科学省,2023/3/28) https://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/nc/mext_00072.html 子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画 [PDF:41ページ] https://www.mext.go.jp/content/20230327mxt-chisui01-100316_01.pdf 第五次子どもの読書活動の推進に関する基本的な計画 [PDF:4ページ] https://www.mext.go.jp/content/20230327mxt-chisui01-100316_02.pdf 参考: 文部科学
2023年3月22日、Springer Nature社が、全てのジャーナルと単行書に同一のデータポリシーを適用すると発表しました。 同社は、データ共有を容易にし、オープンサイエンスの進展に貢献するため、全てのジャーナルにおいてデータの利用可能性に関するステートメント“Data Availability Statement(DAS)”を義務付け、単行書においてもジャーナルと同一のデータポリシーを導入すると述べています。ジャーナルには、段階的にポリシーの適用を行うとしています。 Springer Nature makes data sharing easier with single data policy across all journals and books(Springer Nature, 2023/3/22) https://group.springernature.com/gp/
2023年3月24日、文部科学省が、「オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方について(審議まとめ)」を公開しました。 科学技術・学術審議会情報委員会オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方検討部会により取りまとめられた資料です。「デジタル・ライブラリー」を、大学図書館のあるべき姿として、2030年度を目途に実現させるものと位置づけ、コンテンツとそれに関わるサービス、サービス環境、人材育成・確保、大学図書館間やほかの学術情報提供機関との連携の4側面から具体的方策の検討が行われています。 新着情報 最新1か月分の一覧(文部科学省) https://www.mext.go.jp/b_menu/news/index.html ※2023年3月24日付で「オープンサイエンス時代における大学図書館の在り方について(審議まとめ)」が掲載されています。 オープンサイエンス時代における大学
2023年3月23日、淡路市(兵庫県)の公式YouTubeチャンネルで、淡路市立図書館の利用促進のためのPV動画が公開されました 。 同館のマスコットキャラクターである「ラブック」をモチーフとし、「淡路市立図書館パートナーの会」と協働でPV動画を制作したとしています。また、併せてメイキング動画も公開されています。 淡路市立図書館キャラ&ソングでPR(YouTube, 2023/3/23) https://www.youtube.com/watch?v=JEubnhEm-l0 淡路市立図書館キャラ&ソングでPR(メイキング動画)(YouTube, 2023/3/23) https://www.youtube.com/watch?v=4coAKxGlhhA 淡路市立図書館 https://www.awajilibrary.jp/ ※トップページに動画へのリンクがあります。 参考: CA2021
2023年3月27日、東京都が、都立図書館名誉館長に教育評論家で法政大学名誉教授の尾木直樹氏が就任すると発表しました。 発表によると、尾木氏は4月1日から就任予定で、同館の利用促進に向けたPRやサービスの向上、子供読書活動の推進に向けた取組等について助言してもらうとしています。 都立図書館名誉館長に尾木直樹氏が就任します(東京都教育委員会, 2023/3/27) https://www.kyoiku.metro.tokyo.lg.jp/press/press_release/2023/release20230327_02.html 参考: 佐賀県伊万里市、片山善博氏に伊万里市民図書館名誉館長を委嘱 [2016年08月03日] https://current.ndl.go.jp/car/32230
カナダ・アルバータ大学図書館が刊行するオープンアクセス誌EBLIP(Evidence Based Library and Information Practice)の第18巻第1号に、“Public Libraries and Health Promotion Partnerships: Needs and Opportunities”が掲載されています。著者は米・ノースカロライナ大学グリーンズボロー校のNoah Lenstra氏とJoanne Roberts氏です。 近年、北米の公共図書館では、ヘルスワーカーやソーシャルワーカーなどのパートナーと連携して利用者にエッセンシャルヘルスケアサービスを提供するようになってきているものの、パートナーシップの範囲やニーズについてはあまり知られていないとし、論文では公共図書館が関与する健康増進パートナーシップには、どのようなニーズと機会があるのかにつ
2023年3月24日、福島県須賀川市が、特撮文化振興基本方針を策定し、公表しました。 同方針では、特撮資料の収集・保存、特撮文化の継承、特撮文化の発信、公民学の連携、地域振興、人材育成の6つを柱として、特撮文化の保存に取り組むとしています。 須賀川市特撮文化振興基本方針(須賀川市, 2023/3/24) https://www.city.sukagawa.fukushima.jp/bunka_sports/bunka_geijyutsu/1013434/1013925.html 須賀川市特撮文化振興基本方針 [PDF : 12.1MB] https://www.city.sukagawa.fukushima.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/013/925/kannseiban.pdf 参考: E2342 – 須賀川特撮アーカイブセンタ
