ブックマーク / spica.hatenablog.jp (13)

  • シェアードプリントとは何か - 夢のはじまり

    大変ざっくりとしたタイトルですが、「シェアードプリント」の定義やなぜシェアードプリントに取り組むのか、その課題、など概念的なことを、以前の記事↓をアップデートする気持ちで書いてみます。spica.hatenablog.jp (この記事はほんと勉強不足がばれて恥ずかしい...) なおこの内容は、MLAC(Minnesota Library Access Center)の将来構想レポート第1章「Shared Print Archiving: an environmental scan」によります。直訳ではなく意訳です。 これが絶対唯一のシェアードプリントの定義というわけではないと思いますが、一例として。 ※ちなみにMLACはスタッフ用マニュアルも公開していて、これがなかなかコンパクトでわかりやすかったです。いずれ紹介できれば。 シェアードプリントとは何か? 図書館が自身の冊子体書庫を共有し、資

    シェアードプリントとは何か - 夢のはじまり
  • 冊子体PDAの事例まとめ(2) 2007-2009 - 夢のはじまり

    冊子体PDAの事例まとめ続き。 2007: ブリガムヤング大学 教員からILLリクエストのあった、どの図書館からも借りられないを購入 灰色文献、新刊などが多い Alder, N. L. (2007). Direct purchase as a function of interlibrary loan: Buying books versus borrowing. Journal of Interlibrary Loan, Document Delivery & Electronic Reserve, 18(1), 9-15. URL 2007: フロリダ大学 新しい学位のプログラムは増えているのに蔵書予算が一定であることにより、ILL借受・複写依頼が増えたことに対応して開始 6ヶ月間、予算規模15000ドルの試行 ほとんどのリクエストが院生によるもので、次いで教員 学部生は紛失のみ

    冊子体PDAの事例まとめ(2) 2007-2009 - 夢のはじまり
  • 冊子体PDAの事例まとめ(1) 1999-2006 - 夢のはじまり

    読みっぱなしで放置していた、冊子体PDA*1の事例まとめ。 以下の論文を順番に訳したものです。 Patron-Driven Purchase on Demand Programs for Printed Books and Similar Materials: A Chronological Review and Summary of Findings / David C. Tyler, M.A., M.S. Library Philosophy and Practice 2011. URL 1999: バックネル大学 PDAの最初の事例 すでにこちらに書きました Perdue, J., & Van Fleet, J. (1999). Borrow or buy? cost-effective delivery of monographs. Journal of Interlibrary

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  • 2012年を振り返ってみた - 夢のはじまり

    2012年もあとわずか。今年は当にいろいろなことがあった一年でした。 振り返るためには、twitterを眺めるのがいちばんよいのですが、 そのときそのときの感情がそのときによく聴いていた音楽とリンクしていることも多いので、音楽プレイヤーを眺めながら、今年をまとめてみることにしました。 1月 Every Little Thing / アイガアル 冬の寒い上り坂を思い出します。 わりかし仕事も日常も落ち着いていたような。 AgriKnowledgeに毎日アクセスして、雑誌の整理と書誌作成をしていました。 2月ぬけがら aiko 歌詞情報 - goo 音楽 入試日にインフルエンザにかかり、業務に穴をあけてしまいました(反省)。 ILLに関して、次年度からの大きな方針変更の話が出てきて大慌て。 @hayashiyutaka さんにいろいろアドバイスをいただきました。 3月Blue Planet

    2012年を振り返ってみた - 夢のはじまり
  • つくば訪問記 - 夢のはじまり

    12月19日(水)、つくばに遊びに行きました。 午前中に筑波大学中央図書館、筑波大学図書館情報学図書館を見せていただき。 午後に図書館系勉強会に参加させていただき、 お昼ごはんに連れて行ってもらった後、 農林水産研究情報総合センターを訪問し、案内していただきました。 その見学メモを少しだけ。 筑波大学中央図書館訪問は2回目ですが、前回の訪問は5年前。 内装がきれいになってた。書架も新しくなった? サインが統一されたデザイン。とても綺麗。 研究個室の数がとても多い。 資料の配架状態がいい。分野別に図雑両方配架されていて、利用しやすそう。 様々な機能が点在してる印象。 ラーニングコモンズ的な場所が静かすぎる。端末がすごくたくさんおいてあるのだけど、それを個人で使っていて、グループ学習にはなっていない様子。吹き抜けの明るい場所だし、書架もとっぱらっているし、レファレンスデスクもその中心にあるのに

