秋風初芽 @Akikaze_Hajime 実はインターネットには情報の地平線が二つあると思ってて、 一つ目は『2011年Twitterの地平線』 二つ目は『1998年ホームページの地平線』 無論、11年以前にもTwitterはあったし、98年以前にもネットはあったが、この地平線を超えると極端に情報が少なくなる。 x.com/atkyoudan/stat…
コンピュータやOSS関連のニュース・話題を扱う老舗掲示板サイト「スラド」が2024年1月末に終了する。01年のオープンから約23年の歴史に幕を閉じることになる。運営元の変更に伴い閉鎖計画が進む中、受け入れ先が決まらなかったようだ。 スラドは、23年間ほぼ変わらないシステムを維持してきた老舗サイト。他人のコメントをユーザー同士で批評し合い、特定の管理者に依存しない仕組みは、オープン当初、画期的だった。 前身は「スラッシュドットジャパン」。米VA Linux Systemsが運営していたニュースサイト「Slashdot」の日本版として2001年5月、同社の日本法人が正式にオープンした。 VA Linux Systems日本法人は07年、スラッシュドットジャパンとOSS開発サイト「SourceForge.JP」を含むOSDN部門を分離し、07年にサンブリッジ子会社のOSDNに譲渡。15年にスラッ
皆さんに長年ご愛顧いただいたスラドだが、残念ながらこの度終了する運びとなった。 アピリッツが OSDN を OSChina へ譲渡する際、スラドを分離して別の受け入れ先へ譲渡する対応をお願いしていたが、対応が進まないまま時が過ぎていたようだ。最近になって OSChina からスラドと OSDN を閉鎖する計画があると聞いた編集部が交渉したところ、分離してかまわないとの回答を得たのだが、日本側受け入れ先の都合が悪く、分離計画は頓挫してしまった。 スラドはしばらく更新を続けるが、1 月末にはサービスを停止する。データを保存したい方は早めに進めてほしい。
記事やイベントで抜群の存在感を誇る一方で、運営が赤字続きだったことは周知の事実。独立後も赤字が続く見通しだという。新会社は林さんの“1人会社”でオフィスもないため、屋根や壁もなくなる。 それって大丈夫なのだろうか? そもそもなぜ今独立したの? サイトは本当に維持できるの? 赤裸々な実情から収支構造、サーバやCMSの詳細まで、林さんにぶっちゃけてもらった。 自分でやれば、「やめろ」って言われないから ――2002年から21年間、大手企業の傘下で運営されてきたサイトが独立とは驚きました。 「自分でやりたいな」という気持ちはずっとあったんです。そうすれば「やめろ」って言われないから。雇われている限り、サイトをやめろって、いつか言われるんじゃないかと。 続けるかやめるかの判断を、自分じゃない人が握っているのは嫌だなあと思っていて。仮に黒字化したとしても、次の年は5%成長とかを期待されますよね。何の
最初のブームから20年近くたった現在、「ぷりんてぃん」の初代運営者(案内役)である未女子日女(みめこひめ)さんは今何をしているのか。時間がたった今だからこそ語れる当時のこと、そして現在について、初代・未女子日女さんに独占インタビューを行いました。 ◼ そもそも「愛の妖精ぷりんてぃん」って何だったんだろう…… 「愛の妖精ぷりんてぃん」とは、2004年に突如2ちゃんねるをはじめとするサイトで話題となった一風変わったサイトです。当時はまだ現在のようなSNSやブログなどは主流ではなく、個人ホームページ全盛期の時代。国産SNSの「mixi」が始まったのがちょうどこの年でした。 いわゆる「インターネット黎明期」と言える時期で、現在よりも「不思議」なサイトは数多くあったのですが、その中にありながらも群を抜いて「異彩」を放っていました。 サイト全体のデザインは、ピンクや黄色などの原色をベースに、これまた奇
Webの歴史とはどんなものだったのか 並行世界Web1~Web3ではない、現実世界のWeb以前~Web創世記を語ってみた(1/4 ページ) 某社から出版された書籍が、並行世界のWebの歴史を記述しているとTwitter界隈ではちょっと話題になっている(なんか今見たら販売中止になってしまっている)。 別に筆者としてはそれをあげつらうつもりは全くなかったのだが、またしても担当編集の松尾氏より「僕らの知ってる世界線でこのあたりの時代の流れを書いていただけたらと。httpと並行してGopherがあったあたりの」という、分かる人間にしか分からないような依頼が飛んできた。 「Web3関連の書籍とか情報があって、そこでWeb1というのが出てくるんだけど、そこで情報が錯綜しているようなので、僕らが知っている歴史についてまとめておく、みたいな立て付けで」というので、「第三者から見ると大原が若い筆者をイジメて
