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ブックマーク / casabrutus.com (33)

  • 直島に誕生した安藤忠雄の〈ヴァレーギャラリー〉は、谷間に現れる聖地のような空間です。

    April 2, 2022 | Architecture, Art, Travel | casabrutus.com | photo_Satoshi Nagare   text_Jun Ishida ベネッセアートサイト直島における安藤忠雄の9つ目の建築〈ヴァレーギャラリー〉が2022年3月12日にオープン。山間に建つANDO建築とランドスケープに展示されるのは草間彌生の《ナルシスの庭》と小沢剛《スラグブッダ88》です。

    直島に誕生した安藤忠雄の〈ヴァレーギャラリー〉は、谷間に現れる聖地のような空間です。
  • あのノグチの庭でクリスチャン・ボルタンスキーを体験する|吉田実香のNY通信

    August 6, 2021 | Art, Travel | casabrutus.com | photo_Nicholas Knight   text_Mika Yoshida & David G. Imber 去る7月14日、突如この世を去ったクリスチャン・ボルタンスキー。この夏、〈イサム・ノグチ美術館〉の彫刻庭園で公開中の《アニミタス》に多くの人々が足を運んでいるさなかの予期せぬ訃報だった。はからずも遺作となったインスタレーション《アニミタス》とは、一体どういう作品なのだろうか。

    あのノグチの庭でクリスチャン・ボルタンスキーを体験する|吉田実香のNY通信
  • H.R. ギーガーと空山基。奇才の2人展が〈渋谷PARCO〉で開催中!

    December 29, 2020 | Art, Design | casabrutus.com | text_Akio Mitomi   editor_Keiko Kusano 映画『エイリアン』のクリーチャーデザイナーとして知られるH.R. ギーガーと「セクシーロボット」シリーズで知られる現代アーティスト、空山基。正反対のようでありながら共通点も多い2人の展覧会『H.R.GIGER×SORAYAMA』が東京・渋谷の〈PARCO MUSEUM TOKYO〉で開催中だ。 展示風景画像「: H.R.GIGER x SORAYAMA」、PARCO MUSEUM TOKYO、東京、2020 ©Estate of HR Giger ©Hajime Sorayama Courtesy of NANZUKA

    H.R. ギーガーと空山基。奇才の2人展が〈渋谷PARCO〉で開催中!
  • ゲルハルト・リヒターによる圧巻のステンドグラス。

    『カーサ ブルータス』2020年12月号より November 9, 2020 | Art | window on the world | photo_Oliver Dietze   text_Yumiko Urae ドイツ南西部、ザールラント州トーライにあるドイツ最古と言われるベネディクト派修道院にこの秋、現代美術家ゲルハルト・リヒターがステンドグラスを寄贈した。

    ゲルハルト・リヒターによる圧巻のステンドグラス。
  • スウェーデン国立美術館のためのシェルフが発売に。

    『カーサ ブルータス』2020年7・8月合併号より August 2, 2020 | Design | On Your Fridge | text_Tomomi Nagayama

    スウェーデン国立美術館のためのシェルフが発売に。
  • ニュートンの実験を作品にした杉本博司の新作|鈴木芳雄の「本と展覧会」

    July 17, 2020 | Art, Culture | casabrutus.com | text_Yoshio Suzuki   editor_Keiko Kusano 〈京都市京セラ美術館〉のリニューアル展示第一弾のひとつ、『杉博司 瑠璃の浄土』は開催が延期されていたが、ようやくオープンし、府外からの来館者も受け付けるようになった。京都、瑠璃、浄土をキーワードとして組み立てられた展覧会には、精緻な仕上がりの作品群や選びぬかれた古美術品が並ぶ。その根底には、宗教(ここでは仏教)と科学(ここでは近代物理学の礎を築いたニュートンの仕事)という、時に対極と位置づけられる人類の叡智の双方に対する杉の深慮が見える。ニュートンの「光学」から触発された杉の新作「OPTICKS」シリーズを取り上げる。 京都市京セラ美術館(京都市美術館)のリニューアルオープンに合わせてはじまった『杉博司 瑠

