「昭和のお父さん」などと、ときどき揶揄されてきたことの1つに「まったく料理をする気がない人」がありました。冷蔵庫にあるものをただ「レンジでチンする」ことすらせず、奥さんの帰りを待つ、といった辺りが「ワースト」でしょうか。 「そういう発想すらない」とか「やる気がそもそもない」などと色々言われるわけですが、なんにせよそうした「習慣がない」のです。そして習慣のないこととなると、人は驚くほど無気力になります(料理の「攻守交代バージョン」として、車の運転はするのに、給油は夫に丸投げする、というのがありますが、これも同じで「給油する習慣がない」のです)。 「習慣」を作りだす強力なツールとしてのチェックリスト 「習慣化」の方法論はたくさんありますが、中でも強力なものが「チェックリストを使うこと」です。 料理なら「レシピ」に相当しますが、といっても「料理をしない昭和のお父さん」としては、レシピブックをわた