    つくば訪問記 - 夢のはじまり
    min2-fly
    min2-fly 2012/12/29
    当日はお世話にm(_ _)m / 中央:"ラーニングコモンズ的な場所が静かすぎる" 図情"ガラス張りのエリアが、もっとグループ学習ができる雰囲気になればいいのに"
  • ILLを契機としたPDAの最初の事例 - 夢のはじまり

    久しぶりにPDA(Patron-Driven Acquisition)の話題を。 9月に日大学・小山先生の以下の文献が発表されました。 CA1777 - 動向レビュー:利用者要求にもとづくコレクション構築:大学図書館における電子書籍を対象としたPDAを中心に / 小山憲司 | カレントアウェアネス・ポータル PDAとは何かということに始まり、電子書籍に関するPDAについて、事例を含めて解説されています。 一方わたしはあいかわらず、ILLリクエストをきっかけとして、冊子体図書をPDA方式で選書するという取り組みばかり追っています。 その冊子体PDAに最初に取り組んだ、バックネル大学(Bucknell University)の事例について文献を読みましたのでそのレビューを。 Borrow or Buy? Cost-Effective Delivery of Monographs / Perd

    ILLを契機としたPDAの最初の事例 - 夢のはじまり
  • 夏休みのおもいで - 夢のはじまり

    (たいしたことは書いてません。ゆるゆるいきます。) 8月も終わってしまいました。 PDAのことはあいかわらず(亀さんのスピードで)読んでいますが、 ちょっと事情があってここに書くのはしばらくお休みです。 また時間をおいてそのうち。 8月は仕事がわりとたてこみ、 抱える日常業務がちょっと多かった上に、イベント準備が加わり、 自分的にはてんぱっていた気がするのですが、 そのわりにはいつもと違った出来事がいくつかありました。 大図研全国大会に行きました。 大学図書館問題研究会 第43回 全国大会(京都) 2012年8月4日(土)~6日(月) 場所:コミュニティ嵯峨野(全国手話研修センター) Webサイト 大図研は非会員ですが3日間フル参加してみました。 図書館員さんたちの多い、面白い集まりでした。学会とはまた違った雰囲気。 1日目は、 現役図書館員さんの研究発表に圧倒され、 (お仕事しながらプラ

    夏休みのおもいで - 夢のはじまり
  • (紹介)Patron-Driven Acquisitions: History and Best Practices - 夢のはじまり

    引き続きPDA(Patron-Driven Acquisitions)の話題です。 こんなが出てるよ、と教えてもらってはや数か月。 ようやく手に取ることができました。 Patron-Driven Acquisitions: History And Best Practices (Current Topics in Library and Information Practice) 作者: David A. Swords出版社/メーカー: Walter De Gruyter Inc発売日: 2011/08メディア: ハードカバー クリック: 3回この商品を含むブログを見る まだぱらぱらと眺めただけですが、簡単に内容と著者の紹介をします。 まだ精読はしていないので、あくまでもざざっと見た感じの内容紹介。 著者紹介はAbout the Authors(p.197-200)によります。 編者につ

    (紹介)Patron-Driven Acquisitions: History and Best Practices - 夢のはじまり
  • 本を選ぶのは誰か: PDAについて調べたこと - 夢のはじまり

    いまの部署のお仕事のひとつに、選書があります。といっても新刊については他の部署の方に選書してもらったものを取りまとめ、最終的な判断をするのみなのですが、時には蔵書構成の観点から自ら選択しますし、寄贈図書についてはすべて判断します。これまで雑誌の購読調査には関わったことがありましたが、「選書」に関わるのは初めてで、目下勉強中です。 選書基準を傍らに置いて選書をしていると、どうしても「このは基準に合致しているかどうか」ということばかり考えてしまうのですが、このを手に取るかもしれない見えない利用者さんの顔を思い浮かべてみるうちに、当に求めているを選べているのだろうか、とふと立ち止まる瞬間がありました。伝統的な図書館員や教員による選書ももちろん、図書館全体の蔵書をつくるという意味では必要と思いますが、最近はやりの選書ツアー・ブックハンティングというもので学生が自ら選んだは、圧倒的に貸出が

    本を選ぶのは誰か: PDAについて調べたこと - 夢のはじまり
    min2-fly
    min2-fly 2012/07/02
    最近話題の富山の薬売り方式、PDAに関する紹介エントリ。所蔵していない本が目録に入るということでついに目録の定義が崩れる時代が
  • NIIオープンハウス2012・参加記録 その3 - 夢のはじまり

