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2022年7月6日のブックマーク (3件)

  • 2022年 上半期 おすすめの新作ラノベ10選 - 働きたくない村人のラノベ日記

    このラブコメ、みんな手遅れ。 俺、九重雪兎は女運が悪い。 昔から何かとトラブルに巻き込まれ、母親には疎まれ、姉には嫌われ、両想いだと思っていた幼馴染には告白前にフラれ、傷心中に嘘告される始末。 すっかり感情がぶっ壊れて色々と手遅れなんだけど―― 「私が悪いの……全部私が――」 「ごめんなさいユキ! アレはそんなじゃなくて――」 何故か俺にトラウマを与えた女性達がチラチラこっちを見てる気がする……。 これは傷つきすぎて好意を受け止められなくなった少年と、そんな彼を傷つけてしまった女性達による、手遅れから始まる全く始まらない勘違いラブコメディ! 二度と同じ過ちを犯して傷つくことのないように、母親、姉、幼馴染み、部活の後輩を拒絶し続ける生活。 全ては勘違いから始まったことだけれど、そんな彼を救う言葉すらも素直に受け入れられずに拒絶される日々のなか、彼と現状に真剣に向き合うことで少しずつ失ってきた

    2022年 上半期 おすすめの新作ラノベ10選 - 働きたくない村人のラノベ日記
  • 【妄想ラノベ史】ライトノベルにおける、不思議要素のない学園ラブコメを探る。その3【00・01年】

    さて、今回もライトノベルにおける、学園ラブコメについてあれこれ考えたいと思います。異世界ファンタジーブームも終了し、00年からは富士見書房が富士見ミステリー文庫を創設するなど、多様な作品が生まれることになっていきます。 なお、この記事におけるライトノベルの定義ですが、80年代末の角川スニーカー文庫、富士見ファンタジア文庫を始まりとする、表紙や口絵・文にイラストのある、10代の少年向けエンタメ小説とします。 00年に出版された人気シリーズ 98~99年の『ブギーポップ』の大ヒットにより、目に見える形で異世界ファンタジーブームは終了したといって良いかもしれません。とは言っても、00年に入っても90年代から続くヒット作も、ペースは遅いものの出版され続けていました。まず00年に出版されていた、人気シリーズをまとめます。 角川スニーカー文庫 水野良『ロードス島伝説』、深沢美潮『フォーチュン・クエス

    【妄想ラノベ史】ライトノベルにおける、不思議要素のない学園ラブコメを探る。その3【00・01年】
  • 【妄想ラノベ史】ライトノベルにおける、不思議要素のない学園ラブコメを探る。その2【97~99年】

    さて、今回もライトノベル(以下、ラノベ)における、学園ラブコメについてあれこれ考えたいと思います。今回は来、00年からの内容を書くつもりでしたが、調べていくうちに97~99年あたりに重要な要素があるように思われたため、前回と内容がダブるのですが、もういちど97~99年を詳しく探ります。 なお、この記事におけるライトノベルの定義ですが、80年代末の角川スニーカー文庫、富士見ファンタジア文庫を始まりとする、表紙や口絵・文にイラストのある、10代の少年向けエンタメ小説とします。 ブギーポップ以降・ブギーポップ以前 まず98年に登場した上遠野浩平『ブギーポップは笑わない』(以下、『ブギーポップ』と略)の話です。 学園ラブコメとは関係はないのですが、ラノベ史上でも重要な位置づけにある作品で、Wikipediaによると「ライトノベル業界全体にも大きな影響を与え、『ブギーポップ以降・ブギーポップ以前

    【妄想ラノベ史】ライトノベルにおける、不思議要素のない学園ラブコメを探る。その2【97~99年】