東京都小学校PTA協議会(都小P)は18日の総会で、来年3月末に全国組織の「日本PTA全国協議会」(日P)から退会する方針を決めた。会費負担に見合う活動を日Pがしていないことなどを理由に挙げた。7月の理事会で正式に退会が決まる見通し。日Pによると、都道府県や政令市のPTA組織が退会すれば、全国で初めてとなる。 日Pからの退会を巡っては今年3月、京都市の市立小中学校などのPTAでつくる「京都市PTA連絡協議会」の会長(当時)も会費負担や「現場の声が反映されない」などを理由に日Pからの退会を提案。理事会では3分の1を占める校長らの反対多数で否決されたが、日Pの存在価値を問う動きが相次いだ格好だ。
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