    ニュートンの実験を作品にした杉本博司の新作|鈴木芳雄の「本と展覧会」
  • 抽象画家・白髪一雄、その全容に迫る。

    January 10, 2020 | Art | casabrutus.com | text_Aya Hasegawa 足を絵筆代わりにする独特の手法で、戦後日の前衛芸術を牽引し、また、近年世界的な評価が高まっている白髪一雄の、東京では初となる大規模個展が開催となる。 〈具体美術協会〉(1954-1972)の中心メンバーとして知られる、抽象画家・白髪一雄(1924-2008)の大規模個展が初めて東京で開催される。白髪は1955年頃より天井から吊したロープにぶら下がり、床に広げたキャンバスに足で滑走して描く「フット・ペインティング」の制作を開始。足を絵筆代わりにするという未知の領域を開拓し、身体運動(アクション/パフォーマンス)と絵画をダイレクトに結びつけるラディカルな手法で注目を集めた。

    抽象画家・白髪一雄、その全容に迫る。
  • “北欧のフェルメール”、ハマスホイの静かな部屋へ。

    December 28, 2019 | Art | casabrutus.com | text_Naoko Aono   editor_Keiko Kusano 「北欧のフェルメール」の別名もあるデンマークの画家、ヴィルヘルム・ハマスホイ。彼の絵が同時代のデンマーク絵画とともに展示されます。静けさの中にさまざまな感情が漂う絵画をじっくり味わうチャンスです。 ヴィルヘルム・ハマスホイ《室内》1898年 スウェーデン国立美術館蔵。彼の描く人物は後ろ向きか、目を伏せているものが多い。 Nationalmuseum, Stockholm / Photo: Nationalmuseum

    “北欧のフェルメール”、ハマスホイの静かな部屋へ。
  • 建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの

    『カーサ ブルータス』2018年5月号より April 19, 2018 | Architecture, Art | a wall newspaper | text_Naoko Aono

    建築の日本展:その遺伝子のもたらすもの
  • 見たことのない草間彌生を見に、松本へ。|青野尚子の今週末見るべきアート

    March 9, 2018 | Art | casabrutus.com | 写真提供:草間彌生展実行委員会   text_Naoko Aono   editor_Keiko Kusano 草間彌生の故郷、長野県松市で開かれている大規模な個展では体感型の作品が多数並びます。草間が何を見てきたのか、何を見たいと思っているのかが迫ってきます。 常設の野外彫刻《幻の華》が出迎える。建物の壁の水玉は《松から未来へ》。「わたしの蝶が信濃路の空高くとんでゆく、犬のトコトンも大好き」というメッセージがついている。 (c) YAYOI KUSAMA

    見たことのない草間彌生を見に、松本へ。|青野尚子の今週末見るべきアート
  • 昭和歌謡の愛憎を描いた、上村一夫のイラストとは。

    『カーサ ブルータス』2018年2月号より January 23, 2018 | Art, Culture | a wall newspaper | text_Katsumi Watanabe 読者の悩みに答える雑誌連載をまとめた著書『けだものだもの』を発表したOnly Love Hurts(以下O.L .H .)。表紙などの装画をテリー・ジョンソン、イラストを根敬が手がけ、O.L .H .の音楽作品にも通じる知性とセクシュアリティーが凝縮された一冊になっている。そこで、二人のコレクションの中からセクシージャケットを選んでもらい、話を聞いた。まずはセクシーな装丁が生まれた、ある理由から探ってみた。 sinner-yang(以下S) 例えばオーティス・レディングの『オーティス・ブルー』(1965年発表)は、歌手人は黒人であるにもかかわらず、ジャケットは艶のある金髪美女が飾っている。作品が