    参加させていただいたので記録。その3。最後です。 配布資料なしだったので、自分のとったメモのみで作成です。ご了承ください。 2012年6月8日(金) 国立情報学研究所オープンハウス2012 http://www.nii.ac.jp/event/openhouse/ 電子ブック 学術電子教科書・教材の新しい流通 はじめに / 山地一禎先生(NII) JISC 2007-2010のプロジェクト 図書館からの要請で電子教科書づくりに取り組む 出版社側は微妙な反応? まずは調査をした、報告書がまとまるはず 千葉大学アカデミックリンクセンターの活動 / 竹内比呂也先生(千葉大学) 考える学生の育成 空間・人的サポート・コンテンツ活用の3つを有機的連結 見る・見られることによる学習意欲の喚起 オープンスペースでプレゼンテーション プレゼンしているスクリーンの横にブックトラックを置いて関連のを並べる

    NIIオープンハウス2012・参加記録 その3 - 夢のはじまり
    min2-fly
    min2-fly 2012/06/11
    おお、これは助かる!/・・・っていうかあれ、なんで自分、こっちのセッション申込忘れていたんだ・・・???
  • NIIオープンハウス2012・参加記録 その2 - 夢のはじまり

    参加させていただいたので記録。その2。 はしょっているところも多々ありますし、自分のメモ書き頼りなので、 かたつむりさんの記録やUSTREAMもご参照ください。 2012年6月8日(金) 国立情報学研究所オープンハウス2012 http://www.nii.ac.jp/event/openhouse/ 大学図書館と共に拓く新たな学術コンテンツ基盤の地平 Part2:大学図書館とNIIの連携がもたらすもの ~OJT(実務研修),JUSTICE,そして~ オンライン共同分担目録方式の最適化に向けて -国立国会図書館「公共的書誌基盤」活用可能性の検討- / 山豪さん(鳴門教育大学) 平成22年度に、 CATで作成された国内出版物の書誌:約14万件 うち、JPMARC利用:約25,000件 JPMARCに追加された書誌:約18万件 JPMARC使われてない?出版されてからJPMARCができるまで

    NIIオープンハウス2012・参加記録 その2 - 夢のはじまり
    min2-fly
    min2-fly 2012/06/10
    "NIIさんの伝えたいことはよくわかったので、職場でもちゃんと伝えます。でも、じゃあ具体的に何をしたらいいかな?っていうのはまだよく見えてこない"
  • NIIオープンハウス2012・参加記録 その1 - 夢のはじまり

    参加させていただいたので記録。 はしょっているところも多々ありますし、自分のメモ書き頼りなので、 かたつむりさんの記録やUSTREAMもご参照ください。 2012年6月8日(金) 国立情報学研究所オープンハウス2012 http://www.nii.ac.jp/event/openhouse/ 大学図書館と共に拓く新たな学術コンテンツ基盤の地平 Part1 基盤は進化する ~WebcatからCiNii Booksへ 紙onlyから+電子リソース管理へ~ ワークショップの趣旨説明 / 尾城孝一さん(NII) 大学図書館とNIIの関係の再定義 これまで:NIIの事業に大学図書館が参加協力→これではもう無理 これから:平等な立場で、リソースを持ちより、連携協力 国公私立大学図書館協力委員会と協定 この下にJUSTICE、「これからの学術情報システム構築検討委員会」(ERDBを扱う?) 「大学共同

    NIIオープンハウス2012・参加記録 その1 - 夢のはじまり
  • 2012年度日本図書館情報学会春季研究集会・参加記録 - 夢のはじまり

    2012年5月12日(土)三重大学。参加してきました。 2009年の研究大会@明治大学以来。久々! 今担当しているお仕事の関係から、この発表が一番興味深かったです。 発表者は2011年夏にお友達になった方です。 大学附属図書館における貸出履歴の分析 松野渉(筑波大学大学院 図書館情報メディア研究科) 田咲美(筑波大学 情報学群 知識情報・図書館学類) 池内有為(筑波大学大学院 図書館情報メディア研究科) 佐藤翔(筑波大学大学院 図書館情報メディア研究科) 逸村裕(筑波大学 図書館情報メディア系) とある大学の貸出データを分析したところ、 蔵書の3%で貸出の80%がまかなわれているとのこと。 自分の大学では、この研究とは条件がかなり異なるものの 蔵書の20%で貸出80%との報告を聞いたばかりだったのでかなり驚きました。 許されるならぜひ自分の大学でも、同条件で数値をとって比較してみたいとこ

    2012年度日本図書館情報学会春季研究集会・参加記録 - 夢のはじまり
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