平成最後の年、2019年1月に、NHKが20年以上に及ぶインターネットの歴史をひもとく番組「平成ネット史(仮)」をEテレで放送する。番組説明によれば「『テキストサイト』や『2ちゃんねる』から『着メロ』『写メール』、そして『フェイクニュース』まで、平成の終わりに、その時代を活躍した多彩なゲストをスタジオに迎え日本のネット史をひもとく」という。 公式サイトでは、2ちゃんねるを代表するキャラクター「ギコ猫」が講義をしているアスキーアート(AA)がトップページに描かれ、「Windows 95のデスクトップ画面」「ダイヤルアップ接続の音」などの動画も公開。“懐かしい雰囲気”が漂う。番組の放送が発表された直後から、ネット上では「面白そう」「インターネット老人会にウケそう」「これをEテレで放送するのか」などさまざまな声が上がった。 「『平成ネット史』というと固いじゃないですか、だから(仮)が付いているん
1995年にサービスが開始され、その安さと通話品質の良さで、根強いファンがいた日本発の簡易携帯電話サービス「PHS」。そのPHSは2018年3月31日で新規受付を終了します(法人向けのテレメーター用プランを除く)。 PHSの中でも大ヒット商品だったのが、2004年に発売された京セラのAH-K3001V、通称「京ぽん」でした。日本初のフルブラウザ搭載ケータイであり、当時は画期的だったパケット定額制にも対応。 「月々4200円程度で、PCサイト閲覧も含めたインターネットが使い放題」という夢のような環境に、熱狂の渦が巻き起こりました。発売後数カ月は品薄が続き、入手困難の状態だったのです。 【参考記事】愛称は「京ぽん」 日本初のOpera搭載ケータイ「AH-K3001V」(懐かしのケータイ) 発売当時は入手困難だった、京ぽんことAH-K3001V このヒットのおかげで、当時既に落ち目と考えられてい
2000年代に人気を博した伝説的テキストサイト「バーチャルネットアイドル・ちゆ12歳」が久々に更新され、インターネット老人会がざわついた2月14日(関連記事)。しかも更新内容も「わたし、バーチャルYouTuberデビューします(意訳)」という衝撃的なもので、ネット上では「本当に2018年か……?」「大御所きたな……」「古代の遺跡から魔物が復活した感じある」など戸惑う声が次々とあがりました。 「元祖バーチャルネットアイドル」はなぜ突然バーチャルYouTuberになろうと思ったのか、今後はどのような活動を予定しているのか。ちゆ12歳さん本人に質問を送ったところ、次のようなコメントをもらうことができました(取材協力:かーず)。 お久しぶりです(YouTubeより) バーチャルネットアイドル ちゆ12歳(画像提供:ちゆ12歳さん) 突然のバーチャルYouTuberデビュー、驚きました。差し支えなけ
個人ニュースサイトの開設日を調べました。併せて、サイトの現在状況を下記の5区分で示しました。 【継続】・・・2017年5月現在から見て過去1年に更新有り。 【路線変更】・・・サイトの内容は変わったがサイト自体は続いている。 【休眠】・・・2017年5月現在から見て過去1年に更新は有るが、更新内容が生存報告など、事実上の休眠状態。 【更新停止】・・・更新停止。 【消滅】・・・アクセス出来ない。 開設日調査ってやってるとキリが無い為、一旦公開。まだ製作中です。よって随時更新しています。これだけの数を調べるのは疲れました…。サイトの開設日調査って慣れたものとは言え、大変な作業です。開設日調査の方法は、基本的には『Internet Archive』で過去のページを見ていく。というのは皆さん想像出来る事だと思うのですが、実際にやってみると上手くいかない事が多い。ここで腕の見せ所、となるわけです。その
20世紀の遺産・ワープロ(ワードプロセッサ)。文章の入力・編集・印刷ができるためPCが登場する前は大いに普及しました。しかしPCが普及した90年代後半からは売り上げが落ち、とうとう2003年9月に全て生産中止に。 PCに負けた要因の1つがインターネットへの親和性の低さでしたが、実は後期には、「ネット接続機能」を備えたワープロがいろいろと登場していたことをご存じでしょうか? 本記事ではその「ネットにつながるワープロ」を手に入れて、2018年のインターネットの世界を閲覧してみることにしました。果たしてまともに見られるのでしょうか……? 当時のプレスリリースより 当時28万円の最新機→2000円で入手 今回手に入れたのは、シャープが1997年9月に発売した、書院「セリエ MR-2」。 12.1型のDSTNカラー液晶(当時の業界最大) フォト印刷対応400dpiカラーインクジェットプリンタ搭載 ブ
