◇写真映像機器展示会が開幕 カメラと写真映像の総合展示会「CP+(シーピープラス)2018」が1日、横浜市西区のパシフィコ横浜で始まった(カメラ映像機器工業会主催)。最大の見どころとなるレンズ交換式のデジタル一眼カメラの分野で、キヤノンとソニーが新しいミラーレス機を投入して展示するなど、主役はミラーレスとなっている。2社の新製品を軸に、今のミラーレスカメラを概観した。【小座野容斉】 【2年前、あの幻となってしまったカメラも】2016年のCP+で話題になった機種は 2017年の日本のデジタルカメラ出荷台数は、レンズ一体型のコンパクトデジタルカメラ(以下、コンデジ)が約1330万3000台、デジタル一眼が約1167万6000台で、高額なデジタル一眼がデジタルカメラ全体の約47%を占めた。13年では27%だったので、この5年間で大きな変化が起きた。けん引するのがミラーレスカメラで、17年は、一眼