ブックマーク / jam-014.hatenadiary.org (14)

  • 図書館系MLで流れてきた論文『公立図書館における書籍の貸出が売上に与える影響について』を読んで その1 - 底抜け図書館大脱走

    図書館系MLで流れてきた論文 『公立図書館における書籍の貸出が売上に与える影響について』 http://www3.grips.ac.jp/~ip/pdf/paper2011/MJI11004nakase.pdf 目を通すのも礼儀かと、ざっと読んでみたのだが、専門家(経済学系)が専門家に向けて書いたもののようで、門外漢にはいささか辛い論文であった。 それはそれ、せっかく専門家が公共図書館をネタに書いた論文であるので、紹介もかねて、考えたことなどを書いておく。 論文を読むためにネットで収集した予備知識。 「最小二乗法について」http://szksrv.isc.chubu.ac.jp/lms/lms1.html 「計量経済学」http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A8%88%E9%87%8F%E7%B5%8C%E6%B8%88%E5%AD%A6 「計量経済学」htt

    図書館系MLで流れてきた論文『公立図書館における書籍の貸出が売上に与える影響について』を読んで その1 - 底抜け図書館大脱走
    min2-fly
    min2-fly 2012/06/01
    自分は「地球の歩き方」とかはコピーすらとらず必要なページ破って持ち歩きたいので購入の便益がぶっちぎり/ていうか購入の便益が貸出を上回ることにしておかないと図書館さらに目の敵に・・・
  • 新年の挨拶にかえて - 底抜け図書館大脱走

    この文章は去年の秋ごろに書いて、結局お蔵入りになったしょうもないものである。お蔵入りになるだけあって、全体にまとまりや論理的な積み重ねといったものがかけている。 しかし年が明け、しかもあっという間に一月が過ぎてしまったいうこともあり。新年の挨拶代わりに、アップすることにした。 『1Q84 BOOK1 』のデータを集めたのは、10月の初旬ではなかったかと思う。なにをいまさらなんだよ、とわれながら思わずにいらねないところではあるが。 それにしても、考えているうち、より関心を惹く別のことにであうと、最初に考えていたことへの関心が薄れてしまうという、関心の持続力の不足はいかんともしがたい。このまま落ち着きのないおじいさんになっていくのかと思うとやれやれである。九割九分は私固有の問題だが、それはそれ、昔風の風格のあるお年寄りが減少しつつあることも事実ではないかしら。今現在の首相と昔のそれ(たとえば佐

    新年の挨拶にかえて - 底抜け図書館大脱走
  • フェレットが頭の中でぐるぐる - 底抜け図書館大脱走

    はじめに ブックマークしてくださったみなさん、わざわざリンク先のサイトを訪問してくださったみなさんに感謝します。 取り急ぎ、リアクションとして考えたことをアップしておきます 1 さて、私は反省をしています。私のブログはそのブログ名によって、もともと訪れる人が限定されていて、そのため、現在の公共図書館に関する基的な情報を共有しない人に対して、説明不足の部分が多々あったことについてです。 ブクマを見て思ったのですが、ともんけんウィークリー2010年02月10日の記事で紹介されている『みんなの図書館 2010年3月号』を知っている人と知らない人で、3月1日の記事の印象が大きく変わるようです。この雑誌はどこの書店にも、どこの図書館にも置いてあるというわけでもはないので、読んでみてくださいともいいがたいわけですが。 たとえは唐突ですが、子供グループがお菓子を買っている。A少年がみんなのぶんもまとめ

