2024東大理系数学第3問 連立漸化式を行列表示する (1)で答える,とりうる点を反時計回りに点$\mathrm{C}_0, \mathrm{C}_1, \ldots, \mathrm{C}_7$とおきます。 そして,$n$秒後に点$\mathrm{P}$ が $C_k$ にいる確率を $p_{n,k}$ とおくと,$n$秒後から$n+1$秒後への推移は次の行列で表されます。 \begin{pmatrix} p_{n+1,0}\\ p_{n+1,1}\\ p_{n+1,2}\\ p_{n+1,3}\\ p_{n+1,4}\\ p_{n+1,5}\\ p_{n+1,6}\\ p_{n+1,7} \end{pmatrix} =\frac{1}{6} \left( \begin{array}{cccccccc} 0 & 1 & 0 & 2 & 0 & 1 & 0 & 2 \\ 1 & 0 & 2
チャット型ソフトウェアからAIアシスタント型ソフトウェアへの変化 OpenAIが発表したChatGPTの登場から、一年以上が経とうとしています。ChatGPT API公開後の初期段階では、人間とAI(特にここでは大規模言語モデル)との単純な対話を提供するソフトウェアが中心でした。しかし今では、OpenAI GPTs(以下GPTs)やMicrosoft Copilot(以下Copilot)を代表とする、AIによる外部データへのアクセスやAPI通信によって人間を支援する「AIアシスタント型」のソフトウェアが台頭してきています。 GPTsは、ユーザー自身が好みのAIアシスタントを制作できる仕組みです。ChatGPTは汎用的な仕組みのため、特定の業務を行わせようとすると、役割や前提を含んだ長々としたプロンプトを入力する必要がありました。その点でGPTsは、AIに対する指示だけでなく、AIが参照可能
こんにちは。検索基盤部の山﨑です。検索基盤部では、ZOZOTOWNの検索機能の改善を目的とした施策の有効性をA/Bテストで検証しています。 A/Bテストは、新たな施策の有効性を評価する手法として信頼性の高い手法ではあるものの、下記のような制約があります。 統計的に有意な差が出るためには、多くのユーザーからのフィードバックが必要である 比較手法を実際のユーザーに提示するため、ユーザー体験に悪影響を与えるリスクがある これらの制約から、実験したい全ての施策をA/Bテストで検証することは困難なため、事前に有効な可能性が高い施策に絞った上でA/Bテストに臨むことが大切です。 事前に有効な可能性が高いことを示すためには、オフラインでの評価結果を活用します。しかし、オフライン評価とA/Bテストの結果は必ずしも一致しないことが知られており、ZOZOTOWNにおいても同様の問題が発生しています。 このよう
Microsoftの研究チームがモデルのウェイトを「-1」「0」「1」の3つの値のみにすることで大規模言語モデルの計算コストを激減させることに成功したと発表しました。 [2402.17764] The Era of 1-bit LLMs: All Large Language Models are in 1.58 Bits https://arxiv.org/abs/2402.17764 従来のモデルであれば入力に対して「0.2961」などのウェイトをかけ算してから足し引きする必要がありましたが、「-1」「0」「1」の3値のみであればかけ算が不要になり、全ての計算を足し算で行えるようになります。 そのため、同じ性能を出すのに必要なコストが通常の大規模言語モデルに対して激減するとのこと。なお、それぞれのパラメーターが「-1」「0」「1」という3つの値を取るためlog[2](3)の値より「1.
