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ブックマーク / trumpe3128.blog.fc2.com (30)

  • 僕と契約して書店員になってよ! - 虎とラッパ

    昨今の打ち切り云々の話題に対する個人的見解としてはやはり「売上」というのは重要なファクターの一つだと思っています。そして、それを獲得していくには如何に「新規読者の獲得」をすることができるかが当たり前ですが重要になってくると思います。まぁこんなものは別にライトノベルに限らず出版業界全般に言えることなんでしょうけど。 屋という立場を10年近く経験している身としてはやはり「ライトノベルに詳しい書店員」が増えることこそが上記の条件を満たす方法の一つであると思っているわけです。 「ラノベに詳しい読者が書店の担当者になればマイナー作品でも売り場で堂々と展開できるし色々お得だよ!」 的なことを簡単にツイートしましたけど、現役屋からしてみたらこんなうまくいくわけねーよってみんな思っているのは間違いない。 こういう風に「デメリットを言わずにメリットだけを強調する」というのはプロバガンダの常套手段ですよね

  • 第三回ラノベ好き書店員大賞 全結果発表 - 虎とラッパ

    紆余曲折ありましたが、今年も無事なんとか発表まですることができました。 投票していただいた書店員の皆様を始め、宣伝・発表等、ご協力いただいた皆様にあらためて感謝いたします。当にありがとうございました。 ここでは発表時にはお伝えしきれなかったランキング外でいただいたタイトルのコメントを含めて改めて全文掲載したいと思います。 ランキング外になった作品でも気になったタイトルがあれば是非書店にてお手に取っていただければと思います。 以下、第三回ラノベ好き書店員大賞 全結果です。 1位:「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか」GA文庫 著;大森藤ノ イラスト;ヤスダスズヒト (16票:43点) ○コメント ・主人公がゼロから成長していく王道もので、読み進めていくとどんどん面白くなっていき子供のときのRPGをしている時のようなわくわく感を味わえました。 一度読むと最後まで一気に読みすす

  • 今年もやります!「ラノベ好き書店員大賞」 3回目の実施です - 虎とラッパ

    公式HPでも告知されましたので管理運営の一人としてこちらでも宣伝させていただきます。 第三回ラノベ好き書店員大賞 日スタート! です! どうでもいいですが、このネーミングセンス改めてみると微妙ですよね。語呂も悪いし。 まさか3回もやるとは思わんかったからな……。 いちラノベ担当として現場で感じる動向や、ネット界隈での動きを見ていると大分ライトノベルというジャンルは今厳しい状況になりつつあると思います。「ランキングを作る」という定番な企画(しかもパクリ)ではありますが、そういった現状を少しでもなんとか出来ればと常々考えておりますし、書店員や出版だけではなく読者や作家さん、イラストさんを含めてジャンルに関わる方々みんなで作り上げていきたい企画ですので、何とぞよろしくお願いいたします。 とまぁそんなことも一応考えておりますが、やっぱり投票から発表まで楽しんでやれれば一番かなと。 結果発表みて読

  • 書店における「予約」と「注文」について。また書店注文における、ラノベの新シリーズ存続への影響力についての考察 - 虎とラッパ

    書店における「予約」と「注文」について。また書店注文における、ラノベの新シリーズ存続への影響力についての考察 屋における『注文』『予約』とは? ことの発端は数日前に『俺味』の作者である赤月カケヤ先生がまとめた記事「ライトノベルの売上」がきっかけ。 その中で先生が「シリーズの続投のためには書店で「予約」するか「注文」すると効果的」とおっしゃっていたので、書店側の立場からその「予約」や「注文」ってのはじゃあ具体的にどういうシステムなの? どういう流通経路なの? ってなところを解説したり、情報の予測を立ててみたりしようかなと。 私、(書店の流通がどうなっているのか)気になります! はい。 というわけで。 そもそも書店におけるライトノベルの予約とか注文について言及してみましょう。 そもそも『出版社』に『予約注文』するというのは、あまりできないものなのです。 小さい出版社や、それこそ人文書なんかの

