熟練した技能を持つ外国人の在留資格で、事実上、無期限に滞在できる「特定技能2号」の対象となる業種がことし拡大されたことを受けて、新たに追加された分野で資格を得るための試験が20日から始まりました。 新たに対象となった分野で初めてとなる試験が行われたのは「産業機械や情報関連の製造業」で、大阪市内の会場では47人の外国人が、機械の使い方や労災を起こさないために注意すべきポイントなどについて日本語で筆記試験に臨みました。 熟練した技能を持つ外国人に与えられる「特定技能2号」の在留資格は、在留期間の更新に上限がなく、事実上、無期限に滞在できるほか配偶者などの帯同も認められています。 受け入れが可能なのは労働力が不足している業種で、これまでは「建設」と「造船関連」の2分野に限られていましたが、ことし6月「農業」などが追加され合わせて11分野に拡大されました。 20日試験が行われた「産業機械や情報関連