成人向けゲーム業界でデザイナーとして働いていた人物が、シナリオライターデビュー。その代表作品『ぼくたちのリメイク』は、テレビアニメ化を控えている。 作者の木緒なちが伝えたい、ものづくりについての真実──。 2021年にはTVアニメの放送が控えている、MF文庫Jで刊行中のライトノベル『ぼくたちのリメイク』。 2006年に戻ってクリエイターを目指すというストーリーで、「このライトノベルがすごい!2018」では文庫部門新作第4位、総合6位にランクインするなど注目を集める。 また、著者の木緒なちさんは、アニメ『ひだまりスケッチ』のロゴはじめ、もともとは漫画やラノベの装丁、アニメのロゴやパッケージなどを手がけるデザイナー。彼が代表をつとめる「KOMEWORKS」と言えばメーカーの間では名の知れた存在だ。 一方で、成人向けゲーム『グリザイアの果実』などを手がけるシナリオライターでもあるという異質な経歴