90年代後半から2000年代にウェブ制作を経験した者なら『とほほのWWW入門』と聞いて、ピンと来ない人はいないだろう。同サイトは、HTMLやJavaScript、Ruby、Pythonなどの基礎知識が学べる、ウェブ制作初心者にとってはバイブルのような、とてもありがたい存在だ。サイトが開設されたのは1996年。国内でインターネットが普及し始めた初期からある老舗サイトで、お世話になった人も多いはずだ。 2016年10月を最後に更新がされていないようだが、それでも20年間コンテンツを出し続けるのは、かなり大変なことだったのではないか。同サイトの管理人・杜甫々(とほほ)さんは、いったいどのような人物なのか。サイトを開設したきっかけやインターネット初期の空気感などについて、話を聞いた。 「とほほのWWW入門」管理人・杜甫々さんとは? ――今回は取材に応じていただき、ありがとうございます。杜甫々さんは
この画像を大きなサイズで見る インターネット上のトレンドは、日々ものすごいスピードで移り変わる。今日話題になっているネタだったとしても、明日には忘れられてしまう可能性だってあるのだ。 海外で人気のソーシャルサイト・ナインギャグが、インターネットで盛り上がったネタを永遠に残す計画をたてた。それがけっこう壮大で、きっと未来人もびっくりなんだ。 巨石にネットで話題のネタを彫って埋蔵 ナインギャグの9周年記念として進められたこの企画。インターネット上で最も愛されたネタを彫り込んだ巨大な石碑を、砂漠の真ん中に埋めようというものだ。 9周年にちなんで9つのネタを選ぶため、ナインギャグでは同サイトのフォロワー1億5000万人を対象にアンケート調査を実施。大好きだったネタを尋ねたところ65万人以上が回答し、独特な構えで塩を振るトルコ人「シェフ・ソルトベイ」や、世界を席巻したピコ太郎の「PPAP」、おもしろ
話題に少し乗り遅れたけれども、別に、現在の状況にどうこう意見があるわけではないので、まあいいか。と思って。 ※6/19:ブクマで指摘のあったビットとバイトを混同している部分を直しました。 231kB:jpg高画質(10)h812 PR広告の可否についてまで話があるところまでそっくり。 ちょっと前にインターネットのサイトで、PR記事にはPRと書くべきかどうかっていうような議論がありました。その議論の中の意見の可否、なにが正しいのかは別として、その中で“ギガが減る!”という意見があり、“あっ!これ15年以上前にテキストサイトで観たやつだ!”とおもって、ものすごく懐かしい気持ちになりましたよ。 分かりやすく説明すると、当時のインターネット回線は64kbsという今の携帯回線に比べても10倍以上遅いという貧弱なもので、動画はおろか、テキストだけで構成されているサイトでも、表示に1分近くかかるという状
かつてインターネットで一世を風靡したテキストサイト、別名日記サイトの歴史を知ろう。 「侍魂」「兄貴の館」「ろじっくぱらだいす」「一流ホームページ」「かまくら」「オレイズム」……。ネットで日記を書いているだけでモテる時代がかつて存在した!? こんにちは。ヨッピーです。皆さん、同窓会はしてますか? 元同級生や部活の仲間など、久々に会う仲間たちと懐かしい話に花を咲かせるのは楽しいものです。 そんな「同窓会」を後押ししようと、ビールの定番としてお馴染みのキリン一番搾りが「同窓会メーカー」というサービスを開始しまして、このサービスのPRのために「同窓会をやってほしい」と依頼されました。 同窓会メーカーはテーマを決めて仲間と気軽に同窓会が開け、予定調整まで出来るWEBサービス。会の後も集合写真を加工できる同窓会カメラで盛り上がれるそうだ。その同窓会メーカーの中身を見てみると、「え?それって同窓会なの?
2016年現在、なんとなくネット上で使われている「メンヘラ」という言葉。 あなたは「メンヘラ」がいつ・どこで生まれたかをご存知だろうか。私はなんとなく「2chのメンヘル板とかでしょ?2007年ぐらいにはもう知ってた感ある」ぐらいにしか思っていなかった。 しかし、ここはメンヘラ.jpである。そして私は今無職で、無限に時間がある。 「メンヘラ」の起源をじっくりと紐解いていくには今、このタイミングしかない。「メンヘラ」の起源を知りたい。 そこで今回は、2ちゃんねるのメンタルヘルス板の過去ログを丹念に掘っていくことで、「メンヘラ」という言葉が生まれた時期の特定を試みた。 かつて「メンタルヘルス板」は「躁鬱板」だった そもそも「メンタルヘルス板」の事をご存じない方のために、ここで2chメンタルヘルス板について軽く説明する。 「メンタルヘルス板」とは、巨大匿名掲示板群「2ちゃんねる」の中にある、心の健
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