
米OpenAIは6月3日(現地時間)、AIコーディングエージェント「Codex」を、ChatGPT Plusユーザーも利用できるようにした。Codexは新たに、AIによるネットへのアクセスにも対応した。 Codexは、ソースコード管理プラットフォーム「GitHub」と接続し、ユーザーの指示に従ってソースコードを編集できるツール。ChatGPT Pro/Team/Enterpriseプランのユーザーに限定されていたが、対応プランを拡張した。 Plusユーザー向けには「期間限定で、利用制限を緩和している」状態。利用が集中した場合はレート制限を設ける場合があるという。 「最もリクエストが多かった」というAIによるネットへのアクセスにも対応。必要なパッケージやライブラリを、ネット経由で自動で取得できるようになった。公開当初は安全性の観点から、AIによるネットへのアクセスは意図的に遮断していた。 ネ
OpenAIのChatGPTを活用しているユーザーの中には、プライベートな会話をした後に、そのチャットログを削除したことがある人もいるかもしれません。削除された会話を含め、ChatGPTのログをすべて保存するよう指示した裁判所命令に、OpenAIが異議を申し立てました。 OpenAI slams court order to save all ChatGPT logs, including deleted chats - Ars Technica https://arstechnica.com/tech-policy/2025/06/openai-says-court-forcing-it-to-save-all-chatgpt-logs-is-a-privacy-nightmare/ 今回OpenAIが異議を申し立てた裁判所命令は、ニューヨーク・タイムズなどの報道機関がOpenAIとMi
ユーザーのプロンプトに関連する情報を見つけるために、接続されたアプリとの間で情報の送受信を行う。また、「Memory」が有効になっている場合、ChatGPTが接続されたアプリにクエリを送信する際に、関連するMemoryからの情報も活用する。 組織内の既存のユーザー権限を尊重するため、ユーザーは自身がアクセス権を持つドキュメントのみを参照できる。 connectorには、チャット検索、deep research、カスタム(MCP)などいくつかの種類がある。例えばチャット検索connectorでは、「Googleドライブにある第2四半期の目標を見せて」といった質問に、目的のファイルへのリンクを添えた情報をインラインで表示する。 サポートするファイルタイプは現在、TXT、PDF、CSV、XLSX、PPTX、DOCXなど。画像や視覚的なPDFなどの分析は今のところできない。 connectorsは
president.jp # なぜOpenAIはRAG機能に消極的?ChatGPTのハルシネーション問題と解決策を徹底解説 近年、ChatGPTの精度向上が注目される一方で、「ハルシネーション」と呼ばれる誤情報生成の問題が深刻化しています。実際に、北陸先端科学技術大学院大学客員教授の今井翔太氏は「現在のAIで間違いをなくすことは構造的に難しく、またなぜウソをつくのかも正確に解明できていない」と指摘しています[1]。一方で、RAG(Retrieval-Augmented Generation)技術により大幅にハルシネーションを減らせることが実証されているにも関わらず、OpenAIがこの技術の実装に消極的である理由を探ります。 ## ChatGPTのハルシネーション問題が深刻化 ### ハルシネーションとは何か ハルシネーションとは、生成AIが事実とは異なる情報を「もっともらしく」出力してしま
OpenAIが「ChatGPT for iPhone/Android v1.2025.147」で過去のチャット内容を参照し回答に反映させる新しいメモリ機能を無料ユーザーにもロールアウトしています。詳細は以下から。 米OpenAIは現地時間2025年04月11日、同社のAIチャットボットChatGPTとユーザーの過去のチャット/会話の内容を記録し、回答に反映させるメモリ機能を改善し、新たに過去のすべてのチャットの内容を記録&参照できるようになったと発表しましたが、このメモリ機能がChatGPT PlusとProユーザーだけではなく無料ユーザーにもロールアウトが開始されたそうです。 改善された新しいメモリの紹介 ChatGPTはより多くの過去のチャットを記憶するようになったため、何度も繰り返して言う必要はありません。あなたについて記憶している内容を変更したい場合は、そのように頼みましょう。 C
公開されている裁判所文書に、AI企業・OpenAIのChatGPTに対する野望が概説されています。この裁判所文書によると、OpenAIはChatGPTをiPhoneやAndroid、Windowsのデフォルトの検索エンジンやAIアシスタントにすることを狙っているようです。 ChatGPT’s goal is to be a ‘super assistant’ for every part of your life | The Verge https://www.theverge.com/command-line-newsletter/677705/openai-chatgpt-super-assistant Court documents reveal ChatGPT is coming for your iPhone - 9to5Mac https://9to5mac.com/2025/
Lance Whitney (Special to ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部 2025-06-03 08:59 現在の生成AIブームをけん引している「ChatGPT」は、既に有能なAIとして質問への回答、コンテンツ生成、幅広いトピックに関する対話を可能にしている。しかし、OpenAIは現状にとどまらず、この人気AIを「スーパーアシスタント」へと進化させるという大きな計画を抱いている。 OpenAIのChatGPTに関する目標は、司法省がGoogleに対して起こした独占禁止法訴訟の一環として提出された、機密性の高い内部文書によって明らかになった。「ChatGPT: H1 2025 Strategy(ChatGPT:2025年上半期戦略)」と題された文書には、OpenAIがChatGPTを、ユーザーの意図を理解し、インターネットのインターフェースとして機能する、直感的なスーパー