    昭和歌謡の愛憎を描いた、上村一夫のイラストとは。
  • ジャン・ヌーヴェル設計の〈ルーヴル・アブダビ〉に行ってきました。

    2017年11月、フランスの〈ルーヴル〉初の国外美術館〈ルーヴル・アブダビ〉がペルシャ湾に面したアラブ首長国連邦(UAE)の首都アブダビにオープンした。〈ルーヴル美術館〉を始め、〈ケ・ブランリー美術館〉〈ポンピドゥーセンター〉〈ヴェルサイユ宮殿美術館〉などフランスが誇る13の美術館から300点もの宝がアブダビにお引越し。 設計はジャン・ヌーヴェル。意識したのはアラブの伝統文化だ。アラブ諸国で見られる入り組んだ市街地「メディナ」のような場を思い描いたという。この地域に多い箱型の低層建築を採用し、23の展示室、レストラン、ショップなど大小55の箱型の建物を2フロアに散りばめて配置した。その上に直径180m、エッフェル塔の重さという巨大な幾何学文様のドーム型の屋根が覆いかぶさる。

    ジャン・ヌーヴェル設計の〈ルーヴル・アブダビ〉に行ってきました。
    minesweeper96
    minesweeper96 2018/01/22
    行きたいよう!!!
  • 霧のアート「グリーンランド」 中谷芙二子+宇吉郎展

    『カーサ ブルータス』2018年2月号より January 20, 2018 | Art | a wall newspaper | text_Naoko Aono 世界で初めて人工的に雪の結晶を作り出した科学者、中谷宇吉郎。その次女、中谷芙二子は霧のアーティストとして知られている。絵画を学んだ後、1970年に大阪万博ペプシ館で初めて霧のインスタレーションを発表して以来、世界各地で80を超える霧のアートを手がけており、建築や音楽、ダンスなど他ジャンルのクリエイターたちとのコラボレーションも多い。 《Greenland Glacial Moraine Garden》(1994年)。〈中谷宇吉郎 雪の科学館〉(石川県加賀市)に恒久設置された、石と霧による作品。photo_Tamotsu Ushiozu 今回の2人展はグリーンランドがテーマ。晩年の宇吉郎は、その地で雪と厚さ2,000mもの氷床の研

    霧のアート「グリーンランド」 中谷芙二子+宇吉郎展
    minesweeper96
    minesweeper96 2018/01/20
    行きたい
  • 国宝《雪松図屏風》で新春を迎える。

    January 2, 2018 | Art | casabrutus.com | text_Naoko Aono   editor_Keiko Kusano

    国宝《雪松図屏風》で新春を迎える。
  • イサム・ノグチを読み解く展覧会へ。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS

    December 7, 2017 | Art | casabrutus.com | photo_Satoshi Nagare   text_Rie Nishikawa 大分県立美術館で、開催中の『20世紀の総合芸術家イサム・ノグチ―彫刻から身体・庭へ―』展。大分県立美術館館長でイサム・ノグチ日財団学芸顧問、武蔵野美術大学芸術文化学科教授の新見隆が解説する。 展は20世紀を代表する彫刻家イサム・ノグチを国内外の作品によって読み解く展覧会だ。イサム・ノグチをテーマにした企画展は、新見隆にとってこの展覧会が集大成になるという。新見は1994年に、セゾン美術館で『イサム・ノグチと北大路魯山人展』の企画を担当している。 イサム・ノグチ(1904-1988)は詩人、野口米次郎を父に、アメリカ人作家レオニー・ギルモアを母にロサンゼルスに生まれる。日アメリカ、ヨーロッパ、石の産地であるイタリアを中

    イサム・ノグチを読み解く展覧会へ。 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS
  • 『杉本博司:天国の扉』展リポート。遠い異国を旅した少年たちは何を見たのか。

    December 4, 2017 | Art | casabrutus.com | text_Yoshio Suzuki   editor_Keiko Kusano 桃山時代、キリスト教布教と交易のため、大きな船がやってきた。そして、日からもキリスト教の拠地イタリア、スペインに向かった若き使節たちがいた。彼らは初めて出会う西欧文明の何を見たのか。ルネサンスの美術や工芸は彼らの目にはどう写ったのか。杉博司の新しい展覧会はそれがテーマである。 (左から)《シエナ大聖堂、2016》、《ヴィラ・ファルネーゼの螺旋階段 II、2016》(3枚組の一部)。 courtesy of del Polo Museale del Lazio - Ministero dei beni e delle attività culturali e del turismo italiano 杉博司は現代美術作家