2023年3月30日、大阪府豊中市が「豊中市立図書館みらいプラン」を策定し、公表しました。 同プランは、2021年2月に策定した「(仮称)中央図書館基本構想」に基づき、同市立図書館の基本方針等の関連内容を具現化し、新たな図書館サービス網の構築をめざすものであるとしています。同プランでは、(仮称)中央図書館の候補地を3か所提示し、将来にわたり持続可能な図書館サービスの新たな展開として10項目を挙げています。また、2023年度以降、(仮称)中央図書館の計画地を選定するとしています。 「豊中市立図書館みらいプラン」を策定しました(豊中市, 2023/3/30) https://www.city.toyonaka.osaka.jp/jinken_gakushu/toshokan/tosyokan_mirai_plan.html 豊中市立図書館みらいプラン【本編】 [PDF : 5.8MB] htt
2023年3月22日、ドイツ国立科学技術図書館(TIB)が、オープンアクセス単行書の出版に関するポジションペーパー“Diamond & Fair: Positionspapier der TU9-Bibliotheken zu Open-Access-Büchern”を公開したことを発表しました。 発表によると、ドイツの工科大学が構成する“TU9”の図書館とTIBが作成したものです。ポジションペーパーでは、学術書のOAへの支持を表明しており、学術出版の多様性を担保する上で重要な手法としてダイヤモンドOAを挙げていると述べています。 また、学術主導のOA単行書出版を推奨しており、学術図書館とインフラ機関向けに5つの推奨事項を示しているとしています。 Five recommendations for publishing Open Access books(TIB, 2023/3/22) ht
2023年3月31日刊行の鈴鹿工業高等専門学校(三重県)の紀要第56号に、論文「図書館における返却遅れを減らす試み-Microsoft Teamsを活用したナッジによる延滞図書の督促-」が掲載されています。 多くの公立図書館や大学附属図書館等と同様に、同校でも資料の延滞が問題となっているとし、2022年度に学内に導入されたMicrosoft Teamsを活用し、行動経済学のナッジ理論を用いて延滞者の心理に働きかける方法で返却遅れを減らす試みについて検証されています。 結果として、以前行っていた電子メールによる督促に比べ、長期延滞者数を減らすことが確認できたとしています。 平林義彦, 伊藤明. 図書館における返却遅れを減らす試み-Microsoft Teamsを活用したナッジによる延滞図書の督促-. 鈴鹿工業高等専門学校紀要. 2023, (56), p. 7-14. https://www
2023年3月26日、山形市立図書館が、JR山形駅東西自由通路に「本のひろば」を設置しました。 「本のひろば」には、常時100冊近くの本が置かれており、手続き無しで閲覧したり、借りたりできるとしています。一度に2冊まで、2週間借りることができると述べられており、24時間利用可能です。 また、学校の図書委員、山形にゆかりのある作家、近隣住民等、山形の本好きによるおすすめ本の展示コーナーも設けているとあります。 本のひろば(山形市立図書館) https://lib.city.yamagata.yamagata.jp/facility/honnohiroba/ 関連: 令和5年3月23日 市長記者会見(山形市, 2023/3/23) https://www.city.yamagata-yamagata.lg.jp/shiseijoho/shicho/1006793/1009383/1011337
2023年3月23日付のOCLC Researchのブログ“Hanging Together”に、ローカルユーザーに合わせたアイテムの記述を支援する取組に関する記事“Inclusive subject headings: Reducing harm in library discovery”が掲載されました。 記事では、ディスカバリーツール“WorldCat Discovery”の多様性・公平性・包摂性(DEI)への取組の一環として2022年に導入された「ローカルで優先する件名表示」(“locally preferred subjects feature”)について紹介されています。図書館が件名標目をローカル上でマッピングし直してローカルとして優先する件名を表示できるようにするもので、当該図書館の利用者にとってより包摂的な体験を提供するものとあります。 この取組は、図書館やアーカイブズにお
2023年3月19日付のフィリピン政府のニューサイト“Philippine News Agency”(PNA)において、フィリピンで初のオンライン大統領図書館が公開されたことが発表されました。 同国第12代大統領フィデル・V・ラモス氏の功績を称え、同氏の生誕95周年にあたる3月18日にフィリピン国立博物館により公開されたものです。 ラモス元大統領にまつわる1万6,000点超のビデオテープ、1万点超のドキュメント、および2万1,000点超の写真がデジタル化の対象となり、2022年7月31日に死去した同氏の軍人および政治家としての生涯と指導力を記録した主要なリポジトリであるとしています。 1st online presidential library launched in honor of FVR legacy(PNA, 2023/3/19) https://www.pna.gov.ph/a