LCEL (LangChain Expression Language)完全に理解した - Amazon Bedrock APIで始めるLLM超入門⑨PythonAWSbedrocklangchainLCEL LCELからBedrockを呼び出してみます。 LCELとは LangChainでコンポーネントをchain(連続呼出)する共通のInterfaceおよびその記法です。 Interfaceは以下のページが分かり易かったですが、要はRunnable共通のメソッドを実装しているというのと、入出力の型はコンポーネント毎に異なる(chainを組む時に入出力の型を意識して合わせる必要がある)というのが理解のポイントかなと思いました。 使い方は公式のクックブックがわりと分かりやすいです。 LangChainの最新化 langchainとlangchain-communityを最新にします。安定バ
JavaScript で OpenAI の API を扱おうとした時に、公式から提供されているパッケージを利用できます。 OpenAI提供の API を利用する際は以下の 1つ目の「openai」が利用できたり、Azure版の API(Azure OpenAI Service の API)を使う場合は以下 2つ目の「@azure/openai」を利用できたりします。 ※ 後述しますが、「openai」のほうを Azure OpenAI Service用に使うこともできます ●openai - npm https://www.npmjs.com/package/openai ●@azure/openai - npm https://www.npmjs.com/package/@azure/openai これらの違いについて、少し見てみた結果をメモしておこうと思い、この記事を書きました。 とり
「JetsonよりエッジAIに最適」、ルネサスが最新AIアクセラレータ搭載MPUを発売:人工知能ニュース(1/2 ページ) ルネサス エレクトロニクスは、新世代のAIアクセラレータ「DRP-AI3」を搭載し、消費電力1W当たりのAI処理性能で表される電力効率で従来比10倍となる10TOPS/Wを実現した「RZ-V2H」を発売する。 ルネサス エレクトロニクスは2024年2月29日、新世代のAI(人工知能)アクセラレータ「DRP-AI3」を搭載し、消費電力1W当たりのAI処理性能で表される電力効率で従来比10倍となる10TOPS/Wを実現した「RZ/V2H」を発売すると発表した。同月開催の「ISSCC(International Solid-State Circuits Conference) 2024」で発表した最大130TOPSのAI処理性能を持つAIアクセラレータを用いており、ISSC
「AIと著作権に関する考え方について(素案)」に関するパブリックコメントの結果について という題名のpdfファイルが文化庁から出されました。 94011401_01.pdf (bunka.go.jp) これについて色々と言われてるわけですが…。 反AIからの論というのが極めてお粗末であるということです。 まず第一に、なぜ最初パブリックコメントの募集の話が挙がった時に、 「様式なんてどうでもいい!硬いこと考えずに意見を送ろう」などという広め方を してしまう人が出てしまったのか…。 第二に、2万も送られたのだから反映されてしかるべきだ!と考えてしまう人の存在。 これは投票ではないんですよ。多数決で何か決まるようなわけじゃないです。 そもそも同じ人が連投したりしてたのに、なぜ数を誇ってしまったのか。チョコワVSスフィンクスか? 大事なのは論でした。なぜAIを規制すべきなのか?なぜAIのみを規制す
人工知能(AI)は2023年、これまでの大言壮語にようやく追いついた。 いまや遍在するチャットボット「ChatGPT」を、米国の研究所「オープンAI」がリリースしたのは、2022年の11月だった。それは小説を数秒で要約できるし、コンピュータコードも書ける。脚本まで生成できるポテンシャルがあると、ハリウッドの脚本家らがストライキするまでになった。 それから2ヵ月もしないうちに、ChatGPTユーザーは1億人に達し、史上で最速の成長を見せたアプリとなる。「マイクロソフト」はオープンAIに100億ドル(1兆5000億円超)をつぎ込み、このパーティを続けようとした。スタートすると見せかけ続けた数十年を経て、AIはついに動き出したのだ。 ところが、シャンパンの栓を抜こうとしない男がひとりいた。トロント大学のコンピュータ科学教授で、AIのゴッドファーザーとして知られるジェフリー・ヒントンだ。 理論上で
ビジネスパーソンがPCを活用するうえで、“作業の能率化”は欠かすことのできない視点だ。そのうえで、最近はさまざまな生成AIが登場しており、業務能率アップのためいかに生成AIツールを活用するか、も考える必要が高まっている。 こうした文脈のなかで、昨今のWindowsには生成AIを活用したアシスタント機能「Copilot(コパイロット)」が実装されている。2023年秋にリリースされた「Windows 11 2023 Update(バージョン23H2)」ではデフォルトでCopilotが有効になっているし、一部Windows 10向けにもプレビュー機能が提供されている。つまり、私たちは「ビジネスパーソンはCopilotを上手く扱えなければならない」と言われる時代に、すでに片足を踏み入れているわけだ。 一方、企業としての方針や機器の制限によって、OSを対応バージョンにアップデートできなかったり、プレ
2024年2月28日のApple年次株式総会に出席したティム・クックCEOが、AIの実用化計画について2024年後半に詳細を明らかにする予定であると述べました。クックCEOは「多額の投資を行っている」と話し、AIの新境地を開拓するという展望を語っています。 Apple (AAPL) Shareholders Reject Request for AI Transparency Report - Bloomberg https://www.bloomberg.com/news/articles/2024-02-28/apple-shareholders-vote-down-request-for-ai-transparency-report Apple annual shareholder meeting 2024, AI investments https://www.cnbc.com/2
