今回は、Webカメラ(USBカメラ)を使ってProcessing上で動体検知/動体追跡の実験を行ってみます。前回の「Processing Webカメラ/カラートラッキング」に似たプログラムですが、特定の色を追いかけるのではなく、画面上で動いている物体を検知し、その動きの方向に合わせて物体の座標値を取得します。逆に、動いている物体が画面内に見当たらない場合は、なにも検知しないことになります。 *Windowsの場合、そのままの設定ではこのVideoライブラリを使用することができません。WinVDIG 1.0.1をインストールする必要があります。 各ピクセルの色の取得: ・カメラ画像における、前回の画面と今回の画面の各ピクセルの色を比較します。 ・320×240の画面サイズであれば76800個のピクセルをfor()を使って繰り返しの比較処理をさせることになります。 ・各ピクセルの色を抽出するに