東大新聞の記者が東大のサークルの活動を体験、取材し、その魅力を伝える企画「サークルペロリ」。今回は東大生を中心とする文芸サークルである東京大学新月お茶の会(以下新月お茶の会)を訪れた。(取材・佐藤健) 扱うジャンルはミステリー・SF・ライトノベルなど。月1回ほど喫茶店で行う読書会の他、年4回『月猫通り』という会報の作成や、文芸イベントへの出店を行っている。『月猫通り』では毎回テーマを決めて行われる特集企画やリレー小説、創作小説などが掲載される。文芸イベントでは訪れた小説家や編集者と交流することもあるという。 部誌『月猫通り』の新刊(写真は新月お茶の会提供) 駒場Iキャンパスの学生会館307号室にある部室の壁際には大きな本棚が一面に置かれ、SFやミステリーなどの小説の他、過去の『月猫通り』が並んでいる。部室は会員が自由に訪れ、映画を見たり、作業をしたり、小説について話したりと気ままに使用して