2023年3月3日付で、ペルー国立図書館(BNP)が、同館が実施している読書推進ツアーに関する記事を掲載していました。 社会貢献のための巡回プラットフォーム(Plataforma Itinerante de Acción Social:PIAS)プロジェクトの河川版第一弾として、船によるアマゾンのコミュニティへの読書推進ツアーが紹介されています。 PIASプロジェクトは農村や僻地の住民の生活の質を向上させることを目的としてBNPが各地を巡回するもので、本の貸出以外に、読書ワークショップや地域のオーラルヒストリーから本を作成するワークショップ等が行われています。スペイン語、アイマラ語、ケチュア語等で書かれた様々なトピックの本で構成されるセット“Libros Viajeros BNP”(BNP Travelling Books)が使用され、これまでにチチカカ湖の島を巡回するツアーが実施されてき
2023年3月27日、滋賀県のウェブサイトにおいて、滋賀県立公文書館が同館の所蔵資料を用いた学習指導案集を作成したことが発表されました。 県政150周年記念事業として、県内小中学校・高等学校の協力を得て作成したとあります。中学校社会科や高校地理歴史科などの学習指導案6本が掲載されており、生徒にとって身近な地域に即した授業の進め方を紹介しているとあります。 指導案集は同館の情報紙『滋賀のアーカイブズ』第13号に掲載されており、同館のウェブサイトからも利用可能です。 【県政150周年記念事業】公文書館所蔵資料を用いた学習指導案集の作成について(滋賀県, 2023/3/27) https://www.pref.shiga.lg.jp/kensei/koho/e-shinbun/oshirase/330885.html 学校連携(滋賀県立公文書館) https://archives.pref.sh
2023年4月1日、東京都足立区が、図書館資料の長期未返却者への督促訪問を行うことを発表しました。 2023年4月から2024年3月まで、返却期限から1ヶ月経過した資料の未返却者に対して訪問員が登録先の住所を訪問し督促するとあります。 図書館資料長期未返却者への訪問を行います(令和5年4月から令和6年3月まで)(足立区, 2023/4/1) https://www.city.adachi.tokyo.jp/toshokan/0504annnai.html 参考: 図書館における返却遅れを減らす試み:Microsoft Teamsを活用したナッジによる延滞図書の督促(文献紹介) [2023年04月04日] https://current.ndl.go.jp/car/179813 福岡県立大学、本を返却しない学生には卒業証書授与を保留する方針 [2009年03月17日] https://cur
2023年3月31日、株式会社カーリルが、学校図書館支援プログラムで提供している学校図書館向けの蔵書検索サービスにChatGPT(OpenAI API)を組み込んだ「蔵書検索サポーター」の実装にあたり、その実証実験を実施することを発表しました。実験に協力できる図書館を募集しています。 「蔵書検索サポーター」は、検索キーワードにヒットする本がなかった場合に、別のキーワードを提案することや、自然文の質問から適切な検索キーワードを提案することを想定しているとしています。 実証実験は、汎用AIの活用にあたっての課題や可能性、プライバシーポリシーの定義などについて議論を深めることと、運用にかかるコストの検証を目的とし、実証実験にかかる費用はすべて同社が負担するとしています。 ChatGPTによる蔵書検索サポーターの実装(協力図書館募集)(カーリルのブログ, 2023/3/31) https://bl
2023年4月5日、茨城大学図書館が、「茨城大学デジタルコレクション」を公開したと発表しました。 これまで同館ウェブサイトや国文学研究資料館のデータベースなどの複数のウェブサイトで公開されてきた、旧制水戸高等学校から引き継いだ資料を含む、同館所蔵の茨城県内に伝わる古文書や古典籍等のデジタルデータが統合されたものとあります。 なお、デジタルコレクションの公開に合わせて画像の使用条件が見直され、画像はクリエイティブ・コモンズ・ライセンスのCC BYで利用可能となっています。 茨城大学デジタルコレクションを公開しました(茨城大学図書館, 2023/4/5) http://www.lib.ibaraki.ac.jp/news/?id=403 茨城大学デジタルコレクション https://digitalcollection.lib.ibaraki.ac.jp/ 画像の使用条件について(茨城大学デジタ
2023年3月22日、金沢市が「金沢市デジタルミュージアム構想」を公開しました。 同構想は、同市が所有する文化的・歴史的資源のデジタルアーカイブ化を推進するとともに、デジタル技術による持続可能で魅力的な発信とオープンデータ化による利活用を促進するもので、2023年度から本格的な整備・構築が進められるとあります。 基本方針として、「文化に触れるきっかけづくり」「新たな価値づくり」「持続可能な仕組みづくり」の3点が掲げられています。また、アーカイブ化の整備にあたっての項目として「所蔵品のデジタル化」「アーカイブシステムの導入」「データ利用のルール化」、ミュージアム構築にあたっての項目として「魅力的な発信の実現」「コンテンツの活用」「持続可能な運営」が挙げられています。 同日付で「かなざわデジタルミュージアム」のデモサイトも公開されています。 新着情報一覧(金沢市) https://www4.c
2023年3月22日、アルゼンチン国立図書館(Biblioteca Nacional Mariano Moreno)が、同国のマルビナス・南極・南大西洋局(La Secretaría de Malvinas, Antártida y Atlántico Sur)と、研究・教育・訓練・助言・共同活動の推進を行うための協力協定に署名したことを発表しました。 この協定により、南極大陸にある同国のカルリーニ基地に同館の文化スペースが設置され、同館の刊行コレクションから1,000点以上の本や資料が設置されるとあります。 同国政府のウェブサイトによると、今後は南極にある同国の他の基地にも同様の取組を拡大することを目指すとしています。南極において図書館が制度化された形で設立されたのは今回が初めてであるとし、協定は単なる図書の輸送にとどまらず、文化活動や研修を生み出す可能性を持って付加価値を与えるものであ
