タグ

2011年3月15日のブックマーク (2件)

  • 日本の危機対応に学べ!:日経ビジネスオンライン

    東日巨大地震が発生した3月11日の午後、筆者は東京赤坂の高層ビルで、中国関連の戦略会議をしていた。前日の夜、北京から東京に帰って来ていた。伊豆半島という自然災害が比較的多い地域の出身であるが、1984年に生まれて以来、大きな地震を経験したことはなかった。2003年に北京に拠点を移した後も、自ら大地震を経験したことはなかった。 揺れた当初は、「あっ、地震だ」という反応くらいしか感じなかった。筆者も日人だ。小さな揺れには慣れている。だが、だんだん大きくなってくると、焦り始めた。モノが落ちてきたり、電気が揺れたり、初めての経験であった。新しいビルの高い位置にいたから、余計に揺れたのかもしれない。 エレベーターが動かなくなった。電話がつながらなくなった。地下鉄が止まった。タクシーは捕まらず、道路は封鎖されたも同然だった。東京で働く人たちが、群れをなして徒歩で帰宅した。職場で一夜を明かしたヒトも

    日本の危機対応に学べ!:日経ビジネスオンライン
  • 震災の修羅場で学んだ 災害対応の“本質”:日経ビジネスオンライン

    1995年1月17日、関西地方を急襲した阪神大震災──。その激震は、神戸市を中心に甚大な被害をもたらした。最も被害が大きかったのが、民家が密集した長田区だ。 瞬時に広がった火災によって、一帯が焼け野原と化した。この長田区に工場を構えていたのが、三ツ星ベルト。工場の従業員が延焼を阻止し、8日後には操業を再開した。その経験から得た災害対応の質を西河会長が説く。 (取材構成:中野目純一) まず、3月11日に起きた東北地方太平洋沖地震で被災された方々にお見舞い申し上げるとともに、亡くなられた方々に深く哀悼の意を表する。 私は1995年1月に起きた阪神・淡路大震災を体験し、震災の被害が拡大する中、被災した会社や工場の復旧を陣頭指揮した。その時の経験が、いま困難に直面されている方々のお役に少しでも立てれば幸いである。では、当時のことを振り返ろう。 「木っ端みじんとはこういうことを言うのだな」──。

    震災の修羅場で学んだ 災害対応の“本質”:日経ビジネスオンライン