プロの作家はどうやって小説を書いているのか。作品づくりのプロセスを知りたくはありませんか? 今回のイベントでは、小説家の日向夏ひゅうがなつさん(代表作:『薬屋のひとりごと』)と、綾崎隼あやさき しゅんさん(代表作:『死にたがりの君に贈る物語』)のおふたりに、ミステリー小説を書く上で心がけていること、魅力的な謎の設定やトリック、ストーリーを引き立てるキャラクターなど、具体的なノウハウをうかがいました。 創作大賞2024年の締め切り(7/23)も間もなく。応募を検討しているひとは、ぜひ参考にしてみてください。 ミステリー小説との出会い——まず、ミステリー小説にいつ・どのように出会い、影響を受けたのか教えてください。 綾崎さん(以下、綾崎) 最初にミステリーを読んだのは小学4年生のとき。K.ノベルス 少年探偵ハヤトとケンシリーズ第3巻『名探偵VS大奇術師』(安達征一郎あだち せいいちろう)です。