7月29日、午前の東京株式市場で、任天堂が一時ストップ安となった。独ハノーバーで2月撮影(2011年 ロイター/Tobias Schwarz) [東京 29日 ロイター] 午前の東京株式市場で、任天堂<7974.T>が一時ストップ安。2005年以来の安値水準となっている。28日、ゲーム機の販売不振と円高を理由に2012年3月期の連結営業利益予想を期初の1750億円から350億円に大幅下方修正した。 市場では「ソーシャルゲームに押されており、厳しい事業環境が露呈した。株価は1万円割れの可能性も出始めている」(準大手証券)との声が聞かれた。 またメガチップス<6875.T>やミツミ電機<6767.T>など任天堂関連銘柄も売り優勢となっている。 【関連記事】 ホットストック:任天堂<7974.OS>は安値圏、需給による売り継続 任天堂株が急反発、ロイターのインタビューに反応 「Wii