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ブックマーク / kiicho.txt-nifty.com (3)

  • 2012年の振り返りにも似たランキング - 積読を重ねる日々

    読書メーターの方で2012年おすすめランキングなるものを作ってみたので、その内容についてコメントしつつもついでに今年を振り返ってみようとする二兎追う者は一兎も得ず企画。要するに久しぶりに年末に何かやろうとして何も思いつかなったことが明らかなアレ。 なお例によって順位付けをすることが非常に苦手で嫌いなので順位はあくまでも暫定です。そもそもおすすめランキングと名がついているけれど、別に他人のおすすめするためのランキングではなく、自分にとって印象深い、あるいは重要と思われるランキングです(名前が変えられるけど、ランキング形式じゃなくなっちゃんだ。どうやって修正すればいいのかわからん)。そして、あくまでも2012年に読んだからのランキングなので発行がかなり古いものも含まれます。 ○じゃあ最初は一位~三位まで。ここは2012年で自分史上わりと重要なんじゃねえかなあ、と思ったものを置きます。まあ、あ

    2012年の振り返りにも似たランキング - 積読を重ねる日々
  • 好きとか嫌いとか - 積読を重ねる日々

    自分が嫌いな作家を三人述べよ、と問われたならば、まことに申し訳ない話ながら、現在アニメも評判であり今をときめく作家、川上稔がまず挙げられる。言い訳をさせてもらうならば、この場合の嫌いとは好きの反対ではない。好きの反対は無関心であって、嫌いは好きの裏表なのだ。川上稔の大ファンと言う方は、怒り出す前にちょっとお待ちいただきたい。別に貶したいわけじゃないのです。 題である。川上稔の作品に忌避感を覚えたのは、実はデビュー作の『パンツァーポリス』を読んだ当初からであった。モチーフや設定はすこぶる面白いのだが、肝心の物語がなんとも気に入らなかったのである。読んだ当時は自分も若かった、というよりも幼かったこともあり、自分自身の考えをきちんとまとめることも難しく、そのあたりの言語化が出来ずにしこりが残った。「面白くない」ならば分かるのだが、「嫌い」とはどういうことなのか……。その違和感は、それからも消え

    好きとか嫌いとか - 積読を重ねる日々
    mizunotori
    mizunotori 2011/11/11
    「自分が嫌いな作家を三人述べよ、と問われたならば、まことに申し訳ない話ながら、現在アニメも評判であり今をときめく作家、川上稔がまず挙げられる。」
  • 『空色パンデミック(1)』 - 積読を重ねる日々

    『空色パンデミック』(田誠/ファミ通文庫)を読んだ。 セカイ系もここまで来たのか、と感慨深く読んだ。セカイ系と言う主観のみが支配するジャンルを、メタに構築するという誰もやらなかったことを成し遂げたと言う意味では、実に革新的な作品であったと思う。セカイ系と言うのは、セカイと個人が直結している作品を指す言葉であるわけで、そこに来は客観の入る余地はないんです。客観的にものを見たら、セカイが自分に直結しているなんて信じられるわけが無いわけで。現実的には、セカイとは世界であり社会が個人の間を横たわっている。その俯瞰視点を持ってしまったとき、セカイ系は終焉を迎えることになるのだ。 しかし、そこであえて”社会と共存するセカイ系が存在したらどんなものなのだろう?”と言う問いを投げかけた点、それこそが実に見事でした。この作品における空想病という設定はまさしくコロンブスの卵とも言える発想の転換ではないかな

    『空色パンデミック(1)』 - 積読を重ねる日々
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