  • 第二回ラノベ好き書店員大賞 結果発表 - 虎とラッパ

    1月末からスタートさせた「第二回ラノベ好き書店員大賞」も先日無事発表までこぎつけることができました。 この企画は一人では絶対に成功させることができない企画なので、今回も数多くの皆様のお力添えがあってここまでくることができました。ご協力して下さった皆様には、重ね重ねお礼を申し上げます。当にありがとうございました。 さて。 ここでは生放送では全部読み切れなかった部分の補完として、投票していただいた時に頂いたコメントと、ランキング外の応募タイトル一覧を掲載いたします。 第二回ラノベ好き書店員大賞 詳細結果 1位:「マグダラで眠れ」電撃文庫 著;支倉凍砂 イラスト;鍋島テツヒロ (27点) コメント ○商人と狼の物語から錬金術師の物語へ。相変わらず主人公組が崖っぷちをフラフラとさ迷いながらも進んでいくので、安心してどんどん切羽詰まった状況に追い込まれればいいと思うよ! ○支倉凍砂さんの書くケモ耳

  • ライトノベルを『売る』ということについて最近思うこと - 虎とラッパ

    先日参加してきた講演「ラノベのすゝめ講演会」で白鳥先生や編集の方から伺った意見は僕の中で表題にもかいた「ラノベを売る」立場での考えを改めて再認識するきっかけになりました。 僕が地方の書店でラノベ担当をしている中での一つのテーマが「地方の書店からでも発信できる何かがあるのではないか」ということがあります。だからこそ「ラノベ好き書店員大賞」のような企画を立ち上げたわけです。これは僕のラノベ担当の経験の中で、一つの成果となりつつあります。 それまでは単純に「売上を伸ばすためにはどうすればいいのか」というのに全力を傾けていました。 ラノベ担当になって最初の1~2年は、売り場の改築(棚割の変更等)や、自分の中で「売上を取る」ためのシステム作りに費やしました。複雑なの流通を知り、その上で自分の店にどれだけ売れるタイトルを必要数確保するか。当日夜には売り切れるような新刊をどうやって確保し、そして売上を

  • 第二回ラノベ好き書店員大賞 開始しました - 虎とラッパ

    公式HPでも告知されましたので管理運営の一人としてこちらでも宣伝させていただきます。 第二回ラノベ好き書店員大賞 日スタート! です! 突発的にスタートさせた当企画ですが、各所で予想以上の反響があったので今年もやらせていただきたいと思います。 基的な仕様は前回と同様となっておりますが、前回からの変更点として、今回は応募期間を応募期間を1か月短くしました。やはり2カ月以上あると途中でダレちゃう感じでしたし。その辺も踏まえて以下企画説明です。 【概要】 ○応募者は『書店員』のみ。応募者の担当部署は不問ですラノベ担当以外でもOK。また社員・バイト・パート等も特に問いません。書店に勤めている方でしたらどなたでもお気軽にどうぞ。 ○年間購読量は不問です。1冊でも面白いと思ったラノベがあれば、その1冊のご応募をお待ちしております 【応募について】 ○応募作は『2012年にスタートした新作』のみ。書

  • 2013年アニメ化予想 - 虎とラッパ

    新年明けましておめでとうございます。マイペース更新ではありますが、今年も当サイトをどうぞよろしくお願いいたします。 というわけで新年になり、去年の年始にやったアニメ化予想記事の答え合わせでも。 合わせて今年のアニメ化予想も立ててみようかと思います。 去年のアニメ化予想作品一覧 ・魔法科高校の劣等生 ・ストライクザブラッド ・青春ラリアット ・はたらく魔王さま ・ブラックブレット ・ゴールデンタイム ・東京レイヴンズ ・フルメタルパニックアナザー ・お前をオタクにしてやるから、俺をリア充にしてくれ ・問題児たちが異世界からくるそうですよ? ・それがるうるの支配魔術 ・丘るとロジック ・テスタメントシュピーゲル ・つきツキ ・魔弾の王と戦姫 ・精霊使いの剣舞 ・お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ ・黒のストライカ ・変態王子と笑わない ・星刻の竜騎士 ・"葵" ヒカルが地球にいたころ

