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ブックマーク / active-galactic.hatenablog.com (3)

  • ベテルギウスの最期:超新星の兆候とその威力 - Active Galactic : 11次元と自然科学と拷問的日常

    最近、オリオン座のベテルギウスに関して"刺激的な"タイトルのニュースが流れた。オリオン座は覚えやすく都会でも楽しめる手軽な星座だ。そのオリオンが肩を壊すかもしれないとなれば書かざるを得ない。 重い星の死 天蓋にぶら下がる星々は永遠の存在ではなく、だいたい数百万年から数兆年の寿命で移ろいゆく。ヒトの死が多様であるように、星の死にもまた個性がある。それは体重や組成、相方の有無などによって決まり、静かに冷たくなることもあれば、木っ端微塵に吹き飛ぶこともある。ベテルギウスのような重い星は、超新星と呼ばれる大爆発によって焼死する。爆発の閃光はひとつの銀河に匹敵するほどであり、ベテルギウスのような至近爆発ともなればどのような状況が生じるのか興味は尽きない。そして、爆発はどのくらい差し迫っているのだろう。 どのような超新星を起こすのか ベテルギウスは水素をたっぷり含んだ赤色超巨星なので、もし今爆発するな

    ベテルギウスの最期:超新星の兆候とその威力 - Active Galactic : 11次元と自然科学と拷問的日常
  • 素粒子とは何か - Active Galactic : 11次元と自然科学と拷問的日常

    予定が詰まるとこれだから困る。「今日こそは書こう」「いや、これを終わらせてから」と、ネタがガリレオ温度計のように浮かんでは沈みはや2週間が経過した。*1 「ぷよぷよのしょぼしょぼ対戦動画をあげる。」「ノーベル賞の続き:素粒子って何?」「水星探査機メッセンジャーが世間的に無視されている件」「テトリスでひとり宇宙人いるよね」とオプションはいろいろあるが、とりあえず世間の話題から消えうせた感のあるノーベル賞の続き。 素粒子の大きさと位置づけ 現時点で我々が実験的に確認している限りの範囲で、「素粒子」は私たちの世界を構成する基要素だ。それは力であり、物質であり、その振る舞いは素粒子のもつ基的な対称性によって説明される。 素粒子は限りなく小さい。標準理論では大きさがゼロで構造をもたない点粒子として計算される。また実験上も完全な点とした模型からのズレは確認されていない。ZEUS実験では仮に大きさが

    素粒子とは何か - Active Galactic : 11次元と自然科学と拷問的日常
  • 歴史上の世界最大都市のまとめ:氷河期の終わりから現代の東京まで - Active Galactic : 11次元と自然科学と拷問的日常

    歴史上の世界最大都市をまとめてみた。最大都市は世界で最もホットだった場所の指標である。中世西洋史みたいな当時の田舎の記述はすべて省略した人口で追う世界史。 とはいえ、適当にサイト資料を集めてきただけの自分用メモ。適当に簡略化しているし、歴史は専門でもなんでもないのであまり記述を鵜呑みにしないように。 まず文明以前の超古代都市から。5000年以上前に人口1万人を超えた都市はほとんど存在しない。歴史に名を残す古代都市といえど現代の過疎で悩む市区町村よりも人口は少ない。 11000年前:Jericho (エリコ) [パレスチナ] BC9000-現代 1万1000年以上の歴史を誇る世界最古の都市、途中放棄された時期もあったが今もそこに存在する。10000年前には城壁があったことが確認されている正真正銘の「町」であり聖書や神話などにも登場する最古参だ。居住の形跡は氷河期が終わった直後の12000年前

    歴史上の世界最大都市のまとめ:氷河期の終わりから現代の東京まで - Active Galactic : 11次元と自然科学と拷問的日常
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