生成AIのChatGPTが記事を盗用したとしてニューヨーク・タイムズから提訴されているOpenAIが、新しくインターネットメディアのThe Intercept、Raw Story、AlterNetから著作権侵害訴訟を起こされたことが明らかになりました。 Digital Media Outlets Sue OpenAI for Copyright Infringement - The New York Times https://www.nytimes.com/2024/02/28/technology/openai-copyright-suit-media.html The Intercept, Raw Story, and AlterNet sue OpenAI and Microsoft - The Verge https://www.theverge.com/2024/2/28/24
急速に広がる生成AI(人工知能)を巡り、文化審議会小委員会は、AIがウェブ上のデータを取り込む「機械学習」に著作権者の許諾は要らないとする考え方を維持しつつ、権利侵害の具体例をあえて示すことで野放図な利用をけん制した。AIによる技術革新に期待が高まる一方、クリエーターらは権利侵害への懸念が拭えず、バランスの取り方が課題として残り続けている。【李英浩】 文化庁が実施したパブリックコメント(意見公募)には、クリエーターや業界団体から計約2万5000件の意見が寄せられた。自作がAIに学習され続けることへの対策を求める内容がある一方、公的機関が機械学習の「歯止め」になる考え方を示すことはAI開発の萎縮につながりかねないと指摘する声も上がった。 「機械学習がクリエーターの利益を侵害しないというのは、机上の議論に過ぎない」。…
日本マイクロソフトは2月20日、生成AIに関する企業向けイベント「Microsoft AI Tour」を東京ビッグサイトで開催した。基調講演には、日本マイクロソフトの津坂美樹社長らが登壇。基調講演の中で津坂社長は「AIを語る段階を卒業し、スケールさせ、フル活用の1年になる」と話し、2024年が生成AIの飛躍の年となることを予告した。 「1ドルのAI投資に、3.5ドルのリターン」 生成AIに注力するMicrosoft その自信を裏付けるのは、生成AIが生み出すという莫大な経済効果だ。経済産業省が20年に公開した報告書では、中小企業がAIを活用すると、25年に11兆円のGDP押し上げ効果があり、日本全体で34兆円の経済効果があると試算している。Microsoftの独自試算でも、1ドルのAI投資に3.5ドルのリターンが見込めると算出している。 Microsoftでは、AIアシスタント「Micro
生成AIの進化によって、ホワイトカラーの業務を中心に生産性や付加価値が向上、大きなビジネス機会が引き出されると言われています。そうした中で、いかにして製品・サービスの方針や開発のプロセスを策定していくかといった、ビジネスをデザインする力が注目を集めています。本記事では、株式会社エクサウィザーズ執行役員の羽間康至氏が、生成AIの発展によるビジネスフローの変化や、ビジネスパーソンとして求められるスキルについて語りました。 生成AIでさまざまな領域の仕事が代替される時代に 羽間康至氏:よろしくお願いします。あらためまして、自己紹介をさせていただきます。株式会社エクサウィザーズというAIのスタートアップで、今は執行役員を務めてます、羽間と申します。羽に間と書いて「はざま」と読みます。 私自身は今、基本的にはすべての産業をカバーしております。製薬業界や金融、エネルギー、製造物流。あるいは通信、消費財
これが現代の戦争…米軍は攻撃目標を決めるのにAIを活用している2024.02.29 20:006,904 Lucas Ropek - Gizmodo US [原文] ( R.Mitsubori ) 「仲良くなる方法」を教えてよ、AI。 アメリカ軍もいつか戦場にAIを配備するんだろうな…と思っていましたが、すでに始まっていたようです。 Bloomberg Newsの報道によると、国防総省は空爆の標的を特定するためにコンピュータービジョンのアルゴリズムを使用しているそうです。つい最近も、中東での任務の一環として、85回以上の空爆にこのアルゴリズムが使われたんだとか。 2月2日にイラクとシリアの各地で行なわれた空爆では、「ロケット弾、ミサイル、ドローンの保管庫、民兵の作戦本部などを破壊または損傷させた」とBloombergが報じています。 一連の攻撃は、1月にヨルダンで3人の米軍兵士が死亡した無
IDCは2024年2月7日(米国時間)、AI(人工知能)搭載のPC(以下、AI PC)の市場予測を発表した。2024年には約5000万台のAI PCが出荷され、2027年までに1億6700万台以上に増加するとした。2027年にはAI PCが全世界のPC出荷台数の60%近くを占めると予測している。 関連記事 第281回 OpenAIも参入とうわさの「AIチップ」は何を行うチップなのか? その用途は? OpenAIが独自のAI(人工知能)チップを開発しているという報道があった。OpenAIが正式に発表したものではないが、かなり確度が高そうだ。AIチップとはどういったものなのか、どういった用途に使うものなのかを簡単に解説しよう。 456万TPS、応答遅延219ナノ秒の処理性能を持つ RDBMS「劔(Tsurugi)」開発 ノーチラス・テクノロジーズ NECとノーチラス・テクノロジーズは、処理性能
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