  • 中学校に導入する時におススメのライトノベルとは - 虎とラッパ

    仕事中にたまたま会った外商部の社員さんから「中学校で最近よくラノベについて聞かれるんだが、なにおけばいいと思う? あとでリストだしといて」と言われた。 「いや、そんな時間ないっす……」「時間はないんじゃない。作るものだ!」 ってドヤ顔で言われて軽くイラっときたんですが、もともと上司だった人だし、ツイッターで投下してみたら、ラノベクラスタたちが案の定餌に群がるピラニアのごとくたくさんレスつけてなんだかんだ一時盛り上がったのでまぁいいかなと。 よく考えたらこうして、ブログ書くネタ1できたわけだしねうん。 ぶっちゃけ口約束の類だとは思うんだけど、ここで全力でプレゼン作ってみたら将来的に近所の中学生で実際にラノベ導入されるかもしれないし、そうしたらお客さんになってくれるかもしれんし、そう考えたらラノベ業界の発展という要素を考えてもここは気合入れてリストアップしてもいいんじゃなかろうか。 というこ

  • 上級者ライトノベル担当者向けおススメフェア案一覧 - 虎とラッパ

    先日書いた記事「初心者ライトノベル担当者向け個人的おススメ平台タイトル」が中々反響があり嬉しい限り。 しかしよくよく見ているとラノベ読みの人たちは喜んでいるのだが、肝心の書店員さんにはあんまり伝わっていないような感。 まぁ普通に考えたらツイッターやって情報収集しているような書店員さんは『初心者』とはいえないよね。 実際、「うちの平台もおおよそこんな感じ」「そもそもこのタイトル全部置いても場所あまるんだが」等、不満そうな声も聞こえてきました。 よろしいならば戦争だ。 嘘です。 じゃあ上級者ラノベ担当が満足するような作品のチョイスしたらぁ! と思ってみたのはいいのですが、いかんせんベテラン書店員が好みそうなタイトルは先日の記事にも書いた「自分の好きなタイトル」に分類されるようなものばかりなので『売上』という側面を考えるとバクチ要素が多すぎるというかその辺は展開やPOPなどの腕次第なのでなんとも

  • 初心者ラノベ担当者さん向け、個人的おススメ平台推奨タイトル【2012年秋以降:男子レーベル】 - 虎とラッパ

    先日ツイッターにて某書店員さんが「コミックの平台に置いた方がいいタイトル」の募集をかけていたので、ラノベあんまり知らないラノベ担当さんのためにでもなればいいかなーと思い、「平台に置いた方がいいライトノベル」をまとめてみようかと。 その前に、そもそも「平台に置くタイトル」というのを簡単に分類別にしてみましょう。 ① アニメ化タイトル ② これから売れそうなタイトル ③ 自分の好きなタイトル の3つに分類されます。 まず①ですが、平台に置くときは「現在アニメ放送中のタイトル」と余裕があれば「これからアニメが始まるタイトル」ということになります。更に場所に余裕があれば、1クール前のアニメ化作品を置いてあってもそれなりに動くと思います。 とはいえ、この辺の判断は店の客層やアニメの出来にも左右されるので、売れるのであればいつまでも平台に置いてあってもかまわないとは思いますが。 次に②ですが、ここのチ

  • 虎とラッパ | 第一回ラノベ好き書店員大賞 結果発表!

