「高学歴モンスター」著者に聞く(1) 女性記者に「おっぱい触っていい?」とセクハラ発言をしたエリート官僚、教え子に責任をなすりつける大学アメリカンフットボール部監督といった恥知らずな人が後を絶たない。4月に「高学歴モンスター」(小学館新書)を出版した精神科医、片田珠美(かただ・たまみ)さんに、そうした人が増殖する理由を聞いた。【聞き手、経済プレミア編集長・今沢真】 --高学歴で高い地位にあるのに周りに迷惑をかける人が続出しています。まず、セクハラ問題で辞めた前財務事務次官ですが、女性記者に「おっぱい触っていい?」とか「手しばっていい?」などと発言するのは、ストレスの裏返しなのでしょうか。