    フェレットが頭の中でぐるぐる - 底抜け図書館大脱走
  • 公共図書館の新しい夜明け。 - 底抜け図書館大脱走

    《小学校の学区単位毎に何人かの地域委員を選び、選ばれた委員が自分たちの町づくりに当たる。委員を選び出すのは、自ら手を挙げて登録した選挙人。当選した委員は福祉、洪水対策、公園の管理などのテーマを決め、それに市が予算をつけて、委員会が執行することになる。》http://www.j-cast.com/tv/2010/02/12059973.html 名古屋市での河村市長を中心とした取り組みなのだけど。 選挙人システムにいささか癖があるが、市民参加型の新しい行政の形として可能性を感じている。 なんていうか「図書館の管理」にテーマを決めれば、これは『「図書館委員会(ライブラリー・ボード)」』に近いものになりそうではないですか? 「図書館委員会(ライブラリー・ボード)」というアイデアについて、もそもそと考え続けてきた。 図書館委員会という考え方自体に不満はないし可能性も感じているけれど、図書館と利用者

    公共図書館の新しい夜明け。 - 底抜け図書館大脱走
  • ふんわりやわらかな差別。正規はどこまでえらいのか - 底抜け図書館大脱走

    ともんけんウィークリー。3月1日の記事。 『いつか毛玉を吐く日』 http://tomonken-weekly.seesaa.net/article/142495271.html ともんけん=図問研=図書館問題研究会(http://www.jca.apc.org/tomonken/) 記事の前半は書き手のペットのフェレットの話です。 《若干体臭が臭くもありますが大変元気でかわいらしい生き物です。》 実に親しみやすい導入部分ですね。 さて、そのフェレットの体調が悪くなり、心配していたところ、「毛玉」を吐き出して、また元気になったと記事はつづきます。 《フェレットはと違い、異物を吐きだすことはしません。生まれてこのかた毛づくろいで溜まった毛玉で胃袋がいっぱいになり、具合が悪くなっていたのでした。これが閉塞を起こし手術となると、体への負担はもちろんのこと、看病の面でも金銭面でも大事になるところ

    ふんわりやわらかな差別。正規はどこまでえらいのか - 底抜け図書館大脱走
  • ネットで実名活動をするときの実にささやかなリスク - 底抜け図書館大脱走

    しばらく前のことだが、職場で、同僚に声をかけられた。 「○○さん、『水死』を一番に予約していたでしょう!」 ウキャー、ダダ漏れじゃん、私の秘密。 水死 (100周年書き下ろし) 作者: 大江健三郎出版社/メーカー: 講談社発売日: 2009/12/15メディア: ハードカバー購入: 3人 クリック: 79回この商品を含むブログ (79件) を見る さてさて、『水死』の予約情報からたどったのか、『私』の予約情報からたどったのかは不明だが、同僚(初老の女性)の行動は、やはり問題があるといわねばならないことだと思うのだが(利用者として図書館を利用する限り私もまたひとりの利用者なのだ)、そのあまりの屈託のなさに、私はこのことにかんして、いまのところ、何も言えずにいる。 『水死』などという陰気くさいタイトルのを発売前に予約して(それも区内で一番!)まで読む人間として同僚の目に映る「私」に、ある恥じ

    ネットで実名活動をするときの実にささやかなリスク - 底抜け図書館大脱走
  • 有楽町駅は長い、おおむね人生も、夜も - 底抜け図書館大脱走

    近所の市民センター(注1)のひとり花壇ボランティアとして、サツキの植え替えを済ませてから、U40会場のある有楽町へ。 このところ夜になると急に冷え込んでくるような気がしていたので、Tシャツの上にセーター、その上にパーカーを着込んで出かけたのだが、電車の中は暑いのでパーカーを脱ぐ。 地下鉄に乗り換えたらもっと暑かったし、お店のなかはもっと暑いかもと考えて、セーターを脱いで、バッグにしまう。有楽町についてパーカーを着て地上に出たらちょうど良いころあいだったので、衣服選択の方向性は間違っていなかったのだが、出口を間違えていて、すぐに迷子になる。 10分ほど歩いて、あらぬ方向に進んでいると気づき、小走りに駅に戻る。キオスクのおばさんに、情報提供を求めると「有楽町駅は長いのよ」に始まる丁寧な回答を得る。時間に遅れるのは好まないので、走って、会場まで。もう汗まみれ、汗が引くまでパーカーも脱ぐ。とほほ。

