90年代末。 アニメのドラゴンボールが終了。セーラームーンも終了。ガンダムはXで休止。勇者シリーズも終了した。 神坂一もあかほりさとるもアニメからはほぼ撤退した。 エヴァのあと、次なる大ヒットを出せないまま、平日夕方のアニメ枠は縮小していく。 ビバップ、ウテナ、lainなどは現在でもカルト的な人気を誇るが、決してエヴァに並ぶヒットとは言えないだろう。 またアニメの原作供給源たる漫画業界でも、週刊少年ジャンプが暗黒期を迎えていたのがこの時期だった。 2000年代前半。 夕方から深夜への移行期ということが大きいのだろう、オタクのあいだで話題になった作品が圧倒的に少ない。 ONE PIECE、NARUTO、BLEACHの新ジャンプ御三家を除けば、あとはガンダムSEEDと攻殻機動隊SACくらいではないか。 ハルヒ、らきすた、けいおん、ギアス、マクロスF、禁書目録、化物語…… 2000年代のアニメと