危険ドラッグ使用の少女死亡=遺棄致死容疑で男逮捕−静岡県警 交際相手の少女が危険ドラッグ服用後に急性薬物中毒を起こしたのに、適切な処置をせずに死亡させたとして、静岡県警捜査1課などは21日、保護責任者遺棄致死容疑で、建築作業員嘉山和仁容疑者(32)=富士市江尾=を逮捕した。「薬物使用の発覚を恐れて通報しなかったわけではない」と話し、容疑を一部を否認しているという。 〔写真特集〕危険ドラッグ 逮捕容疑は2013年12月30日午前0時40分ごろ、沼津市のホテルで、交際していた少女=当時(18)=とともに危険ドラッグを服用。少女が錯乱状態となったのに、直ちに医師による治療を受けさせず、多臓器不全で死亡させた疑い。 同課によると、2人は嘉山容疑者が購入したアロマリキッドと呼ばれる危険ドラッグを服用。少女が呼び掛けに応じなくなったため、同容疑者が同4時半に病院に運び込んだという。(2015/01