認知症リスク、AIで早期発見 歩き方を分析、社会で見守り 時事通信 経済部2024年06月03日07時04分配信 【図解】65歳以上の認知症・軽度認知障害(MCI)の推計 人工知能(AI)を活用して歩き方などを分析し、認知症の早期発見や見守りにつなげる取り組みが進められている。症状の進行に気づかず受診が遅れたり、徘徊(はいかい)したりするリスクを軽減し、高齢者本人や家族の不安感を和らげるのが狙いだ。 血液検査で認知症予測 発症前に、早期治療へ展望―東京大など 富士通傘下のコンサルティング会社リッジラインズ(東京)は2月から、国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)、AIベンチャーのノエル(名古屋市)とともに、認知症特有の歩き方の特徴を感知する仕組みを開発している。解析には、富士通が開発した体操競技の採点支援システムに使われる、姿勢認識のAI技術を活用。公共施設などのカメラ映像から小刻みな歩