2023年3月16日、カナダ公務員労働組合(Canadian Union of Public Employees:CUPE)が、サスカチュワン州の図書館職員が直面している暴力に関する報告書“TURNING THE PAGE:Library Workplace Violence and Harassment Survey Report”を公開しました。 同州の公共図書館では暴力事件が増加しており、報告書は2022年に実施された同州のCUPE図書館部門の15.5%にあたる101人の図書館職員への調査に基づくものであるとあります。 報告書の概要によると、以下などが判明したとしています。 ・78%が暴言を受けたことがある ・71%が暴力を目撃したことがある ・50%が暴力を受けたことがある ・44%がセクハラを受けたことがある ・40%が身体的危害の脅迫を受けたことがある CUPE release
2023年3月23日、ジャパンサーチが、画像検索に新機能を追加したことを発表しました。 単語や文章を用いて画像検索を行える機能であり、日本語・英語・フランス語・ドイツ語・イタリア語・中国語・韓国語・タイ語等でも検索が可能です。 画像検索に新機能を追加しました(ジャパンサーチ, 2023/3/23) https://jpsearch.go.jp/news/20230323 参考: 国立国会図書館、「次世代デジタルライブラリー」の画像検索に機能追加等を実施 [2023年03月06日] https://current.ndl.go.jp/car/173645 E2317 – ジャパンサーチ正式版の機能紹介 カレントアウェアネス-E No.401 2020.10.29 https://current.ndl.go.jp/e2317
2023年3月30日、米・ジョンズホプキンス大学出版局(JHUP)らが運営する人文・社会科学系の電子資料提供サービスProject MUSEは、参加している出版社と協力し、低所得国向けに一部ジャーナルへの無料アクセス提供プログラムを開始すると発表しました。 約30の出版社による250以上のジャーナルが同プログラムに参加しており、発表時点では19か国に無料アクセスを提供しているとあります。Google Scholarと協力したプログラムであり、対象国のIPアドレスを介して利用者は無料で参加しているジャーナルの閲覧が行えると述べられています。 Project MUSE Journal Publishers Offer Free Access for Low-Income Countries(Project MUSE, 2023/3/30) https://about.muse.jhu.edu/
2023年3月30日、大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE)が「購読モデルからOA出版モデルへの転換を めざして~JUSTICEのOA2020ロードマップ~」を改訂したと発表しました。 2019年の同ロードマップ公表後のJUSTICEの活動内容や情勢の変化を反映させたとしています。日本語版と英語版が公開されています。 JUSTICEのOA2020ロードマップの改訂を行いました。(JUSTICE, 2023/3/30) https://contents.nii.ac.jp/justice/news/20230330 購読モデルからOA出版モデルへの転換をめざして~JUSTICEのOA2020ロードマップ~(2023.2.27改訂) [PDF:505.21KB] https://contents.nii.ac.jp/sites/default/files/justice/2023-03
2023年3月30日、Ithaka S+Rが、報告書“Ithaka S+R US Library Survey 2022”を公開しました。Ithaka S+Rが 3年ごとに実施している、米国の大学図書館指導者層を対象とした意識調査に基づくものです。 報告書によると、全米にある非営利の4年制大学の図書館長等を対象として2022年秋に調査が行われ、対象者全体の42%となる612の回答を得たとあります。今回の調査では、過去の調査項目に加えて、リモート/ハイブリッド学習、人材確保、研究データ管理に関する質問が新たに追加されたほか、オープンアクセスや多様性・公平性・包摂性とアクセシビリティ(DEIA)に関する調査範囲が拡大されたとあります。 主な調査結果として以下などが挙げられています。 ・優先順位は資料収集からサービスへと変化し続けている ・約半数が、図書館の価値提案について大学のリーダーを説得す
2023年3月28日、東京都立図書館が、東京都立図書館ディスカバリーサービスを導入したことを発表しました。 同サービスでは、同館所蔵図書、雑誌、電子書籍、同館が契約するデータベースの一部、インターネット上に公開されている論文などをまとめて検索できるとしています。また、館外から検索する場合に、一部のデータベースについて検索結果に見出し情報が表示されないとしています。 ディスカバリーサービス(東京都立図書館) https://www.library.metro.tokyo.lg.jp/search/service/discovery/ 東京都立図書館ディスカバリーサービス https://search.ebscohost.com/login.aspx?profile=eds-main&group=main&custid=ns241381&authtype=ip,guest 参考: 長崎市立図書
