大野市の造り酒屋を舞台にした小説「ぽんしゅでGO!~僕らの巫女(みこ)とほろ酔い列車旅」が、集英社から発刊された。著者の豊田巧さんが市内で取材し、全面協力した「真名鶴(まなつる)酒造」(明倫町)が実名で登場する。越前大野城や七間通りの街並み、JR越美北線の車窓からの眺めなども書かれ、地域色豊かな物語となっている。 大野の造り酒屋に生まれた主人公が巫女姿の美少女に促されて帰郷し、自然や文化に触れながら名水に育まれた地酒を飲むことで故郷の素晴らしさを再認識するというストーリー。読みやすい文体で若者に人気のライトノベルに分類され、二十~三十代を主なターゲットにしている。
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