    皆さま大変お待たせしました。いよいよ結果発表でございます。 1月末からノリと勢いだけで発足したこの企画ですが、自身の予想を大きく上回る反響をいただいてきました。 嬉しい半面プレッシャーも大きく、「ちゃんとしたものにならなかったらどうしよう」という不安もありましたが、なんとかそれなりの結果を出せたので一安心。 ですが、この企画はむしろここからがスタートです。 この結果をもとに売り場に展開し、なお且つ売上をとる。 そこまで結果を出して初めてこの企画は「成功した」といえるでしょう。 更に言うと、この企画は僕が働いている店だけで展開しても意味がありません。自分の系列とは全く関係のない書店様で展開してこそなのです。 ……こうして書いてみると我ながらハードル高いこと始めたよなぁ。「やるなら協力しますよ!」ってけしかけてきた大手が悪いと思うんですよ。そう、犯人はあの人。 しかし、これだけのハードルがある

  • 第一回ラノベ好き書店員大賞 投票終了しました - 虎とラッパ

    ラノベ好き書店員大賞投票終了! でございます。 応募総数は37数票。応募タイトル46作品でした。 男子:255タイトル、女子:107タイトルの中から選ばれたのは……。 結果はお楽しみに! ご投票いただいた書店員の皆さまありがとうございました! 投票数は予想より全然多かった! 凄くうれしい。投票してもらうたびにコメントを何度も見て一人で騒いでるキモイ人でした。 なんとか無事10タイトルはランキングとして出せましたので、皆さま発表まで今しばらくお待ちください。 発表は4月8日の21時から。今回もまたライトノベル放送局さんにお邪魔して生放送でお送りする予定でございます。 また発表終了と同時にここと公式サイトの方でも結果をアップいたします。WEBに載るのは大体22時ぐらいかな? 1日に発表してもよかったのですが、「流石にエイプリルフールはどこもあれこれやるからやらない方がいいんじゃない?」という意

  • 虎とラッパ | ラノベ好き書店員大賞(仮) を募集します!

    屋大賞』の対抗企画。 ラノベ専門の屋大賞的なものがあってもいいんじゃない? ということで立ち上げてみました。『書店員のお勧めラノベ』というよりは、僕が個人的に全国の書店員さんと連携してラノベの販促をしたら面白いだろうなーという気持ちでやっております。 尚、個人企画由、名前は似ておりますが、屋大賞様とは一切関連性はございません。 では以下説明。 ○応募者は『書店員』のみ。ラノベ好きな人ならラノベ担当以外でも全然OKです。社員・バイト・パート等も特に問いません。書店に勤めている方でしたらどなたでもお気軽にどうぞ。 ○もし勤めている書店に、ラノベ読みの方がいらっしゃるのであれば代理応募もOKです。複数人いる場合は、人数分のテンプレートを明記の上応募お願いします。 ○年間購読量は不問です。1冊でも面白いと思ったラノベがあれば、その1冊のご応募をお待ちしております ○応募作は『2011年にス

  • 新成人に贈りたいラノベ10選 - 虎とラッパ

    ライトノベルって子供がよむもの? いいえ、きっと大人でも読めます。 今日は成人式ですね。 その後にある同窓会の席でビール飲みすぎて盛大に二日酔いになり、それ以降ビールが飲めなくなってしまったという苦い思い出があります……。 そんなどうでもいい話はさておき。 『大人』になった貴方に読んでほしいラノベをピックアップしてみました。 大人でも読める云々はともかく、プレゼント向きなのを頑張って選んでみたよ。暇つぶしにでもどうぞ。 十二国記 「これが、あなたが生まれた時に発売されたライトノベルだよ」そういって渡してあげましょう。 スレイヤーズくるか! と思ったら、スレイヤーズはなんと22歳。ちなみに2年後はオーフェンで同じことをいう予定。 他にも頑張って調べたんだけど、調べきれなかったのであきらめた。

  • 2011年ライトノベル10大ニュース - 虎とラッパ

    ラノベ10大ニュースまとめようと思ったけど、もうなんかほとんど出尽くした感。 自分は福島在住なので、震災の影響やらなんやらもありました。 書店員としての所感等も含めてまぁ適当に。ネタ的には大分かぶってるけど気にしないでね。 ○講談社がラノベ業界参戦 やはり講談社もこれほどの市場を無視することはできなかったのでしょう。もはやラノベのシェアは角川グループの独壇場。参入するのが後数年早くてもよかったかとは思いますね。書店の棚事情等も含めて。 ただやっぱりそこは天下の講談社。創刊ラインナップは期待を裏切らなかった。正直なところもうこれ以上の新規レーベルは期待できないといってもいいんじゃないでしょうか。右肩上がりと言われてきたラノベ業界もそろそろ伸びしろはなくなってきたかと思います。 具体的なデータとかは提示できないですけど、書店員・読者としての経験としか言いようがないんですよね。そういう思いがある

