生産者です。エアープランツが話題になってくれて嬉しい。 しかもほぼ正しい内容でさらに嬉しい。 大きくは「銀葉種」と「緑葉種」に分かれるらしいけれど 銀葉の方が、強い光に耐性があります。原産地だと、樹冠などの明るい場所に着生している事が多い品種たちです。 緑葉は、薄暗い森の中…なイメージです。 エアープランツは実は水をかなり好む。 そうなんです。原産地だと、たとえば朝必ず霧がかかる土地だったり、森の中で水滴が樹の葉などから落ちてきたり、着生している木に垂れる水とかを吸い上げたりして、水を集めて生きていますので。 基本的なメカニズムとして、表面が濡れて乾く…このプロセス中に、植物体内に水分が取り込まれます。 表面に、白っぽいカサカサした物がありますよね。これはトリコーム(trichome)と呼ばれる物なのですが、通常乾いている時は、深皿のように周囲が持ち上がった状態になっているんですね。 なの