広島は10月23日、マツダスタジアムで行われた日本シリーズ第2戦で日本ハムと対戦。2戦続けて“タナキクマル”が機能し、5-1と快勝した。 広島の代名詞でもある“タナキクマル”が初戦に続いて機能した。1-1で迎えた6回裏、田中広輔内野手が日本ハム先発の増井浩俊投手から二塁打を放って好機を作ると、続く菊池涼介内野手がバントの構えから強硬に切り替えて左前打を放ち、俊足の田中は一気にホームへ。クロスプレーとなり一度はアウトの判定も、リプレー検証で判定が覆りセーフに。得点が認められ、貴重な勝ち越し点となった。 また、続く好機に、丸佳浩外野手がバントで二塁走者の進塁を試みると、この打球を増井が一塁へ悪送球。二塁走者の菊池は一気にホームインし、流れは完全に広島へ傾いた。 初戦でも、田中が安打で出塁した後に菊池が犠打を決め、丸が適時打で走者を返す流れるような攻撃で貴重な追加点を挙げたが、この日も“タナキク