「あなたはまだ、本当の『トイ・ストーリー』を知らない」と言ってくる日本語版キャッチコピーに対して、「お前が俺の『トイ・ストーリー』の何を知っている!!?」と大人げなくぶち切れるぐらい『トイ・ストーリー』シリーズには思い入れが深い。 なぜならシリーズ第1作とほぼ同時期に生まれ、幼少の頃から大好きな作品で家にあったVHSをそれこそすり切れるほどに観てきた。そんな『トイ・ストーリー』と共に育ってきたと言っても過言ではない私が『トイ・ストーリー3』では完全にアンディと同化し、私自身おもちゃ遊びから卒業していた事もあり、アンディからボニーにウッディ達が渡されるあのシーンは涙なしでは観る事が出来なかったと同時に、私自身が実際に遊んできたあの「オモチャ」達、遊ばなくなって久しくなった「オモチャ」達、どこに行ったのかさえ分からないあの「オモチャ」達の事を考えると胸が苦しくなるそんな感動と切なさを同時に覚え