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ブックマーク / note.com/ttt_cellule (3)

  • ウェブ小説とそれに近似する漫画の動向について(書きかけ)|白江幸司

    書きかけながら、途中でお蔵出し。 「これ雑誌パッケージが壊れたことと関係あるのかもですけど、やたら一つのジャンルだけが極端に隆盛して、そればっかりになるのがなんだかなーと。なぜあんなに異世界転生と悪役令嬢ばかりなんだ……。」という言葉をみて、自分だと多角的な説明が可能かもなーと思い、いろいろ書き出してみることにしました。 その瞬間は「ざっと言うと、昔なら、男性向け時代小説、女性向けレディコミの枠がこれだからなのと、ウェブ小説ほど男女それぞれのジャンルコードが狭くなりやすい(客の目を引くノウハウが定番になってそこにみんなすがるから)のと、あとは安価で生産できるコミカライズ企画に漫画媒体が依存しているのもありますね…」と返答したんだけど、もっと論点を増やしたり絡み合ってる状態を書くこともできるだろうし。 というわけで長く書いてみることにしましょう。前の雑まとめと重複しますが、まずは客層とジャン

    ウェブ小説とそれに近似する漫画の動向について(書きかけ)|白江幸司
  • なろうについてのラフスケッチ2|白江幸司

    なろう作品の大半は、「経済開発初期の夢に没入したい、その段階に参加したい」が露骨なので、現在各所で活発な19世紀の回帰の現れとして考えている — 白江幸司 (@ttt_cellule) May 31, 2020 資源の有限性や環境負荷をめぐる不安を打ち消したり、ゲーム的な簡略性・手頃さを付与するために導入されるのが、ダンジョン設定であり、たいていの無茶はダンジョンの特性が可能にしてくれる。ただし、『異世界のんびり農家』はそれまでのダンジョンものから農地運用にシフトし、区切りとなった。 — 白江幸司 (@ttt_cellule) May 31, 2020 大半の作品には、経済開発の初期の夢への憧れやその参加の渇望があると言ったわけだが、これは大別して、貴族などの統治者か、冒険者か、商人かに分かれる。貴族などは内政や開発しやすく、実行し税収や承認を得ることで別の話にもつながっていく(王との謁見

    なろうについてのラフスケッチ2|白江幸司
  • なろうについてのラフスケッチ 1|白江幸司

    1 vaporwaveがユートピアの失墜やノスタルジーなど現代性を体現するジャンルとして注目されている。ユリイカが特集したのはその現れだろう。とはいえ、音楽批評の側においては、そうした現代性を物語るアレゴリーとして注目が集まることと、個別の音楽作品やジャンルの趨勢との関係について考える必要があるため、一定のジレンマがあるようだが……。 ところで、vaporwaveほど名指しや認知が明快にまとまっていないものの、同じく現代性を体現する方面がある。それは、その茫漠さと分散状態から、とりあえず3つぐらいのカテゴリーの複合として捉えることが可能だ。そのカテゴリーとは、「サバイバル」、「生産・加工・製造・商業」、「ポストアポカリプス」である。これらはゲームにおいて頻出する。そのため、それぞれの語尾にゲームと付けてもさほど違和感がない(サバイバルゲーム、生産ゲーム、アポカリプスゲーム…)。また、ゲーム

    なろうについてのラフスケッチ 1|白江幸司
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