写真:Evan El-Amin / Shutterstock.com 《本記事のポイント》 新型コロナの感染拡大で、トランプ氏は国防生産法を発動し「自衛」に乗り出すアメリカでは、損害賠償請求を通じて、中国の責任を追及する動きが起きている日本も中国の「人災」に対し、責任を追及すべき 新型コロナウィルスの感染拡大をめぐり、トランプ米大統領は18日に記者会見を開き、安全保障を理由に民間企業へ増産を要請する「国防生産法」を発動し、人工呼吸器や医療用マスクなどの提供を求める方針を示した。国家を挙げて、感染症への対策に乗り出す構えだ。 会見で印象深かった点は、トランプ氏が新型コロナについて、「中国で発生したのだから、非常に正確な用語だと思う」と発言したことだ。中国外務省の報道官が、米軍が自国にウィルスを持ち込んだ可能性に触れたことに関し、「我々の軍隊がウィルスを中国に持ち込んだという偏見が生まれる」と