    有楽町駅は長い、おおむね人生も、夜も - 底抜け図書館大脱走
  • 図書館アンケートと統計学 - 底抜け図書館大脱走

    terracaoさんの記事を読んでて、ふと思った。 http://d.hatena.ne.jp/terracao/20091018/1255800907 ≪ ここまで長々と話してきたが、以上の話は、あくまで 無作為抽出の結果、得られたデータに関して適用できるロジックである。冒頭の小池氏の調査の話にもどるが、もし、氏の調査が無作為抽出を行っていないとすれば、回答者が多い少ない以前の問題である。「有為抽出」の場合、多くの統計手法(たとえば、統計学的検定)は使えない。その数理的定義が「無作為抽出」を前提としているからである。 ≫ よく図書館が、利用者に館内で行なうアンケートって、無作為抽出なのか、有為抽出なのか、私には良くわからない。 まあ、良く図書館に来る利用者にアンケートをするんだから、「おおむね満足」という結果が得られるのは当然だとは思っているけれど。 ところで完全?「無作為抽出」なら、1

    図書館アンケートと統計学 - 底抜け図書館大脱走
    min2-fly
    min2-fly 2009/10/22
    公共図書館で無作為抽出の利用者調査をするとすれば(登録すれば自治体外利用者も使えることにはあえて目をつぶり)住民基本台帳から・・・とかをやってた調査もあるけど最近はまず見せて貰うハードルが高いとお嘆
  • つぶやき。 - 底抜け図書館大脱走

    tsysobaさんーFLU40については誤解があるような気もする waterperiod さんーでもU40セッションの意図を言葉尻しか取り上げず誤読している 誤解誤読というけどさ。 そもそも、 ≪全国の図書館関係者が東京に集う全国図書館大会。 その前日、10月29日(木)にイベントやります! この機会に日頃なかなか知り合えない、他県の人、他館種の人とつながりをひろげたい……。 そんな人たちのための、そんな人たちによる前夜祭です。 委託・指定管理など、いまの図書館の目の前の話は禁止。中堅からもっと若い人への説教も厳禁。明るい笑顔で図書館の夢を語るために集まってください≫ というような大胆なアイデアに満ちた、企画を立て、呼びかけの文章を書き、公表してしまえば、賛同者や理解者ばかりということにはならないということは、公表前から、「想定内」(一昔前の言葉で恐縮ですが)だったと思います。 感情的にむ

    つぶやき。 - 底抜け図書館大脱走
  • 怒りの大気に冷たい嬰児が立ちあがって - 底抜け図書館大脱走

    いささか気がめいって、話題の旬はとっくに過ぎ去ってしまったのだが、一応アップしとこうと思います。 図書館関係者、特に若手のあいだで盛り上がっているらしいのが下記のイベントである。 ≪全国の図書館関係者が東京に集う全国図書館大会。 その前日、10月29日(木)にイベントやります! この機会に日頃なかなか知り合えない、他県の人、他館種の人とつながりをひろげたい……。 そんな人たちのための、そんな人たちによる前夜祭です。 委託・指定管理など、いまの図書館の目の前の話は禁止。中堅からもっと若い人への説教も厳禁。明るい笑顔で図書館の夢を語るために集まってください。 【開催日時】 2009年10月29日(木)午後7時〜午後9時 【開催場所】 HUB(ハブ)日比谷店 〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-6-8 松井ビルB1 電話03-3592-0309 【参加費用】1500円 (スタンディング席