2023年5月27日、学校図書館法公布70周年記念事業運営委員会、学校図書館整備推進会議等の主催により、シンポジウム「学校司書の社会的地位の向上をめざして」が、東京都豊島区の大正大学8号館4階「礼拝ホール」において開催されます。 有識者によるアピール「私たちは学校図書館を応援しています」の発表に続く学校図書館法公布70周年記念事業の第2弾とあります。 参加費は無料で、定員は100人(要事前申込み)です。 主なプログラムは以下の通りです。 ●主催者挨拶 山口寿一氏(運営委員会代表 文字・活字文化推進機構理事長) ●共催者挨拶 高橋秀裕氏(大正大学学長) ●来賓挨拶 藤江陽子氏(文部科学省総合教育政策局局長) ●活動内容の提起 笠浩史氏(学校図書館議員連盟事務局長/衆議院議員) ●基調講演「学校図書館の充実と自治体の責務」 講師:片山善博氏(大正大学特任教授 元総務大臣) ●シンポジウム「学校
2023年3月29日、鳥取県立図書館が、「鳥取県立図書館の目指す図書館像」を改定したことを発表しました。 今回は第3次改訂にあたり、「県民に役立ち、地域に貢献する図書館」というミッションを実現するための4つの柱が設定されています。 お知らせ(鳥取県立図書館) https://www.library.pref.tottori.jp/info/index.html ※2023年3月29日付のお知らせに「令和5年 鳥取県立図書館の目指す図書館像[第次改訂]」とあります。 令和5年 鳥取県立図書館の目指す図書館像[第3次改訂](鳥取県立図書館) https://www.library.pref.tottori.jp/info/post-47.html 鳥取県立図書館の目指す図書館像(第3次改訂)[PDF:26ページ] https://www.library.pref.tottori.jp/abou
2023年3月7日付で、欧州連合出版局(Office of the European Union)が、ラテンアメリカ・カリブ海地域及び欧州連合(EU)のオープンアクセス(OA)に関する研究報告“Open access policies in Latin America, the Caribbean and the European Union: Progress towards a political dialogue”を公開していました。 ラテンアメリカ・カリブ地域(LAC)におけるオープンアクセス・イニシアティブの概要と、アルゼンチン、ブラジル、チリ、コロンビア、コスタリカ、エクアドル、エルサルバドル、メキシコ、パナマ、ウルグアイの10か国とEUに関する機関フレームワーク、OA政策と法的枠組み、OAデジタルプラットフォームについて述べられています。 LACとEUの両地域が政策的な対話を
2023年3月30日、東京都が、2022(令和4)年度子供読書推進活動に関する調査の集計結果を公開しました。 東京都の子どもの読書の状況、及び公立学校や公立図書館等における読書活動等の現状を把握し、今後の施策に活用することを目的に実施されるもので、今回の調査においては、公立学校における新聞配備・活用の状況についても併せて調査が行われています。 令和4年度 子供読書活動推進に関する調査の集計結果について(東京都, 2023/3/29) https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2023/03/30/37.html 令和4年度 子供読書活動推進に関する調査の集計結果 [PDF:69ページ] https://www.kodomo-dokusho.metro.tokyo.lg.jp/tmg/wp-content/uploads/use
2023年3月31日、台湾国家図書館は、台湾における2022年の図書出版動向に関する報告書「111年臺灣圖書出版現況及趨勢報告」を公表しました。同館のISBNセンターへの申請及びCIP(Cataloging in Publication)データの集計結果を基に、同館が毎年発表しているものです。2022年版からは出版形態の多様化を反映して、紙と電子書籍に区分して動向を伝えるとしています。 本書の概況によると、2022年に図書を出版した出版者数は4,845、出版点数は56,121種であり、前年に比べて2.75%減少しました。また、紙の書籍は36,084種で前年比9.37%減となった一方、電子書籍は前年比12.38%増の19,614種であり、台湾の電子書籍は拡大傾向にあるとしています。 紙の書籍の動向として、ジャンル別の出版点数では「児童書」「試験用参考書」「人文書」の順で多く、出版点数の減少が
2023年3月30日、東北地区大学図書館協議会が「大学図書館職員初任者マニュアル 第3版」を公開しました。 同マニュアルは、大学図書館業務の初任者を対象に、基本的な図書館業務全般の内容と、最近の図書館の出来事にも触れているとし、第3版ではこれからの大学図書館に求められている事柄について参考文献や内容の充実を図ったとしています。 また同マニュアルの本文と付録ファイルは、許諾不要で改変可能だとしています。 大学図書館職員初任者マニュアル 第3版(東北地区大学図書館協議会, 2023/3/30) https://www.library.tohoku.ac.jp/tohokuchiku/fresh_manual3.html 大学図書館職員初任者マニュアル 第3版 [PDF : 820KB] https://www.library.tohoku.ac.jp/tohokuchiku/fresh_man
2023年4月3日、文教大学付属図書館が、図書館と司書の世界を知るための本棚「STARBOOKS」を設置したことを発表しました。 図書館の現状や課題を知るための入門書・概説書、国内外の図書館や書物を紹介した本や映像資料などのほかに、図書館や図書館員にまつわる小説・マンガも扱われているとあります。 「STARBOOKS」(図書館と司書の世界を知るための本棚)開設しました(文教大学付属図書館,023/4/3) https://www.bunkyo.ac.jp/library/news/archive/2023/details_40290.php https://www.bunkyo.ac.jp/library/news/upload/2023/76225e2c783a3ab5885448807a5580b03d79e15c.png ※2つ目のURLはチラシです。 ※タイトルと本文の一部を修正し
