筋トレ=つらい、しんどい。このネガティブイメージをくつがえす本、その名も『「そる」だけでやせる 腹筋革命』(飛鳥新社)。「そる」だけなら誰でもできる! と飛びついてしまった私。 著者の中村尚人氏は、理学療法士でヨガインストラクター。今日まで約2千人のインストラクターを養成し、腰痛などで悩む約1万人の患者さんを診てきたそうです。これは期待できそうですが、なぜ「そる」だけでオールオッケーなのでしょうか。その根拠を、本書が説明してくれました。 まず従来の腹筋運動は、「縮める腹筋」です。寝転がって上半身を起こすやりかたですね。ところが、「解剖学的にも、筋の硬さから見ても、腹筋は伸びる力のほうが、縮める力よりはるかに強いのです」と言うではないですか。 さらに、「縮める腹筋は、腹筋を縮めて背筋を伸ばすので、腹筋本来の役割に反した使い方をします。非合理的なトレーニングなので、疲れる割に効果は望めません」
「声優ブーム」と言われるようになって大分たちました。今がいったい第何次ブームなのかよく知りませんが、声優に憧れる人は相変わらず大変多いようです。現場ですれ違う新人の数も、この10年ほどで把握しきれないほどに増えました。少し前までは、「今の“新人枠”に入るのはあいつやこいつ……」となんとなく顔くらいは浮かんだものなのですが。 声優志望者や若手声優と話していて不思議なのは、「声優になる」ことを、まるで就職でもするかのような感覚で捉えている人が多いことです。 声優志望者の甘すぎる未来予想図 話を聞くと、彼らは極めて無邪気に、こんな青地図を思い浮かべているのですね。 まず声優学校に入り、養成所に進んで、いい声の出し方や演技の仕方を教えてもらおう。そして大手の声優プロダクションに所属し、マネージャーがとってくる端役の仕事をこなしながら“出世”のチャンスをうかがおう。 最初のうちは安い仕事しかないだろ
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