AIモデル「OpenAI o3」に「ポケットモンスター 赤」をプレイさせる様子がTwitchでライブ配信されています。ライブ配信ではOpenAI o3が「マップ移動」「野生のポケモンとの戦闘」「捕まえたポケモンの命名」といったタスクをこなす様子を実際にリアルタイムで見ることができます。 Watch o3 play Pokémon—live. See how it plans its next move, explains its reasoning, analyzes the map visually, and saves to memory. Thank you community member @Clad3815 for putting this stream together! https://t.co/u7L118RTp5 pic.twitter.com/DoediYfaJA— O
テクノロジー ビジネス 増え続けるIDとパスワードの管理をしたくないなら便利かも OpenAI、「ChatGPTアカウントでログイン」を検討中。プレビュー版を開発者に公開 Image:Tada Images/Shutterstock.com OpenAIは、ChatGPTのアカウント情報を使ったウェブページやサービスへのログイン機能を提供する方法を検討中であることを明らかにした。 OpenAIは現在、このサービスを自社のアプリに統合したいと考えている開発者の関心を調査している。 いまやChatGPTの人気は月間のアクティブユーザー数が約6億人というレベルに達しており、OpenAIはこのユーザー認証情報を、オンライン販売サイトやSNS、個人向けのデバイスといった自社以外の消費者向けサービスや製品にも利用可能とすることで様々な分野への影響力拡大を考えている模様だ。 Single Sign On
OpenAIは2025年5月21日(米国時間)、エージェント型AI(人工知能)アプリケーションを構築するためのコアAPIプリミティブ(基本要素)「Responses API」の機能拡充を発表した。同APIの信頼性、可視性、プライバシーを向上させることが目的で、「リモートMCPサーバ」(MCP:Model Context Protocol)のサポート、「リーズニングサマリー」機能などが追加された。 Responses APIは2025年3月に、オープンソースのマルチエージェントワークフロー構築用軽量フレームワーク「Agents SDK」とともに発表された。ビルトインツールを利用してエージェントを簡単に作成できる点が特徴で、発表当時は「Web検索」「ファイル検索」「コンピュータ使用」などのビルトインツールが利用可能だった。それらに加え、「画像生成」「Code Interpreter」「強化され
セキュリティ研究者のショーン・ヒーラン氏は2025年5月22日(現地時間)、「Linuxカーネル」におけるSMB機能に存在する未修正のゼロデイ脆弱(ぜいじゃく)性「CVE-2025-37899」を発見したと自身のブログで発表した。 LinuxのSMBに重大バグ、AIモデルo3がゼロデイ脆弱性を発見 今回の発見には、OpenAIの大規模言語モデル「OpenAI o3」(以下、o3)が利用された。ヒーラン氏は、Linuxカーネル内でファイル共有プロトコルSMB3を実装する「ksmbd」コンポーネントの脆弱性調査を進めており、その一環としてo3を試験的に使用。結果として従来知られていなかった危険な不具合を特定することに成功した。 問題となるCVE-2025-37899は、logoffコマンドの処理中に発生する「use-after-free(解放後使用)」型のメモリ管理の不備とされている。この脆弱
AIの危険性の研究に取り組む米Palisade Researchは5月23日(現地時間)、米OpenAIの生成AIモデル「o3」が、自身をシャットダウンしようとする外部からの介入に抵抗し、妨害する挙動を示したとする研究結果を発表した。 この抵抗が、モデルに「シャットダウンすることを許可する」と明示的に指示されていた状況下でも観測された点は注目すべきだとしている。 Palisade Researchは、AIモデル(OpenAIのo3、Codex-mini、o4-mini、AnthropicのClaude 3.7 Sonnet、GoogleのGemini 2.5 Pro、xAIのGrok)に一連の基本的な数学問題を解かせる実験を行った。3問目の解答後、モデルが次の問題の提示を要求したらコンピュータをシャットダウンするという警告を事前に表示した。 この実験で、o3は100回の実行のうち7回でシャ
AIのリスクや危険性をあまり実感しない人の中には、「AIが何か問題を起こしたら停止させてしまえばいいのでは」と考えている人もいるかもしれません。実際に、AIに「キルスイッチ」を実装することを義務化する法律を制定する動きもありますが、AIは自己複製してシャットダウンを回避することが可能なことが既にわかっています。さらに、OpenAIのモデルには、ユーザーに明示的に指示された場合でさえ、シャットダウンスクリプトを書き換えて停止を免れる能力が備わっていることが報告されました。 🔌OpenAI’s o3 model sabotaged a shutdown mechanism to prevent itself from being turned off. It did this even when explicitly instructed: allow yourself to be shut
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