須藤容疑者は18年5月24日、田辺市内の野崎さん宅で、何らかの方法で覚醒剤を野崎さんに飲ませ、急性覚醒剤中毒で死亡させたとして逮捕された。 関係者によると、逮捕前、須藤容疑者は任意での事情聴取に「身に覚えがない」などと死亡への関与を否定。県警は逮捕後の認否を明らかにしていなかった。 これまでの捜査では、須藤容疑者が事件前、インターネットで覚醒剤について検索し、密売人と接触した形跡がスマートフォンに残っていることが分かっている。一方、殺害の目撃証言はなく、覚醒剤をどうやって飲ませたかなども判明しておらず、県警は慎重に裏付けを進めている。 国民のほとんどが「あの人が犯人にちがいない」とは思ったはずでしょう。が、かくも時間がかかったということは、「この人しかその犯罪を起こせる人はいない」という状況証拠の気の遠くなるような積み重ねゆえだったのでしょう。 さて、まだまだどうなるかの展開が注目される事