『人口論』どおりにならなかった現実世界 経済学をある程度かじった人なら、ロバート・マルサスの名前を知っているだろう。アダム・スミス、デイビッド・リカードなどと並ぶイギリスの古典派経済学者の1人で、18世紀を代表する経済学者の1人だ。 マルサスの代表作である『人口論』(1798年初版)は、次の2つの自然法則を基に著されている。 (1)人が生きていくためには食料が不可欠である (2)男女両性の性欲は今日同様いつまでも大きく変わることはない そしてマルサスは、人口は制御されない限り等比数列的に増えるのに対し、食料は等差数列的に増えるにすぎない、とした。つまり、人口は1、2、4、8、16、32とネズミ算的に増えていく。これに対して食料は、1、2、3、4、5、6と増えていくにすぎない。 この結果、供給される食料以上に人口は増えることはないという理屈だ。 これに対して、現実はどうなったか。マルサスの理
商店街で知られる東京の戸越銀座。その駅が約90年ぶりにリニューアルされました。ポイントのひとつは「東京の木材」です。「駅シンボルマーク」「のれん」の設置なども行われています。 東京・多摩の木材をふんだんに使用 長さが関東有数で、メディアにもしばしば登場する戸越銀座商店街(東京都品川区)。2016年12月、東急池上線の戸越銀座駅が開業から約90年ぶりにリニューアルされ、11日(日)に竣工セレモニーが行われました。 「日本を代表する商店街、発展する『戸越銀座』にふさわしい駅です」(品川区 浜野 健区長) 多摩産の木材がふんだんに用いられた新しい戸越銀座駅(2016年12月11日、恵 知仁撮影)。 「木になるリニューアル」と題された今回のリニューアルは、「1927(昭和2)年10月の開業から約90年の年月を刻んだ戸越銀座駅の木造駅舎の趣や想いを継承」して行われ、その名の通り、東京・多摩産の木材を
連続爆発テロ、13人死亡か=サッカー場近くの警察狙う-イスタンブール 10日、イスタンブールで発生した爆発テロの現場(EPA=時事) 【エルサレム時事】トルコ最大都市イスタンブール中心部にあるサッカースタジアム近くで10日夜(日本時間11日未明)、2回の爆発が相次ぎ発生した。ロイター通信が警察筋の情報として伝えたところでは、少なくとも13人が死亡した。アルスラン運輸海事通信相はツイッターで「テロリストによる攻撃」と明らかにした。 ソイル内相は、2回の爆発のうち、1回はスタジアム出口に配置された警察の機動隊バスを狙った自動車爆弾で、もう1回はスタジアム近くの公園で自爆テロ犯が起こしたものとの見方を示した。トルコメディアが報じた地元住民の証言によれば、爆発後、銃声が聞こえたという。 このサッカースタジアムは、トルコ1部リーグ・ベシクタシュの本拠地。爆発の数時間前に同じ1部リーグのブルサスポ
米国で2017年1月にドナルド・トランプ大統領が誕生することを受けて、日米関係の先行きに気を揉む人も少なくないだろう。そんな中、米国では『Killing the Rising Sun: How America Vanquished World War II Japan(日出る国をやっつけろ:米国はどうやって第2次世界大戦で日本を屈服させたか)』というショッキングなタイトルの本が売れ続けている。 保守系政治コメンテーターのビル・オライリー氏らが書いた同書は、今年9月13日に発売された。1945年8月に広島と長崎で行われた原爆投下の正当性を検証するという「歴史書」にもかかわらず、発売初日に10万部を販売。その後も売り上げを伸ばしており、ニールセン・ブックスキャンによると、11月末時点で約49万部も売れている。 10月2日以降、米ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラーリストのノンフィクション部門
アメリカ大統領選挙の際に民主党のコンピューターがサイバー攻撃を受けた問題について、CIA=中央情報局は、ロシア政府が共和党のトランプ氏を選挙に勝利させるために攻撃を仕掛けたとする分析結果をまとめたとアメリカのメディアが伝えました。 これについてアメリカの新聞「ワシントンポスト」などは、「『ウィキリークス』にメールを提供したロシア政府の複数の関係者をCIAが特定した」と伝えました。 そのうえで、「CIAは、ロシア政府の狙いについて共和党のトランプ氏を選挙で勝利させることが目的だったと結論づける分析結果をまとめた」と報じています。 これに関連して、ホワイトハウスは、オバマ大統領が2008年以降の大統領選挙について外国政府などによるサイバー攻撃の詳細を調査し、来月20日までの任期中に結果を報告するよう指示を出したと明らかにしました。 一方、トランプ次期大統領の政権移行チームは声明を発表し、アメリ
©COHEN MEDIA GROUP/ARTLINE FILMS/ARTE FRANCE 2015 ALL RIGHTS RESERVED. PHOTOS BY PHILIPPE HALSMAN/MAGNUM PHOTOS 〈解説〉 1962年の夏、フランソワ・トリュフォーがアルフレッド・ヒッチコックにインタビューを行い、3年をかけて完成させた書籍『映画術 ヒッチコック/トリュフォー』にまつわるドキュメンタリー。50時間に及ぶインタビュー音源と写真に、ヒッチコックの監督作33本の映像や絵コンテを交えながら、その後20年にわたる2人の友情を映し出す。また、マーティン・スコセッシ、デヴィッド・フィンチャー、黒沢清、リチャード・リンクレイターら10人の映画作家が、独自の視点でヒッチコック映画を解説するインタビューも収録。監督は、評論家、脚本家、ニューヨーク映画祭のディレクターを務めるケント・ジョ
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