つい先日、『サイバーパンク・ブーム』が来る事を語ったのだが、第33回ファンタジア大賞受賞作から「ファンタジー×サイバーパンク」をテーマとした作品が大賞を取ったことに私自身少し驚いてしまった。 さて、今回は受賞作をまだ読めないまでもあらすじ、選考評から今後来るであろう、『サイバーパンク・ブーム』と絡めて見ていきたいと思う。 ■大賞『剣と魔王のサイバーパンク』【富士見書房ファンタジア大賞WEBサイト 第33回ファンタジア大賞 受賞作発表!!】 第33回ファンタジア大賞、1,056本の中から見事に大賞となったのが、『剣と魔王のサイバーパンク』である。タイトルはド直球だ。 公募作品の場合、長文タイトルでの説明よりもテーマが分かるタイトルが有利なのか、ここ数回の受賞作タイトルを確認しても傾向的に見て取れる。長文タイトルにしても、なろう系らしいモノとはやはり違う。 少し逸れたが、この作品のあらすじから
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