タグ

ブックマーク / chikirin.hatenablog.com (8)

  • Go to キャンペーン大混乱について - Chikirinの日記

    新型コロナで大打撃を受けている観光業界を支援するため政府が計画した「Go to キャンペーン」 今月22日からの旅行の宿泊費に関して、最大35%を支援すると発表したのが、たかだか一週間前。 なのに突然「東京在住者には不適用」「東京発着の旅行も不適用」、かつ「高齢者や若者の団体旅行、大人数の宴会は避けるように」とか言い出して、旅行会社は大混乱。 関東圏の観光地の旅館では「昨日と今日で200件の予約キャンセルが発生。その半分近くが今月の予約(なので、今から埋めるのはもはや不可能)」という状態らしく、「これって何を目的としたイジメ?」って感じです。 私はこのブログを「12歳のときの自分に、リアルな社会の仕組みを教えるため」に書いているのですが、今回の Go to キャンペーンを巡る混乱については「12歳だと理解できないかな?」と思えることも多いので、いくつか説明しておきたいと思います。 1.なぜ

    Go to キャンペーン大混乱について - Chikirinの日記
  • 電子書籍って儲かるの? 一年後の収支決算 - Chikirinの日記

    私が初めて(個人で)電子書籍を 出したのは 1年前。 内容はブログ運営記で、自作の表紙が初々しい(?)このでした ↓ 「Chikirinの日記」の育て方 作者:ちきりん発売日: 2013/11/26メディア: Kindle電子書籍といえば、 ・Sonyのリーダーや 紀伊國屋書店のサービスなどは以前からあり、アメリカでの盛り上がりもあって、何年もの間、「日でも、今年こそ電子書籍元年か??」と言われ続けていたものの、 ・日格的なブームが始まったのは、楽天が kobo を始めるぞー!とぶち上げた 2012年の 7月 ・その後、アマゾンが急遽 kindle 端末を日で発売開始 ( 2012年 10月)。同時に、キンドルでの個人出版も可能になりました。 ・そこで私も、2013年(去年) 11月に初めてのオリジナル電子書籍を発売したわけです。 ・この 2年間は、「誰でも電子書籍が出せる

    電子書籍って儲かるの? 一年後の収支決算 - Chikirinの日記
  • キンドル・ダイレクト・パブリッシング体験記録 - Chikirinの日記

    キンドルの電子出版( Kindle Direct Publishing, KDP = いわゆる“セルフパブリッシング”) を体験し、ひとりで電子書籍を作ってみてどうだったか。 「Chikirinの日記」の育て方 作者:ちきりん発売日: 2013/11/26メディア: Kindle版 今日はそのプロセスについて書いておきます。“だいたい時系列”に並べると、KDP に必要な手順は下記の通りとなります。 追記:下記は2013年当時の体験記であり、現在のKDPの出版方法とは異なる部分も多々あります。ご注意ください 1.アマゾン KDP に登録 ・銀行口座などを登録するだけなので、ごく簡単です。 ・なので、2や3を先に済ませてから、登録すればいいと思います。 2.アメリカの源泉徴収を免除されるための申請 ・めんどくさいです。 ・KDP でが売れるとアメリカで印税収入が発生するため、この手続きを行

    キンドル・ダイレクト・パブリッシング体験記録 - Chikirinの日記
  • すべてがアマゾン経由で売られる時代へ - Chikirinの日記

    先日ネット通販企業の経営者が、「配送料や手数料が高い」とつぶやいた顧客(女子高生)を、ツイッター上でいきなり罵倒した事件がありました。(下記エントリに書いた件です) → 「Twitterについて理解しておくべきこと」 そのネット通販企業は、社長がお詫びをした後、今月から配送料を完全無料化すると発表しました。購入額に関わらず配送料はゼロです。 これを機に、ネットでモノを購入することが急拡大している昨今、“配送料”の相場がこれからどうなっていくのか、もう一度考えてみました。 この件に関するキープレーヤーは、皆様ご存じの通り、アマゾンドットコムです。今、アマゾンでモノを買うと、にしろ雑貨にしろ、アマゾンの倉庫から直接発送されるものに関しては、値段に関わらず配送料は無料です。500円のモノをひとつ買っても、無料で届けてくれるのです。(追記の注:その後ルールが変わり、それより安いものは、まとめて買