2023年4月5日、北海道立図書館が、北海道図書館振興協議会(事務局:北海道立図書館総務企画部企画支援課)による報告書『資料を護り、未来の利用者へ残すために』の刊行を発表しました。 同協議会の令和3・4年度調査研究事業「資料の共同保存と除籍」についての報告書であり、 各館の方針によって選書・収集された資料を「共同保存」すること、また、書架・書庫スペース確保等のために行う除籍の指標について考えるとしています。 多摩デポジット・ライブラリー、あいちラストワン・プロジェクト、滋賀県立図書館、京都府内、北海道北見地域図書館の共同保存の取り組み事例の紹介のほか、北海道内の道内図書館(室)資料保存の現状についてのアンケート調査結果が収録されています。 新着情報一覧(北海道立図書館) https://www.library.pref.hokkaido.jp/web/news/news.html ※202
2023年4月1日、富津市立図書館(千葉県)が「イオンモール富津」内に開館しました。 富津市では、2010年3月に図書館機能と保健・福祉機能を併せ持つ「(仮称)福祉・教育施設整備基本計画」が策定されましたが、施設は建設に至りませんでした。2021年5月にイオンモール株式会社から、富津市立図書館を「イオンモール富津」内に設置することについて提案があったことを受け、検討の上、設置が決定されました。 同館は株式会社図書館流通センター(TRC)が指定管理者となり、蔵書数は開館時点で約6万5,000冊であるとしています。館内には予約した本を自動で借りることができる「予約棚システム」が設置され、フリーWi-Fiが利用できるとしています。 富津市立図書館(イオンモール富津3階) (富津市) https://www.city.futtsu.lg.jp/0000006790.html オープニングセレモニー
2023年3月29日、米・テキサス州立図書館・公文書館委員会(Texas State Library and Archives Commission:TSLAC)が、同州の公共図書館とデジタルリテラシーに関する報告書“Texas Public Libraries: Serving Communities to Enhance Digital Literacy”を公開したと発表しました。 報告書は、TSLACとテキサス大学オースティン校IC2研究所ビジネス研究局(Bureau of Business Research IC2 Institute)により作成されたとあります。テキサス州の公共図書館のデジタルリテラシーに関連するサービスの状況等やその障害等を把握することを目的として、州全域の図書館の本館・分館の主要データが収集されています。図書館員に対する詳細なインタビュー調査や、図書館長・分館
2023年5月5日、国立国会図書館国際子ども図書館において、講演会「『夢見る帝国図書館』と子どもの本」を開催します。 こどもの日を中心に上野公園で開催される「上野の森親子ブックフェスタ」の運営委員会との共催イベントです。開催中の展示会「「東洋一」の夢 帝国図書館展」にちなみ、小説『夢見る帝国図書館』の著者である中島京子氏を講師とし、作品に込めた思い、子どもの本のこと、図書館の魅力についての講演が行われます。 参加費は無料で、定員は約100人(要事前申込)です。 講演会「『夢見る帝国図書館』と子どもの本」(国立国会図書館国際子ども図書館) https://www.kodomo.go.jp/event/event/event2023-03.html 参考: 国際子ども図書館、展示会「「東洋一」の夢 帝国図書館展」を開催 [2023年02月17日] https://current.ndl.go.
2023年3月29日、研究評価に関するサンフランシスコ宣言(DORA)が、2023年から2026年までの戦略計画を発表しました。 発表の中では、2018年に発表された最初の戦略計画で示した目標を達成するために、これまで、意識向上や、ツール・プロセスの活用促進、運営体制更新による分野・地理的拡大に取り組んできたとしています。 今回公開された戦略計画では、以下の4つを目標に掲げていると述べています。 ・不適切な評価基準へ過度に依存した研究評価がもたらす負の影響と代替的取り組みの正の影響についての認識向上 ・研究評価改革のための明確で具体的な指標構築の促進 ・世界中の研究評価改革に取り組む人の支援 ・DORAの使命を遂行するために必要な資金の効率的かつ迅速な確保 Towards the future of responsible research assessment: Announcing D
2023年3月30日付で、国立国会図書館サーチが「メタデータ流通ガイドライン」<研究データ編>を公開しています。 同ガイドラインは、デジタルアーカイブ、蔵書目録等のデータベースのメタデータ設計の関係者が、各機関の特性に応じた適切なメタデータの作成、流通経路の選択ができるように作成されました。2022年3月にドラフト版として<共通編>を公開していました。 国立情報学研究所(NII)・科学技術振興機構(JST)・国立国会図書館(NDL)連絡会議の「メタデータの相互運用性に関する検討ワーキンググループ」において、NII、JST、NDL、オープンアクセスリポジトリ推進協会(JPCOAR)、これからの学術情報システム構築検討委員会が共同で作成しました。<研究データ編>では、主に研究データのメタデータで採用される項目について説明しています。 今後も、メタデータ項目を随時追加・更新する予定であるとしてい
