BD-1の折り畳み機構そのままにスケールモデルが作れないだろうか?同じことを考えていた日本人が香港にいました。実際にBD-1オーナーでもある彼は、BD-1の持つ機構に大変惹かれていました。日本人である彼は、世界中のカーメーカーやトイメーカーを顧客に持ち彼の作り出すスケールモデルはその精巧さと、忠実な素材感でカリスマともマイスターとも呼ばれています。(各社との契約があるため、個人名は伏せます。) BD-1のスケールモデルで一番苦労したのは、折り畳み機構はもとより、ホイール組でした。車輪を回転させなければ簡単ですが、実車は細いワイヤーを組んでホイールを構成させています。しかし、模型でそれを再現するのは困難です。ワイヤーが曲がって、タイヤを垂直に維持できません。そこでエッチングパーツをスポークに見立てて左右から挟みこみ、さらにホイールで挟み込む事で、見た目と強度のバランスをとっています。これは