    すべてがアマゾン経由で売られる時代へ - Chikirinの日記
  • Twitterについて、理解しておくべきこと - Chikirinの日記

    “顧客への感謝の気持ちを忘れたネット通販企業の経営者”が、“配送会社への感謝を忘れた顧客(しかも女子高生)”を、ツイッター上でいきなり罵倒した事件が話題になってます。 ちきりんもTwitterはすばらしいネットサービスだと思うのだけど、「怖いよね」と思うこともたびたびあります。今日は自戒も兼ねて、「これは忘れないようにしときたい」と思うことをまとめておきます。 1.すべてのツイートは、誰に読まれても不思議ではありません 下記のように思っていたら、それは間違いです。 ・@を付けていない。メンションを飛ばしていないので、人には読まれないだろう ・日語で書いているので、外人は読まないだろう ・自分のフォロアーは20人しかいないので、たくさんの人に読まれることはないだろう ・DMや鍵付きでのツイートが、意図しない人に読まれることは決してありえない 企業(の関係者)が、自社名、自社サービス名&商

    Twitterについて、理解しておくべきこと - Chikirinの日記
  • 国が貧しくなるということ - Chikirinの日記

    「個人が貧しくなる」ということについては、イメージがしやすいですよね。 毎月カツカツの生活で、ご飯は古々米、おかずは夕方以降の安売りで調達。 というか、週に 3日はバイト先のコンビニから売れ残りの弁当を貰ってきてべている。 数百円で買えるファストフード以外は外もしないし、お酒もタバコもやらない。 もちろん洋服や家電も何年も買っていないし、旅行もしない。てか電車に乗らない。 歯が痛くても熱が出ても寝て治し、携帯は 6年前に買ったのをまだまだ使うつもり。 冷暖房もできるだけ付けない。風呂はシャワーのみ。更に進めば、ガスや電気を止められる・・。 もちろん借金も可能だけれど、利子を含めて返済が始まれば、結局は借りる前より生活は厳しくなる。 って感じで、「個人としての貧しさ」はわりとイメージが湧きやすい。 ★★★ では、「国が貧しくなる」というのは、どんな感じなのでしょうか? 日の場合、国が借

    国が貧しくなるということ - Chikirinの日記
  • 世界は分断されている - Chikirinの日記

    最近、世の中って分断されてるよねーと思うことが多い。 (1)平日の昼間に美術の企画展などに行くと「高齢者&女性」しかいない。びっくりするほど「働き盛りの男性」がいない。今までいた場所の“裏面”を見てる気がする。 (2)渋谷に行くと「この国はめっちゃ若いな」と思い、ニコタマ(二子玉川)に行くと「世の中の女性はみんな専業主婦なの?」と思い、郊外の住宅地に行くとあまりの高齢者比率の高さに「どう考えても移民が必要でしょ?」って思う。 (3)大手町や丸ノ内に行くと、男の人がみんなダークスーツ着てて驚く。青山や表参道辺りに行くと「ビジネススーツって禁止なの?」って思う。 (4)去年の末まで(働いている間は)、毎日何十英語のメールを読んだり書いたりしてたのに、今年一年で、ちきりんが書いた英語のメールは多分3。 以前は当然のように毎日英語で話してたけど、この一年で英語で話したのは海外旅行をのぞくと

    世界は分断されている - Chikirinの日記
  • 格差と諦念 - Chikirinの日記

    格差には、「不平等だ!」「ずるい!」「変だ!」とか、「なんとしても解消されるべきだ!」と、大きな怒りや不平等感を呼ぶ格差と、あんまり気にされてない格差があるよね。 というか、格差が一定レベルを超えて大きくなると、人ってあんまり格差に怒らなくなるような気がする。 派遣社員の人って、正社員の人にたいして「同じ仕事なのに給与や待遇が違うのは不平等だ!」と怒るけど、親から何十億ももらってる麻生さんにも鳩山さんにもあんまり怒ってないでしょ。 身近なところで考えてみても、たとえば、兄弟で弟のお小遣いが2千円で自分の小遣いが千円だと、「すごい不公平!」「ずるい!!」と思うでしょ。 近所に住む同級生の○○君のお小遣いが 5千円だと聞いて、それは彼の家が金持ちだからだと聞くと、「世の中の矛盾」とか「社会正義」について考えたくなるよね。 だけど、長嶋茂雄さんとか松下幸之助さんの子供の小遣いが20万だとか50万

    格差と諦念 - Chikirinの日記
  • 1