2023年3月29日、長野県の飯田市が、飯田市小中学校図書館システム導入事業の公募型プロポーザルの結果を発表しました。 仕様書によると、児童・生徒の読書環境の充実のほか、学校司書等の業務効率化による負担軽減により読書推進業務に専念できる環境を構築することを目的とし、同市内の小中学校合計28校において、クラウドサービスを用いた図書館システムを導入する事業です。システムの運用予定期間は、中学校が2023年7月1日から2028年3月31日まで、小学校が2024年4月1日から2028年3月31日までです。 公募型プロポーザル方式での企画提案・審査等の結果、優先交渉権者として株式会社図書館流通センターが選定されたと述べられています。 飯田市小中学校図書館システム導入事業 公募型プロポーザルの結果について(飯田市, 2023/3/29) https://www.city.iida.lg.jp/sosh
2023年3月27日、米国図書館協会(ALA)が、図書館に対する脅迫を非難する声明を発表しました。 ニューヨーク州の学校で起きた爆破予告を含め、米国内の図書館で増加している暴力や暴力予告、その他の脅迫行為について、最も強い言葉で非難するとしています。 ALAは、すべての人が尊敬と尊厳に値するという信念の下、コミュニティ内の多様性や包摂性を促進しようとすることによって個人的または業務上の脅威にさらされているニューヨークとその図書館コミュニティとともに立ち上がるとしています。 また、図書館が公平でバランスのとれた情報を提供するユニークな教育・知識機関であり、図書館の資料は、専門的な訓練を受けた図書館員によって、地域社会のすべてのメンバーのニーズや関心に訴えるように慎重に選ばれているとするニューヨーク図書館協会の意見に賛同するとしています。 American Library Associatio
2023年4月3日、小松市(石川県)が、「小松市未来型図書館基本構想」を策定し、公表しました。 2022年度の未来型図書館基本構想策定委員会や市民ワークショップで、未来型図書館のビジョン・コンセプトや基本方針などを定める基本構想づくりに取り組んできたとし、パブリックコメントの手続きを経て、同構想を策定したとしています。 小松市未来型図書館基本構想の策定について(小松市, 2023/04/03) https://www.city.komatsu.lg.jp/soshiki/miraigatatoshokan/kousou/14936.html 小松市未来型図書館基本構想[PDF:12.8MB] https://www.city.komatsu.lg.jp/material/files/group/62/miraigatatoshokankihonkoso0331.pdf 小松市未来型図書館基
中国・人民網による2023年3月25日付の記事で、重慶図書館(中国)が非接触の自動貸出システムの運用を3月23日から開始したと報じられています。 本システムではUHF帯RFIDタグや人工知能(AI)カメラで利用者と本を識別し、データ分類アルゴリズムによって両者を紐づけることで、利用者が立ち止まったり、操作したりすることなく、本を借りることができるとしています。 全国首个图书馆无感智慧借阅系统在重庆启用(人民網、2023/3/25) http://cq.people.com.cn/n2/2023/0325/c367698-40351224.html 重庆图书馆(微博, 2023/3/24) https://weibo.com/u/1965632970 ※2023年3月24日付で「行业首个开放式无感智慧借阅系统,等你来体验!」と投稿されています。 重慶図書館、非接触による貸し出しシステムが稼働
ブログ“Digital Koans”を運営し、 様々なトピックに関する文献リストを作成しているベイリー(Charles W. Bailey, Jr.)氏が、2023年3月27日付で、「学術出版社としての大学図書館」に関する文献リスト“Academic Library as Scholarly Publisher Bibliography”の第3版を公開しました。HTML版及びPDF版が利用可能となっています。 本リストは、大学図書館によるデジタル出版についての英語による論文や書籍、技術レポート300点超を紹介するもので、1989年から2022年までに発表された、大学図書館による大学出版会の設立や大学図書館と大学出版会の統合や協力、また図書館による出版において利用されるインフラについてカバーしていると説明されています。 Academic Library as Scholarly Publis
国立国会図書館(NDL)は、2023年4月17日、2月17日に開催した令和4年度書誌調整連絡会議の報告の概要と資料を公開しました。 今回の会議では、「ジャンル・形式用語の意義と実践」をテーマとし、帝塚山学院大学基盤教育機構教授の渡邊隆弘氏によるジャンル・形式用語の定義と意義、米国における実践に関する報告のあと、NDLから国立国会図書館ジャンル・形式用語(NDLGFT)の適用状況、TRCからTRC MARCでのジャンル名の運用について報告がなされました。出席者による質疑応答・自由討議では、ジャンル・形式用語の意義について確認し、用語の普及や設計・運用、OPACでの活用などの課題について、議論されました。 書誌データに関するお知らせ(NDL) https://www.ndl.go.jp/jp/data/news.html ※2023年4月17日付で「令和4年度書誌調整連絡会議報告(概要)を掲載
米国の大学・研究図書館協会(ACRL)が“College & Research Libraries News”(C&RL News)の2023年4月号に、「学術図書館の動向と統計」(Academic Library Trends and Statistics)の2021年版の概要を紹介する記事を掲載しました。 2021年の調査では、1,533の学術図書館からデータを収集し、蔵書や支出などの基本的な調査項目に加え、COVID-19パンデミック期間前、期間中、期間後の図書館サービスと利用についても調査が行われています。 Taylor, Laura Rose. 2021 ACRL Academic Library Trends and Statistics Survey : Highlights and key academic library instruction and group pre
