「入院して高齢化社会について考えてみた」。臍ヘルニアの手術のために緊急入院した堀江貴文氏は先頃、自身が寝たきりになった状況に照らし、高齢者の生き方や超高齢化を迎える日本社会の先行きについて、様々な意見を語った。さらに発売即増刷となった最新刊『雇用大崩壊~マンガある若手技術者の会社を変える挑戦~』では、それが日本企業にとって世界規模のビジネスチャンスであるとも指摘している。その理由とは? * * * GAFA(Google、Apple、Facebook、Amazonの米国を代表する巨大IT企業)にどう対抗するべきかといった質問をよく受けるが、私が携わっている「宇宙関連産業」に最もその可能性があることは指摘してきたが、その他、比較的、誰もが参入しやすいジャンルで言えば、テクノロジーを使った高齢化社会の最適モデルの提示かもしれない。 日本は世界でもトップクラスに、高齢者が多い国だ。そのため、高齢