──元相方の伊地知さんはピン芸人として活動を続け、小澤さんは児童福祉関係のお仕事をすると伺っています。なぜその道へ進もうと思ったのでしょうか。 小澤慎一朗さん:本当に純粋に子どもが好きで、2021年10月から放課後等デイサービス*(以下、放デイ)でアルバイトをしています。 仲の良いNSCの同期が芸人を辞めて放デイの管理者をしているんですけど、ある日Instagramで保育士を募集していたんです。漠然と保育士になりたいと思っていたんで相談したら、一日体験させてもらうことになって。見学がてら子どもたちと遊んだり、コミュニケーションを取ったりしました。それでそのまま働くことになったんです。 ──障がい児のために何かをしようと思ったわけではなく、たまたま身近に放デイの働き口があったんですね。 そうです。子どもが好きだから子どもに携わる仕事がしたかった。飛び込んだ先がたまたま放デイで、障がいのある子