2023年4月3日付で、米・ヒューストン大学によるニュースサイト“Houston Public Media”に、延滞料廃止後のヒューストン公共図書館(HPL)の利用状況に関する記事が掲載されました。 HPLが1月11日に延滞料を廃止した後の延滞資料の返却や図書館利用の状況について述べられています。 HPLでは、1月17日から2月18日を免除期間(amnesty period)として設定し、利用者が延滞資料を返却することによってアカウントを清算して図書館の利用を再開できるようにしました。この期間に3,098人が2万1,245点の延滞資料を返却したとあり、合計で42万5,000ドルに相当するとしています。資料を返却した3,098人のうち850人が再び図書館を積極的に利用しており、これらの人にすでに新たに6,500点以上の資料が貸し出されたとあります。 HPLは、延滞料の廃止に関する1月12日付
2023年3月21日、Wiley社が、トルコ科学技術研究機構(The Scientific and Technological Research Council of Türkiye:TÜBİTAK ULAKBİM)とRead & Publish契約を締結したと発表しました。 発表の中では、トルコ国内で初めての国家レベルのRead & Publish契約締結であり、236の大学において、研究者は、約2,000のハイブリッドジャーナルやゴールドオープンアクセス(OA)ジャーナルを閲覧できるとしています。また、4,500本以上の論文をOA出版できると述べています。契約期間は、2023年1月1日から3年間で、新たに設立された大学も無料で対象に加えられるとあります。 Wiley and Turkish Consortium Sign Country’s First National Open Ac
2023年3月16日、全国学校図書館協議会(全国SLA)が、パンフレット「学校図書館 いま求められている研修とは」の公開を発表しました。 発表によると、学校図書館担当者向け研修を企画する際のヒントとなるものであり、研修が必要な理由、アンケート結果、研修テーマ一覧表と研修例等がまとめられています。全国SLAが2022年度に実施した、文部科学省委託事業「学校図書館資料の整備・活用を進めるために教育委員会が実施する司書 教諭,学校司書,教員,公共図書館担当者,地域ボランティア等への研修 モデルプログラムの開発」の成果を踏まえ、作成されたとあります。 お知らせ(全国SLA) https://www.j-sla.or.jp/news/sn/ ※2023年3月16日付で、「「学校図書館 いま求められている研修とは」<パンフレット>を作成しました」とあります。 「学校図書館 いま求められている研修とは」
2023年3月10日付で、スペイン国立図書館(BNE)が、同館における人工知能(AI)の活用に関する記事を掲載しました。 BNEが各分野でどのようにAIを活用しているかについて記された前半部分は、実は「BNEとAI」というアイデアに対してChatGPTが作成した文章であると述べられています。内容面について、「BNEが学術分野における剽窃の検出に取り組んでいる」といった根本的な誤りがある一方で、他の箇所は全て正しく、BNEにおけるAI適用の文脈と可能性に合致しているとしています。 記事の後半では、BNEのデジタル資源活用プロジェクトであるBNElab(BNEラボ)において、AI等を利用した実際の研究領域が紹介されており、BNEラボがすでに取り組んでいる、あるいは近い将来に計画している分野として以下等が挙げられています。 ・データの管理と分析 ・画像要素の検出:例えば、生体認証パターンや顔認識
2023年3月17日、京都大学図書館機構が、研究データ管理・公開支援ポータルサイトの公開を発表しました。 発表によると、ポータルサイトは、研究データに関する状況を整理し、研究者は何をすべきか、同大学がどのような支援を行っているかをまとめたものです。 研究データ管理・公開支援ポータルサイトを公開しました(京都大学図書館機構, 2023/3/17) https://www.kulib.kyoto-u.ac.jp/bulletin/1396752 京都大学 研究データ管理・公開支援 https://rdm.kyoto-u.ac.jp/ 参考: 名古屋大学附属図書館、オープンサイエンス・オープンアクセス広報支援のウェブページを公開 [2022年02月02日] https://current.ndl.go.jp/car/45583 京都大学、「京都大学研究データ管理・公開ポリシー」を策定 [2020
交通事故の鑑定事例⑤ 後部座席に憑いた霊に驚愕し自損事故に至った事例 【事故概要】 8月の深夜、走行中に背後に何かいる様な感覚に陥り、霊と捉え驚愕し車が不思議な力で吸い込まれる様に側壁に衝突した自損事故。相手側は霊の存在など荒唐無稽として保険会社は支払いを拒否。事故の原因が過失由来か故意由来かが裁判で争われた。 【弊所鑑定】 まず、事故態様について精査したところ、損傷位置は良好に車両損傷と一致し矛盾は認められなかった。 次に道路の築造年次を調査したところ昭和23~36年の間であることが判明した。 敷設年次が昭和45年の道路構造令施行前であるため、現地を踏査してみると、カーブの外側が低い逆バンク構造であることが判明した。 本来であればカーブの外側が高く遠心力を抑制しているのであるが、本件道路は築造年次が古く逆に遠心力を促進してしまう構造であった。 つまり、事故当時不思議な力で壁に吸い寄せられ
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