「アルバイト先の上司にお尻を触られた」などと、警察にうその被害申告をしたとして、石川県警大聖寺署は8日までに、虚偽告訴容疑で、石川県加賀市の女子高校生(18)ら少女3人を書類送検した。同署によると、上司から仕事ぶりを厳しく注意され逆恨みしたといい、「うそでした」などと容疑を認めているという。 他に送検されたのは、同市の会社員(16)と飲食店アルバイト(16)。女子高校生は脅迫文が届けられたように装って同署に被害を申し出たとして、軽犯罪法違反容疑でも送検された。 3人の送検容疑は7月、同市の温泉旅館でアルバイトをしていた際、20代の男性社員から「何度もお尻を触られた。処罰してください」などと、虚偽の被害届を同署に提出した疑い。 女子高校生は、「勤務先や自宅に爆弾を仕掛けた。殺されたくなければ謝罪しろ」などとする脅迫文を自分でつくり、虚偽申告後の8〜9月、18回にわたり自宅に届けられたよ
仙台地裁で19日に行われた強姦(ごうかん)致傷事件の裁判員裁判で、質問に答えない被告に男性裁判員が「むかつくんですよね」と声を荒らげ、裁判長に制止された。 10歳代の女性に対する強姦致傷罪に問われた宮城県大崎市、運転手結城一彦被告(39)の第2回公判。 午前中の被告人質問で、男性裁判員が「この裁判は面倒くさいと感じますか」と尋ね、被告は「自分がやったことなので仕方ありません」と答えた。さらに「捕まって運がなかったと思いませんでしたか」「思いません」などのやりとりがあった。 男性裁判員はさらに「検事の質問に当たり前の答えしか返ってこない」「反省するのが一番じゃないですか」などとたたみかけ、被告が無言のままでいると、「むかつくんですよね。昨日から聞いていて」と、大声を出した。 川本清巌裁判長は「そのへんで」と制止し、裁判官からの質問に移った。
インターネットの掲示板で痴漢を呼びかけるサイトがはんらんし、首都圏の電車内で痴漢が多発していることを受け、警視庁は14日から5日間、JR埼京線など9路線で集中取り締まりを実施する。制服警察官や機動隊を主要駅に配置するほか、スリ捜査官も投入し異例の警戒にあたる。 ネットには「埼京線での囲み痴漢の会」と題する掲示板など、痴漢仲間を募るサイトがあふれている。警視庁が確認しただけでも100以上あり、特定の路線や時間を指定して「痴漢をしませんか」と誘う内容の書き込みが多数あるという。 警視庁は5月、満員の埼京線で男たちが女性を取り囲んでいるのを確認したが、同時に複数の手が伸びていたため容疑者の特定はできなかった。6月に埼京線で逮捕した20代の会社員の男は「サイトを見ているうちに興味を持った」と供述したという。警視庁は「『痴漢電車』とも言える状況が散見される」(捜査幹部)として、集中取り締まりを決
5日午後2時20分頃、京都府京田辺市の木津川で、同府井手町内の小学校3年の男児(9)がおぼれ、6日未明、川底に沈んでいるのが見つかった。 男児は搬送先の市内の病院で死亡が確認された。男児と一緒にいた同級生3人が事故を目撃したが、「以前、川で遊んでしかられた。またしかられるのが怖かった」と周囲には打ち明けられずにいたという。 田辺署によると、男児は5日正午過ぎから同級生と遊んでおり、亀を探していて深みにはまったとみられる。男児の家族が午後9時頃、帰宅が遅いのを心配して同署に連絡。同署が男児と仲のよかった3人から話を聞いて事故だとわかり、消防などが捜索を始めた。 男児が通っていた小学校では、子どもだけで川や池で遊ぶことを禁止していたといい、3人は5日午後5時頃に帰宅した後、親にも事故を知らせていなかったという。
