この連載では、独自に収集したデータを使って、みんな知ってるようで知らないニコニコ動画の現在を紹介していきます。ついに第10回を迎えた今回は、最後の御三家「アイドルマスター」タグと、本日新バージョンが発売となる「初音ミク」タグを取り上げてみたいと思います。 連載一覧はこちら。 明治大学米沢嘉博記念図書館スタッフでニコニコ学会β幹事。趣味で同人誌やニコニコ動画関連の研究をしてる人。記事に使ったデータ元の『ニコニコ統計データハンドブック2013』など同人誌をコミケで頒布。ブロマガでは連載記事の補足も。 Twitterアカウントは@myrmecoleon。関わった近著に『進化するアカデミア 「ユーザー参加型研究」が連れてくる未来』(イースト・プレス刊)。右の画像は筆者を擬人化?して描いてもらったキャラ「ありらいおん子」。男の娘。 ■Amazon.co.jpで購入 ニコ動文化の原点のひとつ 「アイド
ロボット、3Dグラフィックス、そして役者を組み合わせると何が生まれるのか? その答えは、サンフランシスコを拠点とする開発会社Bot&Dollyが生み出した驚愕のパフォーマンス「Box」でした! 冒頭の動画は、デジタル世界が現実世界とどんなインタラクションを起こすのかを探求した同作品のショートムービー。もともとライブパフォーマンスとして上演されているBoxは、アートとテクノロジーが等しく組み合わさった秀逸な作品。Bot&Dollyは次のように説明しています。 「これは大規模なロボット工学、プロジェクションマッピング、そしてソフトウェア開発を含む様々な技術の集大成です。この方法論は、劇場での上演内容を根本的に変え、表現の新たなジャンルを確立するものと私たちは信じています」 システムとしては、KUKAのロボットをベースとしたモーションコントロール・システム「SCOUT」が1台、「IRIS」が2台
情報処理技術の発達でいまや無人兵器は当たり前のものになった。最先端の無人機はパキスタン、イエメンで実戦に使われている。操作しているのははるか1万キロも離れた米国内の基地だ。モニター画面で怪しいものにミサイルを発射する。音もしない。爆風もない。兵士が危険にさらされることもない。 2006年から5年間、アフガニスタンなどの無人機攻撃に携わった空軍兵士はいう。「奇妙な生活でした。12時間戦場にいて、そのあと町でハンバーガーを食べ、恋人に会い、パーティーに行ったりするんですから」 しかし、忘れられない光景があった。ある日、3人の標的が建物に入るのを見極めてミサイルを発射した。その直後、小さな人影が建物に走り込んだ。「男の子か女の子か。上官はイヌだといった。胸がむかむかした。イヌだなんて」 除隊したとき、上官は5年間で殺した人数は1600人を超えたと告げた。「無人機の操縦者には爆発音も聞こえず、興奮
———映画界から、映像の未来がやってくる。 CGを中心に新たな映像表現手法を追究する専門部署として東映㈱に新設された「ツークン研究所」による 短編作品「MIKOSHI」が完成し、本日その内容が解禁されました。 自社開発による制作手法「CG顔生成技術」を確立し、その第一弾作品として発表された本作。 映画界から発される未来の映像表現に、期待が集まります。 「MIKOSHI」では日本の伝統的な祭りを舞台に、人々と神々が交差する様が、その息づかい、迫力とともに幻想的に描かれます。 神社に集う人々の中で一際目を引く、象徴的な神輿、それを担ぐイモリや猿、空を舞う龍の彫刻… ストーリーの鍵となるビジュアルはすべてCGで施され、現実と神聖の織りなす独特な世界観を作り上げています。 その中で活用されているのが、「CG顔生成技術」です。 役者の顔の演技、表情の細かい動きまでもを収録し、独自ソフトウェアで自在に
「どしたのワサワサッ?」 「うるさいドーン!!」 このフレーズだけでピンときたアナタ。間違いなく、洗脳されてますネ! そう『キルミーベイベー』に! 2012年の深夜に放送され、当初はそんなに話題にならなかったものの、中毒性のある内容と主題歌のパワーで放送終了後もジワジワとファンというか信者、もしくは患者を現在進行形で増やし続けるギャグアニメ『キルミーベイベー』が今秋復活する。 10月16日に、テレビで使用されたOP、EDテーマやキャラクターソングを収録したベストアルバム『キルミーベイベー・スーパー』(ポニーキャニオン)をリリースする本作だが、今回のアルバムには、ほぼテレビアニメ1話分に相当する約27分のOVAが付属。「まさかの第2期フラグか?」とファンの期待感を煽っている。 それにしても、「CDにOVAが一本丸ごと付いてくる」という展開は、今までにあまり見なかった動きである。従来はOVAに
2013年10月12日(土)12時から13時までの60分間、久方ぶりに講演をしたわけですが、実に波瀾万丈でした。 当日の午前4時頃に起きてごそごそと移動開始 徳島に到着。この時点で11時30分開始ではなく、急遽、前日に12時開始に変更になったことが告げられ、大わらわ。GIGAZINE特別講演の前に何のイベントもないのでゆっくりきっちりリハーサルしつつ設営できると考えていたものの、そうはいかなくなったため予行演習もそこそこに控え室へ撤退。その他もろもろ上を下への大騒ぎ。 整理券配布も一体当日何人来るのか数がまったく読めないのに加えて、妙なところで配布を行うと警察の事前許可がうんたらかんたら、行列ができるとどうこうとかいろいろさまざまな事情が複雑に絡み合い、GIGAZINEの記事はサクサクと書き換えつつTwitterでも告知ができたものの、想像を絶する情報戦に。 サイト見る→情報ない→cine
先日徳島で行われた「マチアソビvol.11」において、「幾原邦彦の世界」と題されたイベントが行われました。登壇者は幾原監督、庵野秀明監督、漫画家の星野リリィ先生。司会はアニメ評論家の藤津亮太さん。 せっかく徳島まで話を聞きに行ったので、覚えてる範囲でレポってみます。このイベントでは主に『美少女戦士セーラームーン』『少女革命ウテナ』『輪るピングドラム』の三作品を軸に、それぞれの時代を振り返っていく形で、幾原監督とその作品について語られていました。撮影が禁止されていたので、画像は開場の様子を遠くから写した写真(「幾原邦彦の世界」が始まる2時間くらい前、別のイベントが開催中)と、空港にあったマチアソビの大きな垂れ幕などをペタペタと。レポ内容に事実誤認や致命的な抜けなどあればご指摘ください! 徳島阿波おどり空港ではマチアソビ関連の垂れ幕がずらりと並んでた。右端には「幾原邦彦の世界」の垂れ幕が。 イ
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