    『杉本博司:天国の扉』展リポート。遠い異国を旅した少年たちは何を見たのか。
  • 伝説の写真家、ソール・ライターの未発表作品に出会う。

    November 30, 2017 | Art, Culture | casabrutus.com | text_Aya Hasegawa ニューヨークが生んだ伝説の写真家、ソール・ライターの未発表作品8点をセットにしたポートフォリオ《SAUL LEITER 1950s NEW YORK》が刊行された。これを記念した展覧会が、恵比寿の〈POST〉にて開催中だ。 世界でも希少なカラーコロタイプ印刷技術を有する〈便利堂〉がソール・ライター財団の全面的な協力のもと、ソール・ライターの未発表作品をセットにしたポートフォリオ《SAUL LEITER 1950s NEW YORK》を刊行した。これを記念し、恵比寿のギャラリー〈POST〉が、彼の未発表作品を展示する展覧会『Saul Leiter / 1950s NEW YORK』を開催している。 ピッツバーグに生まれ、1946年にニューヨークへと移り住

    伝説の写真家、ソール・ライターの未発表作品に出会う。
  • 今すぐ行きたくなる、湯布院に誕生した隈研吾設計の小さな現代美術館。

    November 22, 2017 | Art, Architecture, Travel | casabrutus.com | text_Yoshio Suzuki   editor_Keiko Kusano 行ってみたい温泉、また行きたい温泉としてしばしば話題になる大分県・湯布院。この地に小さいけれど、とても価値の高い美術館〈COMICO ART MUSEUM YUFUIN〉ができた。町のメインストリートからも近い場所。必見の建築と美術作品を紹介しよう。 湯布院という憧れの温泉地に美術館ができたことが、まずは話題になる。もともと山あいの温泉地だった湯布院。そのいちばんの魅力は、湯量が豊富で広い範囲に源泉があるので宿はそれぞれ比較的広い敷地をもち、川端、林の中、丘の上などに個性のある温泉宿が点在していることだ。高層ビルづくりの大型ホテルもなく、いかにも温泉にありそうな歓楽街もないことも魅

    今すぐ行きたくなる、湯布院に誕生した隈研吾設計の小さな現代美術館。
  • 「窓学展 ─窓から見える世界─」開催。青山にレアンドロ・エルリッヒの宙に浮かぶ窓!

    September 29, 2017 | Architecture, Art, Design | sponsored | photo_Satoshi Shigeta   text_Jun Kato   editor_Tami Okano 窓を探求する「窓学」10周年を記念したエキシビション「窓学展─窓から見える世界─」が、東京・青山のスパイラルガーデンで開催されている。10月9日まで会期中無休、入場無料。奥深い窓の世界を楽しみながら学ぶことができる。 窓学は「窓は文明であり、文化である」という思想のもと、YKK APが2007年より展開してきた研究活動だ。今回の展覧会では、国内外の建築家、写真家、アーティストなど、多彩な専門家による『窓』を主題にした研究内容や新作アート作品が発表されている。 最大の目玉は、金沢21世紀美術館の《スイミング・プール》でも知られるアルゼンチンのアーティスト、レ

    「窓学展 ─窓から見える世界─」開催。青山にレアンドロ・エルリッヒの宙に浮かぶ窓!
  • ル・コルビュジエが手がけた浮かぶ建築、アジール・フロッタン。

    繊細なタッチで描き込まれた、1枚のパース。場所はフランス、セーヌ川。川の流れに沿って留められた細長い船に、桟橋を使って人々が乗り降りをしている。 これは、はためく旗や船首に記された〈アジール・フロッタン〉という名の船の完成予定図。近代建築の巨匠、ル・コルビュジエが描いたものだ。どこか祝祭的な雰囲気が漂っているが、名前は「浮かぶ避難所」を意味する。第一次世界大戦後の混乱期に生じた難民を収容するため、石炭を運ぶコンクリート船をリノベーションし、住居とするものであった。1929年に完成、その後、90年代の後半まで使われていたという。 この船は今も、パリのノートルダム大聖堂から上流1kmのセーヌ川左岸に浮かんでいる。現在修復工事が進み、来年には文化施設として再生される予定だ。

    ル・コルビュジエが手がけた浮かぶ建築、アジール・フロッタン。