たしかに「新海誠っぽい」ポスターは増えたけど…『君の名は。』以降の青春SFアニメ映画の“現在地” パッと見の印象で「『君の名は。』っぽい」「ジェネリック新海誠」と言われてしまうアニメ映画はなぜ生まれるのでしょうか。その理由を解説すると共に、「実際に観てみるとまったく違う魅力」あることも紹介しましょう。※画像出典:(C)2022 「僕愛」「君愛」製作委員会 2016年公開の『君の名は。』は歴史的超大ヒットを記録し、続く2019年の『天気の子』も大きな熱狂を持って迎えられました。その美麗(びれい)な画の数々、テンポ良く展開するエモーショナルな物語、耳に残るメロディアスな音楽で盛り上げる編集と演出、現代の若者にエールを送るメッセージ性など、支持を得た理由に全く異論はありません。 ジェネリック新海誠? 『君の名は。』以降に変化した「求められる企画」 新海誠監督は日本のアニメ映画の歴史を塗り替えた作
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