光のヨロイの売却益も税務申告してください−。インターネットを利用した商取引をめぐり、国税当局が申告漏れを指摘する事例が急増している。近畿ではここ数年で件数が3倍近くに急増し、総額も100億円に迫る勢い。多くは小遣い稼ぎのつもりで申告を忘れたとみられるが、中には光のヨロイや魔法の剣などゲームのアイテムを現実の通貨で売却して所得隠しを指摘されたケースも。大阪国税局では「ネットは気軽に利用できるが、税務申告はきちんとしてほしい」と話している。 大阪国税局が、平成19年度(平成19年7月〜20年6月)に管轄する近畿2府4県で行った税務調査の結果、ネット取引をめぐっては全体の9割強にあたる約640件で申告漏れを発見、総額は約93億円にのぼった。 ネット取引に関する申告漏れは近年急激に増加しており、統計をとり始めた15年度から17年度までは200件台で推移していたのが、18年度に400件を超えてい
千葉県警千葉中央署は15日、殺人未遂の現行犯で、韓国籍の無職、金信広容疑者(63)=千葉市中央区院内=を逮捕した。 同署の調べによると、金容疑者は同日午後1時10分ごろ、同区中央の市道で寝転んだ40代男性の顔に、旗を立てるコンクリート製のポールスタンドを落下させた。男性は意識不明の重体。 近くの飲食店の男性店主が110番通報し、通行人の男性とともに、現場から立ち去ろうとした金容疑者を取り押さえた。金容疑者は容疑を認めているという。 同署によると、金容疑者と男性は初対面で、酒を飲むうちに意気投合。その後、2次会に向かったが、店が休みだったため酔っぱらった男性が路上に寝転がり、それに腹を立てた金容疑者が「おれを誰だと思っているんだ」と怒ってポールスタンドを顔面に落としたという。 【関連記事】 ・ のこぎりで同僚切り付け 傷害罪に切り替えて起訴 ・ ロープでミニバイク女性転倒 殺人未
4歳の女児が誘拐・殺害された「足利事件」の容疑者として逮捕されて17年半。今月4日に無期懲役刑の執行が停止され、釈放された菅家(すがや)利和さん(62)が6日夜、読売新聞の単独インタビューに応じ、「自白」の経緯などを明かした。 暴力的な取り調べを受けたのは逮捕当日だけだったが、その後も「犯行ストーリー」を作り続けてしまったという菅家さん。なぜ「虚偽の自白」に追い込まれたのか。足利事件は、取り調べのあり方について改めて問題を投げかけている。 「今から考えると自分でも分からないが、話をしないと、調べが前に進まない。早く終わらせたかったんだと思う」 菅家さんは「自白」の経緯をこう振り返る。 栃木県警の捜査員が自宅を訪れたのは1991年12月1日午前7時頃。「いきなり上がり込んできて、『子供を殺したな』と迫られ、女の子の写真を示され『謝れ』と言われました」。その日は知人の結婚式だったが、求
社会人というもの、取引先の相手や上司・後輩など様々な人とコミュニケーションをとる上で“言葉遣い”には最善の注意を払っておきたいところ。そこで、オリコンでは20〜40代の社会人を対象に『会社や出先などで耳にした“イラッ”とくる言葉や言葉遣い』についてアンケート調査(自由回答)を実施。その結果、【〜っす】や【ですよねー】などの言葉遣いに苛立ちを覚えている人が目立った。 顔では笑っていても本当は…… 「イラッ」とくる言葉遣いコメント一覧 上司と部下との会話の1シーンで「今日はいい天気っすよね」、「本当っすか?」なんていうやり取りは容易に想像出来るが、「敬語のつもりかもしれないけど、なめられた気分になる」(東京都/30代/男性)、「バカにされているように感じる」(神奈川県/20代/女性)と、実は【〜っす】という言葉遣いが与える不快感は大きいようだ。さらに【ですよねー】、【そうなんですかー】など
顔がすぐに赤くなるお酒に弱い体質の人が飲酒と喫煙をすると、食道がんになるリスクが、飲酒も喫煙もしない人に比べ、最大190倍も高くなることが、東京大学の中村祐輔教授と松田浩一助教の研究でわかった。 同じ体質の人でも、飲酒・喫煙をしないと、リスクは7倍程度に下がった。体質を理解して生活習慣に気を配ることで、予防したり、早期発見したりできると期待される。 研究チームは、食道がんの患者1070人と健常者2832人で、約55万か所の遺伝情報の違いを比較。発がん性が指摘されているアセトアルデヒドをアルコールから作る酵素と、アセトアルデヒドを分解する酵素の二つが、食道がんのリスクに関連していることを突き止めた。 アセトアルデヒドはお酒で気分が悪くなる原因物質で、たばこの煙にも含まれる。顔が赤くなるのは、アセトアルデヒドの分解能力が弱いためで、日本人の4割がこのタイプ。アセトアルデヒドを作る働きが弱