    怒りの大気に冷たい嬰児が立ちあがって - 底抜け図書館大脱走
  • 購入と除籍。 - 底抜け図書館大脱走

    ブックマークしてくださったみなさん、どうもありがとう。 私のゆるーーいお友達のtoled氏はテラ豚丼ネタ(http://d.hatena.ne.jp/toled/20071202/1196589952)で221人のユーザーにマークされましたが、いつか図書館ネタが、豚丼ネタを超える日を願ってやみません。 それはそれ、私がこの事件に関心を持ったのが、もっぱら私憤に基づくことは、すでに明瞭ですが、できればそこから少し先を目指すべく、図書館の自由をめぐって、いくらか時間をかけて、この件に関して最後の、もうひとつの文章を書いてみようと思っています。 乞う御期待。 それはまたそれ。 rieronlibraryさんのブックマークコメント ≪ あら、載ってなかった?ごめんなさい。さて、公共図書館を委託まかせにでいないという理由の一つが、この購入と除籍の専門性なのだと思う。なるほど別の意味で委託には任せられ

    購入と除籍。 - 底抜け図書館大脱走
  • そうか、そうだったのか。○○のよりよい図書館をつくる会って。 - 底抜け図書館大脱走

    http://1st.geocities.jp/buntoshokan/kai.html ≪ 「文京のよりよい図書館をつくる会」とは? 会は、2008年11月24日に開催された「こんな図書館がほしい−指定管理者制度導入問題を考えるつどい」に140名を超える区民・利用者のみなさんが参加され、そこで出された多くの意見を総意として、同年12月26日に新たに結成されました 図書館の利用者を中心に、この問題に関心を持つ人々によって構成されています。 目的は、よりよい図書館をつくるために、区による拙速な指定管理者制度導入計画をストップさせることです。 趣旨に賛同していただける方であれば、どなたの参加も歓迎します。 ≫ 図書館に関心のある人なら、このタイプの「会」が、あちこちにあることは知っていることだろう。 私も、これらの会が、指定管理者や委託の導入にひたすら反対してきた組織であることは知っていたし

    そうか、そうだったのか。○○のよりよい図書館をつくる会って。 - 底抜け図書館大脱走
  • 『図書館の自由に関する宣言』再考 - 底抜け図書館大脱走

    昨日、こんなメールを日図書館協会に送信してみた。 「船橋市西図書館の蔵書廃棄事件について、『図書館の自由に関する宣言』と繋いで、調べているのですが、いくつかわからないことがあるので、お尋ねします。 「図書館の自由に関連した声明・見解・要望」を見るかぎり、2007、5,20の対応報告が、この事件に関する最終報告になっているようですが、この報告だけでは、日図書館協会がこの事件の当事者A氏に対して、どのような対応をしたのかがわかりません。 受理を保留した「退会届け」はその後、どのように処理されたのですか? 詳細な情報が記載された資料などありましたら、レファレンスとして教えていただけると助かります。」 少なくとも、この10年というスパンで、『図書館の自由に関する宣言』と『倫理綱領』を、もっともハードに踏みにじった事件のひとつだと思うから、ある程度ほとぼり?がさめたところで、じっくり検証をしてみ

    『図書館の自由に関する宣言』再考 - 底抜け図書館大脱走
  • 市民図書館の現状 - 底抜け図書館大脱走

    西東京市の図書館が、19年度の事業概要をPDFファイルで公開している。 (http://www.library.city.nishitokyo.lg.jp/a_jigyou/h19/jigyouh19.html) これが結構興味深い情報になっている。 情報発信センターとしての公共図書館の正しいありようだと思う。 たとえば、市民一人当たりの年間図書館費が2千9百6円。 多いのだか、少ないのだか、直感的には見当はつかないが、さしあたり公共図書館が無料貸屋であるという批判が、間違っていることだけは、示されていると思う。 基的に年会費3千円の有料クラブ?なのである。 4人家族だと毎月千円納めて、利用していることになる(ファミリー会員ってやつか?)。 いわゆるジムスタイルのスポーツクラブに比べればずば抜けて安いが、有料クラブであることには変わりがない。 なんというか、これはもう利用しなきゃ損だ。

    市民図書館の現状 - 底抜け図書館大脱走
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