  • 2012年ライトノベルアニメ化予想  - 虎とラッパ

    2011年の振り返りもしましたし、今のうちに2012年にブレイクする作品予想をしてみようかと思います。具体的にはアニメ化予想とか。 ただ、ラノベ作品のアニメ化って最近ホント敷居が下がってきてるからやるだけ無駄というか、「ラノベのアニメ化が風物詩になってきた」的な記事もでるぐらいだし。実際これから挙げるタイトル群を見ても、「まぁ遅かれ早かれアニメ化するよね」って作品ばかりだとは思います。 先日のデートアライブのアニメ化発表は3巻発売時で「ラノベ史上最速!」なんて銘打たれてましたが、売る側の事情としては、やはり5~10巻ぐらいでアニメ化してくれた方が出版社・書店共に利益になるので、あんまり早すぎるアニメ化発表もどうかなという部分もあるのですが。 そういう点も踏まえて、2012年中にアニメ化発表があるだろうと予測されるタイトルを挙げていこうかと思います。2期・映画化等のものは除外。 ○魔法科高校

    mizunotori
    mizunotori 2012/01/03
    ライトノベルのアニメ化予想。
  • 2011年マイベストラノベ10 - 虎とラッパ

    新年も開けて早二日。皆さまいかがお過ごしでしょうか。僕? はっは。屋に年末年始なんてありませんよ! みんな正月暇だったら書店でまとめ買いをしよう! 休みてぇ…… 話題に若干乗り遅れましたが、僕が2011年に面白いと思ったラノベを10作挙げていきたいと思います。 ○問題児が異世界からくるそうですよ?

  • ライトノベル売上向上指南4  新刊発注編 - 虎とラッパ

    なんか間に感想書いてたら、前回どこまで書いたか全く覚えていないぐらいのアレでした。 ということで発注の話ですね。 そもそも前回書いたの8月とかありえないですよねー。記事自体はのろのろ書いてたんですが、あまりの膨大な量に途中で挫折し、その間に更にレーベルが多発したりと、もうしっちゃかめっちゃか。前回の記事読み返して「なにこいつウザ」って思いました。自分の文章の下手クソさに毎回絶望しか覚えません。泣ける。 ここでは基的に男子レーベルについて書こうと思います。だって女子とかわからんし……女子と言うかBLね。BLの平台とかとりあえず露出高いのと3人表紙にいるのを平台においとけばいいんですよ(適当 今回は発注するタイミングを新刊・既刊・フェア用とまとめてみようと思います。 そう思ったけど、あまりにも新刊発注のところで頑張りすぎてしまったので、分割することにしました。 今回は新刊発注のお話です。 ひ

  • 書店員とWEBサイトの関係 - 虎とラッパ

    先日、某ラノベ読みさんからこんなことを聞かれました。 「書店員は『アキバBlog』などのインターネットサイトは、発注・売り場作りの際にどの程度参考にしてるのですか?」 結論から言うと、全くと言っていいほどこの手のサイトは発注の参考にしていません。 まず一つとして個人的に『感想サイト』というのが好きではなかった。ネタバレをらうのが嫌だと言うのと、自分の意見と合わなかった時に絶対もやもやするだろうなーと思って、今までなるべく見ないようにしてたんですよ。 まぁ実際に自分で感想サイトを運営してみると、単純に感想を書くだけという以外にも色々使い道が見えてきたので先入観で忌避するのはやっぱりよろしくないということがわかってきましたが。 それはさておき。 僕が今まで発注の参考にしているのはツイッターオンリーでした。これはアニメ化などのメディアミックス情報がいち早く入ってくるからです。 アニメ化などの情