アライグマは、洗っていた−−。アライグマが毒を持つ生き物を食べる際、地面で“こすり洗い”して毒抜きをするユニークな行動を取ることが、京都大の持田浩治研究員(動物行動学)の調査で明らかになった。 両前脚で、洗うようなしぐさをすることからそう呼ばれているが、野生のアライグマの場合、餌探しのための行動で、実際は「洗わない」とされていた。持田研究員は「毒のある食物に関して、アライグマは、名前通りの行動をしている」と話す。 アライグマは北米原産で、小動物や昆虫、魚、果実などを食べる。持田研究員は、大阪府内などで捕獲された野生化したアライグマ6匹の食性を観察。皮膚から毒を分泌し、天敵がほとんどいないとされるアカハライモリやニホンヒキガエルを餌にしていたことがわかった。 詳しく調べた結果、6匹とも通常の餌はそのまま食べるが、においで餌に毒があると判断した場合、両前脚で、最長10分余りも地面に、こす
花粉症のつらさはお菓子などのスイーツ禁止に匹敵−。ジョンソン・エンド・ジョンソン(東京)の調査で、花粉症による女性の「苦悩」が浮かび上がった。 20〜40代の花粉症の女性を対象に1月調査し、413人から回答を得た。 この結果、花粉症の鼻炎について「非常につらい」が42.6%、「ややつらい」が45.5%だった。 「鼻炎が3カ月続く苦しさ」をほかの苦しみに置き換えると、「3カ月間のスイーツ禁止」が25.2%と最も多く、「家族・恋人・友人との外出禁止」「携帯電話の禁止」が続いた。 【関連ニュース】 ・ 〔写真特集〕ミクロの世界 ・ スギ花粉、例年並みか多め=環境省 ・ 洋菓子世界一はフランス=日本4位に ・ お菓子関連の展覧会を開催=大阪歴史博物館〔地域〕 ・ スギ花粉、例年並みか多め=来春予測を公表
自殺防止を目指す「京都いのちの電話」(樋口和彦理事長)が常に通話状態で、つながらない事態が続いている。急激な景気悪化などで切実な相談が目立つが、ボランティア相談員が足りず、相談窓口の回線を増やせないのが現状だ。事務局は「必死でかけてくれる人を救えない」と危機感を募らせている。 京都いのちの電話は24時間体制で、2回線で受け付けている。受信件数は府内外から1日平均75件とここ数年は横ばい。相談時間は1人平均約24分で、1時間以上の場合もあり、電話を切ればすぐにかかってくる状態だという。 「電話がつながらない」との声があり、事務局は今年6月に1週間調査した。その結果、曜日や時間帯で差があるが、通話できたのはかかってきた全体の2−5%だった。 相談ボランティアは約160人で、3時間半ごとに交代する。1人当たり週1回のペースで参加している。 京都いのちの電話事務局によると、相談内容は「会社
29日午後10時15分ごろ、大阪府豊中市岡町南の路上で、自転車に乗った無職の男性(40)が同市の専門学校生の男(26)に呼び止められ、胸をけられて転倒した。男性は頭を強打して病院に搬送されたが、30日未明に死亡した。 豊中署によると、男は、この直前に自分の姉が男性に胸を触られるなど痴漢されたとして呼び止めたという。同署は傷害致死容疑で詳しく事情を聴いている。 男は自転車を止めようとしたが、男性がそのまま走り去ろうとしたため、「止まれ」と言いながら跳びげりしたという。 【関連記事】 ・ 「逆恨みでウソ」「痴漢この人」と最高裁で火花 判決は11月 ・ 「太もも見えてムラムラ…」 映画館で痴漢、中学教諭逮捕 ・ 働く女性の防犯 夜道、密室…油断は禁物 ・ 「触ったのは別人の可能性」…痴漢で起訴の男性無罪 大阪地裁 ・ 美少女クラブ31メンバー痴漢にあう 鈍感で気づかず…
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