ユズ「歯磨きなんてヤダ」 ユズがカリカリを噛まなくなり、「破歯細胞性吸収病巣」と診断された時のお話です。 破歯細胞性吸収病巣って? 「破歯細胞性吸収病巣」とは、歯が溶けていく病気。 純血種で80% 雑種で40%が罹患し、3~4歳以上の猫のおよそ50%以上で発症するとも言われる。 メカニズムは、歯の付け根部分に「吸収病巣」というものができることで、歯の一部分がへこんだり、穴があいてしまったりする。 溶けてしまった歯の部分は 腫れた歯肉に隠れてしまうので、見つけにくい。 歯を溶かす原因となるのは 破歯細胞という細胞で、これが異常増殖するから。 破歯細胞は 歯の生え変わりの時期に乳歯を溶かす役割を果たすが、なぜか作用するはずのない永久歯も溶かしてしまうのがこの病気。 先生が言うには、「これは体質的なもの。原因の詳細は解明されていないので、予防も進行を止めることも原則できない。ゆくゆくはすべての歯